正月休みに久しぶりの静岡駅で一泊
飯を食うにしてもどこにしようかとうろうろして、結局外から見て面白そうだし待ちはいなそうだったのでこちらに入ってみました
刺身と天ぷら酒場 ごっつぁんです。
中に入るとびっくりする様な大箱のお店
席数数えなかったけど50とかではなく100〜の席数がありそうに見える
そしてそんな空間が通しで見れるのが自分的にはかなり好感度高い
そしてこちらもほぼほぼ満席
自分にとっての酒場の原点と言ってもいいくらいの田無にかつてあった大庄グループのお店、鮮之庄を思い出させてくれる空間
店内の造りは鮮之庄と全然違うけどこの個室居酒屋の対極を行くような造りがいい
かなり好み
ちなみにこのしばらくあとに喫煙可のお店と気付いたんですが店内の広さや天井の高さのせいかあまり他のお客さんの煙が気になる事も無かったのがまた良かったのかもしれません
ファーストオーダーはこちらでもホッピーでいきます
ただこちらは白のみ
白セットとウーロン茶で
このお通しの春雨も美味しかった
かみさんはオールフリー
ウーロン茶飲んでるうちに氷が溶けて中の量が多く見える
ホッピー注いで頂きます
白は久しぶり
もともとは白ホッピー飲みだったけどある時期から黒に転向し以来黒があれば常に黒を指定するようになりました
メニューをざっと拝見すると店名にある通り天ぷらと刺身はもちろんあるけど他にも大抵の物は何でもある感じ
この辺も自分が若い頃の居酒屋感を感じる
つまみはおすすめボードにも記載のあった南マグロの赤身刺身から
赤い色が強くて写真映りはあんまりかもしれないけど結構美味しかった
醤油は通常の他、九州の方にあるような甘口醤油も完備
両方試してみたけど自分は通常の方が好きだな
釜揚げしらすと桜えびのサラダ
メニューに「ごっつぁん盛り」と表記がついてるものがあるけど大盛りで3〜4人向けらしくこちらもその一つ
警戒したけど二人でも全然食べ切れそう
ただこちらのお店、全く別のところだけどメニューに少し誤解を招く表記があったので、もしかしたらこれも普通サイズで別にごっつぁん盛りではなかったのかもしれません
お味は美味しい
アボカドとサーモンのさっぱり和え
トロサーモンとアボカドに玉ねぎ、いくらが入ってフレンチドレッシングなのかな
これも自分は好きな味
静岡の地酒が揃ってるので前日は控えた日本酒も
志太泉の開龍
藤枝市のお酒みたいでお初
いい表面張力
中も追加
確認できなかったので間違ってるかもしれないけど、この中の量で作ったホッピーを飲んで焼酎は20度かもしれないと感じた
そしてまた料理に戻りこの日一番気に入った黒はんぺんのフライ
黒はんぺん自体は食べたことあるけどフライは初めて
一口かじるとイワシのフライみたいな味だけどはんぺんなだけあって口当たりは滑らか
イワシのフライの様に小骨も無くて食べやすい
以前、別のお店で炙りやおでんの黒はんぺんは食べたことあるけど、自分の少ない経験の中ではこの食べ方が一番好きだな
すごく気に入ったので自分の店でも出したいなと思った
うちはフライヤーないけど
そして再度メニューを見るとおでんの方にブランド品なのか丸六 黒はんぺんと書いてあった
フライも同じものを使ってるのかな
翌日、静岡駅のお土産コーナーに黒はんぺんのフライ見つけたけど買ってくれば良かったな
丸六が気になったので同じく丸六の名前がついてる丸六板わさも
こちらも普通に美味しいけど黒はんぺんフライほど「おお!」とはならなかった
最後は鶏せせりの鉄板炒め
タレ塩あってタレでお願いしてみた
せせりは前日の備長扇屋と同じ感じ
でももやしとあわせると美味しかった
よそ者の自分からすると観光客目線になり、もし静岡に来たらと思うものが大体揃ってると思うし、今回頂いた物は全部美味しかった
そしてこのビアホールみたいな広い空間にガヤガヤ集ったお客さん達の雰囲気も好き
最近は少なくなってしまった気がするけどこの感じの居酒屋が元気に残っててくれるのは嬉しくなる
自分が若い頃はチェーン系の総合居酒屋がまだまだ元気で流行ってた
こちらのお店がいつからあるのか、この時は正月だったので普段がどうなのか、わからないことはたくさんあるけど、この時ここで感じたのは総合居酒屋みたいな飲み屋だっていいお店だったらちゃんとお客さんに支持されて残れるんじゃないかなと言うこと
この日泊まったホテル、プリブェさんも良かったけど両方初回でだいぶ入れ込み過ぎたのもかもしれないので、次にこちら方面に来る時は両方とも再訪して確認してみたい