ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ -9ページ目

ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネージャーとは一体何者か? 
  介護保険制度が生み出した、このバカげた職種をぶった切る

 安倍総理大臣の一億総活躍に向けた「介護離職ゼロ」の取り組み。


 報道では「ケアマネの役割がますます重要になるなか、現場ではどのように介護家族を支えているのかアンケート調査を行った」とのこと。


 高校生でも合格できるケアマネの資格。


 その難関?資格を持ったケアマネさんの役割が今後ますます重要になるとは、到底思えないが?????


 そもそも、「姥捨て山(特養)をたくさん作ろう」と言ったことと矛盾はしないか?

 確かに特養にも施設ケアマネがいるが、これが、ゴキブリのような存在であることは誰しもが気が付いているところ。



 安倍さんは、憲法を改正して、普通の国のように、「戦争できる国」にしようとしている。これはもっともなことだ。

 しかし、経済や社会保障については、今一のご様子です。


 労働者派遣法の改正やホワイトカラーイグゼンプションの説明で「自由な働き方ができるように」と、その理由を訴える。

 しかし、現行のアルバイトやパート、そして正社員の雇用体系でも、充分に自由に働くことができることを知らないのか?


 誰かに言わされている安倍さん・・・。

 安倍総理大臣の発言。


 安倍さん:「介護離職ゼロを目指して、姥捨て山をたくさん作ろう」


 私:    「・・・」「???」



 だってそうでしょう。


 今、厚労省で旗振りしている「地域包括ケア」と逆方向の話ではないですか?


 「地域包括ケア」とは、「住み慣れた地域・自宅で、住み慣れた人々と生活できるように」するための施策です。

 つまりは、援助者が包括的に連携してその人をケアすることで、地域での生活が継続できるようにしようというではなかったか?


 これは、どうなったのかな???




 安倍さんの言葉には、具体的に「特養の整備」という言葉が出ていたが、これ以上「姥捨て山」を作って、人材が確保できるのか?


 また、財政負担はどのように考えているのか?まるで、一頃の民主党のような無責任な進軍ラッパだ。


 たくさん特養を作れば、当然配置義務があるケアマネ職も必要になるが、例によってゴミになる書類を作るだけの人間に多額な税金が投入されるのだから、この点においても絶対に承服できない。



 

 そもそも、姥捨て山に捨てられる年寄りは、とにかく我が儘が多いように感じる。「介護が必要だから」といよりも、人間的に難があって、ただ追い出されている感じの人がやたらに目がつく。

 私の特養での介護職としての印象ではあるが・・・。



 何かが違うんじゃないんでしょうか?????

 阿倍総理大臣が突然宣言した「介護離職ゼロ」。


 私は、自民党支持者ですが、こればっかりは、何とも理解しがたい。


  

 具体的に何をするつもりなのでしょうか?


 おそらくは、「特養を沢山作りましょう」という単純な発想なのでしょうが・・・。



 ところで、その特養に勤めている私は、毎日、そこにいるお年寄りの嘆きや悲鳴を聞いて仕事をしています。


 「こんなところにいるのなら、死んだほうがましだ」


 「助けてくださ~い」


 「帰りてえよ~」


 姥捨て山に捨てられた年寄りの嘆きや悲鳴・・・・。



 近い将来、君たち政治家も、この姥捨て山に捨てられることの覚悟はできているのであろうか?


 


 ところで、ケアマネさん、こういう悲劇に対して、一体、何ができるのでしょうか?


 実は、何も出来ないのがケアマネさんなのです。


 ケアプランなどという馬鹿げたゴミになる書類を作るだけです。



 このあたりに一定の権限があれば、・・・。


 例えば、自宅の環境を調査して、居宅サービスに切り替える指導ができるとか?


 でも高校生でも合格できるケアマネの資格を持った人に、こんなことをやらしたら、危険ですかね???