ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ -8ページ目

ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネージャーとは一体何者か? 
  介護保険制度が生み出した、このバカげた職種をぶった切る

 高齢者施設でお年寄りに対する虐待がよく報道される。

 

 そもそもお年寄りの生活支援をする介護職員がなぜ、このようなことをするのか?


 報道では介護職員を犯罪者として「悪い人」として描写して、「悪い人が傷害罪で捕まった」で終わらせるが、実は、それほど単純な話ではない。


 だから繰り返されているのである。


 例えば、深夜時間帯にベッドから起きてしまうお年寄りがいるとする。

 しかし、高齢で足が弱っているこのお年寄は起きて、その後、立ちあがろうして、必ずと言っていいほど転倒するのである。

 ならば、初めから車いすに座ってもらえば良いと考える。当然、この職員は車いすに座らせるが、この年寄り、今度は、車いすから立とうとして、やはり転倒するのである。


 このようなとき、普通の人であれば、安全のために、「ベッドに柵をつけて起き上がれないようにする」、あるいは、「車いすから立てないように安全ベルトを付ける」という工夫をするが、福祉という特殊な世界は、これを、「身体拘束」といい、厳しく禁止しているのである。


 つまり、どうにもならないのである。もちろん、世間の常識では、「立てないのに勝手に立とうとして転倒したのだから自己責任でしょっ」となるが、施設という特殊な空間では、この理屈は通らない。


 ではどうなるか?というと、そこに居た介護職員に責任を押し付けるのである。「何故、見守っていなかったのか?」。


 しかし、介護職員はそのお年寄り一人を見ているわけではない。特に夜間は、介護職1人に20人から30人のお年寄りが守備範囲になる。

 一人につきっきりになることはできない。

 

 その職員は事故報告書を作成しなければならず、忙しい中、その年寄りのおかげで仕事を増やされるのである。


 普段から事務仕事をためてしまっているこの介護職員。時間のある夜勤時間帯にそれをしようとしているところで、このような「バカ年寄り」に仕事の邪魔をされれば、切れてしまうもの当然ではなかろうか?眠くても寝られない深夜時間帯であれば、切れないほうがおかしいのである。


 もう一度言うが、「だから」、繰り返されるのである。


 

 ケアマネージャーという馬鹿げた無意味な職業について、いろいろ述べていますが・・・。


 何人かの方々から、ありがたいコメントをいただくも、批判的なコメントがないことに不自然な印象を受けています。


 以前、「ケアマネドットコム」や「ケアマネオンライン」といった、ケアマネ支援サイトの掲示板にて、この「ケアマネ不要論」に触れようものなら、嵐のような集中砲火をあびていました。

 それが楽しみの一つでもありましたが・・・。

 

 しかし、これらの支援サイトの主催者は、しばらくすると、私を出入り禁止にしてしまっていました。

 よほどの危機感を感じているようで、それはそれで、また複雑ではありますが・・・。「都合の悪いことをいう奴は、粛清する」という国と同じことですから。


 しかし、いざ、この「アメーバ」のように、例えるなら「国際社会の現実」の中にはいると、「ケアマネトットコム」や「ケアマネオンライン」のような独裁国家の理屈が通らないことに気がつくのでしょうか?

 また、反論できない内容であることを察知しているのでしょうか?


 かわいそうな人達です。

<レンタル品の紹介と導入>


 亡くなった私の父の介護を通して、ケアマネ不要論の象徴のようなことがありました。


 自宅で看取りを控えた私の父。車いすには乗れましたが、ほぼ寝たきり。


 ベッド上で何かをすると、体がベッドの下の方へずれて行ってしまいます。そのため、引きずってベッド上部に戻しますが、エアーマットの上を引きずると体が痛いとのこと。


 そんな中、レンタル業者さんが既に借りているレンタル品の点検に来た際に、何気なくそのことを話すと、体の下に敷くとベッド上を楽に引きずることができる、特殊な布のレンタル品を紹介してくれました。


 確かにその特殊布を体の下に入れると、ベッド上を軽く楽に引きずることができ、父も「いいね」というほどでした。


 さぁ、ここで、私と父は、レンタル業者さんとの間で、サービス内容の追加で、見事な介護負担の軽減を実現しましたが、・・・・・。


 さて、ここでケアマネさんのすることって、一体何でしょう?



 実は、利用者と事業者の決めたサービス内容の理由づけたるプランというゴミになる書類を作るのみ。


 レンタル業者から連絡をもらったケアマネさん。ゆがんだ表情で訪問してきて、作成したプランの受領印たる印鑑をもらって帰っていきましたが・・・。


 その後ろ姿を見送った父・・・。近い将来、死を迎える自身と比較して、その悲哀さに同情していました。


 

 「白澤政和くん、君はなぜ、こんな意味のない職種を考え出したのかね」


 現場を何も知らない大学の先生が、人々をどれだけ苦しめているのか?「白澤くん、大いに反省したまえ」