ぷーたの目指せ!!世界一周!!! -9ページ目

バクー上陸


バクーの光

アゼルバイジャンのバクーに着いたのは夜中の1時。
入国の手続きやらで結局、自由の身になれたのは夜中の2時を過ぎた頃。
ここで2分ほど考えました。

宿を探すか、ここのベンチで眠るか。
めんどくさがり屋のオレが出した結論は、当然のことながら
ベンチで眠る。4~5時間もすれば太陽も出てくるだろう。
そしたら動き出せる。いままで待った時間を考えればすぐだろう。
って簡単に考えてたら、すげ~ツレぇ~の!!
てかサミ~の!!

バクーの待合所はいちお屋根も付いてる、壁もある。
だがドアが無い・・・。風がピュ~~~~。
それでも持ってる服全部羽織って。飛行機に乗ったら何故か
カバンの中に入ってたブランケットを2枚、頭からかぶって耐えてた。
1時間ほどその状態で必死に眠りにつこうと頑張っていると、
誰かに呼ばれたような気がした。顔を上げてみると、船で一緒だった
オーストラリア人とトルコ人が立っていた。
オーストラリア人の彼は、オレの残念な格好をみて寝袋を
持ってきてくれてた。
トルコ人のおっちゃんはトラックで寝ようと言ってくれた。
ちょうど助けてくれようとしたタイミングが一緒だったのね。
お言葉に甘え、おっちゃんのトラックで寝ることに。
このおっちゃんは、トラックと一緒に船に乗りトルコを目指して
走るという。
オージーは4人組みの2台で旅をしてるんだけど、
1台はすげ~ボロボロ。クラッチいっちゃてるし・・・
よくこんなんで、旅に出ようと思ったね!
ってくらい。ファンキー。

そんな感じで人のやさしさに甘えながら、トラックの中で
ヌクヌクとぐっすり寝てました。
最近のトラックはアレだね。すごいね。
キャビンの中に2人が寝れるスペースがある。二段ベットみたいに
なってる。そんでもってエンジン掛けてないのに暖房があって
暖かく、暑かった。
朝、おっちゃんとオージーにありがとってして宿探し。
地図は手元にあるのになかなかたどりつかない。
すぐに人に聞くのがイヤなオレ。宝探しやっててどこあるの?
ってすぐに教えてもらっても、つまんないでしょ??
苦労して探し出す所に意味ってか、楽しさがある。
それに迷ってグルグルしてると、なんとなく街の雰囲気が
わかってくるし、道も覚える。
特に街に来たばかりは重要。
時間があるときは、道に迷うべき!!
って事で朝から宿探しができたために、時間がたっぷり。
地図と睨めっこしながら歩いていたら2時間以上道に迷ってた。
重いバックパックを背負いながら、2時間歩く。
辛くて泣きそうになったので、人に聞いてみる。
するとまったく逆方向に歩いてたらしい・・・
2秒後にはタクシーを止めることを決意しました!!(笑

バクーは綺麗な街・・・・になるでしょう。
開発真っ只中!!って感じで工事中だらけ。
もう数年経てばきっとステキな街になるでしょう。
ただ失くさないで欲しいものは、海岸沿にある小さい遊園地。
すげー規模は小さいし、ほとんど誰も乗ってないし、
ゴーカートなんか火花出まくってるし・・・
もし1人じゃなかったらやりたかった(泣

アゼルバイジャンの目的。
それは今は亡きさとしの遺言。(笑
「フナルッグ村なかなかおもしろいっすよ~」
ってことでフナルッグまで行っちゃいます。
結構な辺境で何故か村までの乗り合いタクシーはジープばかり。
そして、そして何故かオレはそんなジープではなくボロボロの乗用車。
そして、そして、そして何故か、その車は柿売り。
うしろにたっぷり柿を載せ、いざ!フナルッグ!!



フナルッグに行くジープをピックアップした町のバザールの店。

ガイドブックに載せろと言われた。(笑

仕方なくオレのブログに・・・





この酔いはどっち??

船には乗ったよ。やっと出発できる。
オーストラリア人と「バクー!!バクー!!」
ってハシャいでたのになかなか、出発しない。
きっと荷物積むのに時間が掛かるんだろうと、気楽に考えていた。
船に乗れたのが嬉しくて、ウキウキしとって。(笑
少しくらい出発しなくたって、ここまで待ったんだそんな変わりない。

ただ、腹は減る。水も少ない。そんな時は寝るに限る。
4時頃に船に乗り、8時頃には眠りはいった。
朝になれば、もう船は走り出している。朝日でも撮ろうかな?

かなり早く寝たため、朝5時くらいには起きてしまった。
外はまだ暗い。今は何処だ?
キャビンの小さな窓開け、冷たい風が入って来る。
朝日はまだ出てないみたい。いい時間に起きられた。

・・・ん?

船動いてない??

なんで???
船乗ってからもう、12時間は経っている。それなのに未だに
港にいるって・・・どゆこと??
って、人に聞きたくても朝の5時。
しょうがない。もう一眠りしようか。

10時頃になっても船はプカプカと浮かんだまま。
もうベットの上にいるのにも限界。
それに腹が減った!!
メシを食べよう。と食堂に向かう。
パンと目玉焼きで500円ほど・・・高過ぎね??

こうなったら断食覚悟。と張り切ってみたものの、我慢できない(笑
夜、食堂に行き、他の客がご飯食べている所にそっと近づく。
だいたいウォッカを飲んでいるから、ぷーたお前も飲め!!
と、なるわけ(笑
あとは楽しく飲んでると見せかけ、必死にパンやつまみに
がっつくだけ。
もともと酒に強くないから、命掛け。
こいつらに合わせて飲んでたら、(速攻トイレ)コース。
しかし下手に断ったら、本気で怒り出す。
そんなギリギリのところで気持ち良くなっていたら、
1人の男がサンダルのオレに気が付く。
「ぷーた、サンダルしかねーの??」

「うん。ない。バクーで買うよ。」

「じゃーオレの部屋来い!!」

・・・言われるがままに付いて行くと。
バックをあさり始め、革靴を1つとかなり使い込んだ靴下を
渡される。
???が頭の上に付けてるオレを見て、
「これ、履け!!」

「う・・うん。」

「大きくない?小さくない?OK?」

「たぶん・・・OK。」

「じゃーこれで磨け!」
って靴磨きを渡された。
「ぷーた、タバコ吸う?」

「吸うよ。」

「じゃーこれ。」
ってマルボロ1箱くれた。
「よし、戻ろう。」


・・・よく、分からんけど。

ぷーたは革靴とマルボロを手に入れた!!
ここに、革靴バックパッカーの誕生!!

それでも船は動かない。

あまりにも暇で、あんまり人前には出したくなかったPCも出して
しまった。
そしたら、「そのPCが必要なんだ。」と必死に訴えてくる男が登場。
イヤだって言ってもしつこく、「なんで??」ってつぶらな瞳が
訴える。(笑
でもこれって簡単に言うと、
「このHなDVDが見たいんだ!!お願い!!
ロシア製だよ。一緒に観ようよ!!」
ってこと。
そーいやこの辺の人ってエロエロで、仲良くなるとすぐにエロ話。
携帯でHな動画見せてきて、喜んでる。
なかには日本の女子高生物まで。(笑
ホント中学生みたい。こいつら。
でつぶらな瞳に負けた(?)ロシア製に負けた(?)オレは
付き合うことに。
5人くらいで上映会。で2本も見せられた。
ま~言い訳をさせてもらうと、決して見たかった訳じゃないからね!!
ただ大事なPCを人に貸す、という行為をしたくなかっただけだから!!
いちお、言っときます!!!(笑

それでも船は動かない。

次の日の朝に窓の外を見たところで、景色は変わらない。
正直、暇な時間って嫌いじゃないからただボ~っとしてるだけでも
全然余裕!!
元々時間を気にする旅でもないんだ。いつ着いたってかまわない。

んなわけね~だろ!!
今日でマル3日!72時間暇しっぱなし。
もういいだろ!そろそろ。
もうイヤ~!って発狂しそうになってたと思ったら、
いつの間にかその日の夜、宴会にうまい事忍び込んでました。(笑
ま~どんな時でも腹は減るってことで。

ところがその日みんなが勢い付き、ビンがどんどん出てくる。
もう無理!!って言っても聞いてもらえない。
こんな時は、トイレ作戦。
トイレに行くって言って自分の部屋へ・・・
気持ち悪く寝ていると、数人が呼び戻しにくる。
気持ち悪いのに、体や頭をこれでもかってシェイクしてくる。
ごめん、ホント無理。吐いちゃうから。
って涙目でお願いして、なんとか許してもらう。

こいつらのおかげでホント気持ち悪くなって、
トイレでリバース。
もう、ダメ。頭ガンガン。気持ちワリーし、足もふらつく・・・

ん・・・

船・・・ 動いてる・・・?

妙にふらつくと思ったら、船も動いてたのね!!
やっと動いたのか。

じゃ寝よ。(笑

これだけ待った船の出発だったのに、酔っ払い過ぎたオレには
なんの感動もなく、早く寝たいだけだった。
むしろどうしてこんな時に!?今更??
もうちょっと待ってもらっても良かったのに(泣

今ゆっくりと船が動きだした。
アゼルバイジャンのバクーにはいったい何があるのだろう・・・





風邪ひいた。

港に着いた。
カザフスタンのアクタウから、
アゼルバイジャンのバクーまで。
カスピ海っていうデカイ湖を渡る為に・・・


来たけどよ。いつよ?出発。
時間を聞くたびに教えられる時間は変わる。
大体3時間くらいずつ伸びていくんだ。
夕方の6時が9時に。その後12時に。
朝の4時が昼の3時。その後夕方の6時。
この辺までしつこく聞いてたけど、もう諦めた。
いつか、出るんでしょ??

待合所は夜寒くて、風邪をひき熱を出した。
食料は余分に持ってなく、パンの一片が一食分って感じ。
そして、辺りには何もない。徒歩圏内には何も。

だけどそんなキツイ事でも、心の奥底ではどこか笑ってんの。

オレ。

実はオレ、Mなんじゃないの?って思ってしまうほど。(笑
熱を出して、食料も飲料水も残りわずか。
いつ出航するか分かんない船を待つ。
そんな状況がツライんだけど、おもしれ~の。(笑
しかも、靴が雨で濡れてたから外で干してたらさ・・・
無くなってた・・・
きっとあまりの汚さプラスぼろぼろさで「ゴミ」と判断
されたらしい・・・
だけどいいんだ。サンダルあるもん!!

港のスタッフもそんなオレをかわいそうと思ったのか、
チャイ(お茶)いる?
と気を使ってくれる。その時に一緒に出されるお菓子類は
立派な「食料」です。大切に食べました。
他の人には出さないのに、オレだけVIP待遇!!

しかもロシア語がダメなオレの為に、きれいなお姉さんが
わざわざ英語のできる人にメモしてもらった紙を、
見せてくれました。
いつ頃に出るだとか。何時間船に乗るだとか。
ずっとここで待ってるの?見たいな事。
なんかちょっとした一手間かけてもらうのがとても嬉しい。
しかも、最後の質問は
ちゃんと食べてる?だった。(笑

そして港の待合所で待ったのは50時間以上。
ようやくこれで船に乗れる。
実はもう1日長かったら、出国できないところだった。
外国人は5日以内にレギスト(外国人登録)しなければならない。
それがないと船には乗せないという。
車で旅をしているオーストラリア人の4人組みは
あわてて取りに行き、ギリギリセーフ。

出国審査ではロシア語しゃべれないって言ったら
呆れられ。毎度お決まりの、サムライ、ハラキリ、カミカゼ攻撃。
もうすっかり慣れた攻撃をヒラりとかわし、船に乗る。
いつ出発か??



何故か・・2日後・・・なんで??