緊張感があるよ、レバノンは。
レバノンは何故か国境によってビザの値段が違うとの情報を得て、
そりゃもちろん、安いほう(笑
てか、タダがいいに決まってんじゃン!!ってことでトリポリIN。
ダマスカスから行くとお金が掛かる(48時間以上。)と聞いて、急遽ルート変更。
なんと乗り合いタクシーで国境を越えることになるんだけど、親切なのかどうなのか
ゆっこさんの入国カードだけなぜか入管が書いてくれた。
オレにはちゃっかりカードを渡し、ゆっこさんには口頭で質問しながら入管が書いていく。
そんなオレはこれがイスラムかぁ~なんて思いながら、苦手な書き物をすることになる。
乗り合いタクシーとミニバスを乗り継いでなんとか宿にたどり着き、
外を歩くと・・・
これがオイラちょっと場違い??って誰かに聞きたくなるほどヨーロピアン調の
溢れる街に吸い込まれる。
ベイルートはお高い感じだけど、宿がキッチン付きなのがうれしい。
が!!期待していた我が相方が、オナゴのくせに(男女差別)
料理ができないときた。。。。
しかたなく、2人であ~でもない、こ~でもないなんて言いながら
ま~食えなくも無い夕飯が出来上がるのでした!!
ベイルートというかレバノンの一番驚いたことは、街や道路
至る所に兵隊さんがいるってこと。
緊張感がつたわってくる。
銃痕のあともベイルートの建物には結構あったり、戦車が待機してたりと
なかなか怪しい雰囲気がある。
そしてヒッチがとても簡単。しかも親切な人も多い。
貧富の差が大きいのか、街中にはリッチマンご用達の
お店も多くてここはさすがに入れませんなんてお店もいっぱい。
ちょっといい車。新しい車をヒッチすれば簡単に捕まる。
ミニバスがあんまり走って無い所は、かなりお世話になりました。
それから、シリアのアレッポ城で会って、ゆっこさんがカードを
吸い込ませた時に大変お世話になったトモ君にベイルートで会った。
シリア入国してすぐ、ATMが使えるところが無くかたぱっしから
見かけたATMを試していた。
そしたら、夕方暗くなる頃ゆっこさんのカードが吸い込まれた。
しかも、銀行は明日から連休という不運のおまけ付き。
そしてオレに「よかった~自分のじゃなくて」なんて思われる、
かわいそうな、ゆっこさん。(笑
トモ君にメールして宿まできてもらった。
彼はここの学生なので、レバノンの話をたくさん聞けてよかった。
大統領の選挙がなかなかできずにいることや、最近、近くで車の爆発テロが
あった話などレバノンはなかなか小難しい問題をたくさん抱えてる。
それを、ケロっと話すトモ君も印象的だった。
海外で勉強をしているトモ君。
海外で遊びまくってるオレ。
全くオレとは人間がちがうな~なんて思ってしまった。
全く違うから面白い。いろんな興味が湧いてくる。
そんな話をしてる時間が何よりも大切な気もする。
ベイルートでは面白い人にたくさん会った。
サッカーの試合を追いかけてメキシコからトルコに飛んで来て
そのまま、中東を旅しちゃってる人、ジャーナリストって言う
よく分からん仕事をしてる人。
情報ノートにめちゃくちゃセクハラについて悪口かかれてる、
宿のオーナー。
今でもちょくちょくニュースに出てくるベイルート。
オレが居た時期の前後には車が爆発している。
イスラエルとの問題も一向に解決せずに緊迫しているこの国でも
人々は生活していて、高級車に乗ってる人もいれば
路上で物乞いしてる人もいる。
もちろん笑顔だってある。
キリスト教の人もいればもちろん、イスラム教の人もいる。
ただ街にはでかい銃をもった兵士がいて、道にはいくつも
検問がある。それが日本とのちがいか・・・
シリア好きです。ほんとー好きです。
中東は人がいいなんて言うけれど、ホントにそうだった。
道を聞けば人はどんどん、もうウザイくらい集まるし、目的地まで
案内してくれることもよくある。
シリアは物価は安いし、人がいいオレの好きな国のひとつだ。
パルミラ遺跡やいろんな噂があるけど「天空の城ラピュタ」のモデルになった
っていう、クラック・デ・シュバリエ、ハマの水車、アパミア遺跡にクネイトラと
見所満載。
アレッポ城では人気者に。写真をとってもいいですか?っていつも聞く側だったのに
この時は逆に聞かれた。ウチの子が写真一緒に撮りたいって言ってるんだって
子供を使うおっちゃんはウケた。
パルミラではバイクタクシーの運ちゃんちに遊びに行った。
シュバリエはやっぱり高い所はいいね。ラピュタかどうかはわからんかったけど
下界を見下ろしながらのパチカ(笑
アパミアはジャイカの日本人の人に勧められ急遽行くことに。羊飼いの子供と
戯れ、バイク乗りのお土産屋にイライラした。
そしてクネイトラ。イスラエルに破壊された街を見に行ったよ。
なかなか観光が大変でゆっくりシリアを見ることはできなかったけど、
かなりたのしかった。
シリアは隣はイラクだしイスラエルとも隣接している。地図上ではなかなか
難しい国だ。そんな国で行ったクネイトラ。
クネイトラは破壊された街がそのままにされてる。ここに行くには
パーミッション(許可証)をダマスカスで取ってから行かなくては行けない、
なんとなく怪しいというか、緊張感がある場所。
そんな街は行かなくちゃでしょ??なにがどうなってるのか?
自分の目で確かめなくちゃ!!
パーミッションって言ってもそんなめんどくさいものでもない。ただオフィスに
行って、パスポートを預ける。10~15分くらい経てばすぐに受け取れる。
単に行く人のチェックをするみたいでなんてことない。
パーミッションを取ったあとは、クネイトラに行くだけ。
クネイトラに行くとタダでガイドが付く。
てかガイド兼見張り役でしょうか?この常識知らずが何をしでかすか解らんので(笑
街には数は少ないがUN(国際連合軍)がいる。こいつらと関連の施設は
写真NG。それ以外は自由に撮れるし、ガイドに言えば自由に行きたいところに
行ける。
崩れた家や、モスク、教会、病院には無数の銃痕。
よくもまーここまでってくらい、数え切れないほどの銃痕がある。
民家サイズの家はほとんどが、大地震でも来たんですか??
ってくらい、ペッチャンコ。
正直さ、この頃だね。イスラエルってなんだろう?
って興味を持ったのは。なぜ、他の国を攻撃する必要があるのだろうか??
全く解ってなかった。そもそもイスラエル自体がなんなのかさえも。
ただ、ただ今目の前にある崩れた家をみてそしてそんななかを牛飼いが
牛と一緒に歩いてくる。自転車を元気にこいでいる少年がいる。
矛盾にも思える風景をただぽか~んと見ているだけだった。
パルミラ遺跡は砂漠の遺跡だ、なかなか広い?長い?遺跡。
歩ける距離だけど、じっくり観て歩くとけっこうある。
そんでその先にあるのは丘の上にある、お城。
下から見上げるそのアラブ城は、なんかワクワクさせる。
そのワクワクのおかげで、そのまま直進してお城を目指す!!
石や岩が多い山だ。なんとなく道らしき跡がある。
きっとみんなも通ってるんだと思ったら、これがまたキツイ。
例によってオレは革靴です。(笑
砂漠をあるいて山を歩く。そしたら道だと思っていた道はいつの間にか
消えてるし。すぐそこに見えるお城なのに、なかなかたどり着けない。
やっと辿り着いて、お城の中に入り上から今度は遺跡を見下ろす。
そして、パチカしながらぼ~~っと。
なにやら達成感ってヤツですか?いっちょまえに感じてしまったわけで。
オレ、あそこから歩いて来たじゃん。へへ~~ん。となぜか優越感に浸る。
帰る時さすがに歩きではキツイってことでバイクタクシーを使った。
そしたら、宿に向かう途中バイタクのおっちゃんに「ウチに来ないか?」と誘われる。
正直オレは警戒したよ。ここはシリアでも1、2を争う観光地。そしてもうすぐ日が暮れる。
しかもこのバイタクのおっちゃんはそんな観光客を相手にしている人。
そんな人にウチに来いと言われホイホイ付いて行けますかっての!!
と、どうしよっかな~?なんて考えてると。
3人乗りで真ん中に座っていたゆっこさんがホイホイと返事をしている。
どうやら行く気マンマンである。(笑
人を疑うのは良くない。それは分かっている。
だけど、どうもこの旅で人を疑うという事が身に染み付いている。
どうしても疑ってしまう。どうしても怪しんでしまう。
それにオレは人を見かけで判断できるほどの、目を持ち合わせていない。
一方ゆっこさんは前回と今回ある程度、旅の経験があるにもかかわらず
ほとんど、痛い目にあっていないと言う。
単なるラッキーなのか、もともと人を見抜くという能力があるのか・・・
これまでにもゆっこさんと一緒になってから、何度と無くこういったケースが
あったけれど実際はオレの独り心配のし過ぎで終わっていた。
これは1つオレの中で迷いとなって頭の中にいつもいることになる。
結局この日はおっちゃんの家に行くことにした。
オレだって地元の人との交流は大切にしたい。それに家に行けるってのも
魅力。その国の生活が見れるから。
おっちゃんが言っていた家族にも会わせたいと言ったセリフ。これを
信じることにした。
行って見たらとてもいい家族だった。かわいいお父さん、お母さん。
いきなり来た異国人に対してもウェルカムと言った感じ。
お茶を飲んでお互いろくに話せない英語でなんとか会話。
アラビア語を教えてもらったりシーシャを吸ったり。
写真を撮ったりと楽しい時間は流れた。
帰り際イスラム特有の赤いターバン??頭に巻くヤツ。
よくイスラム過激派とかなんとかいってニュースに出てくる、
タリバンなんかが巻いているヤツ。
これ欲しいんだなんて言ったら、頭に巻いてくれて
写真撮影。お父さんとならんで撮った写真はとってもいい思い出。
ただバイタクのおっちゃんは可笑しなことを言ったよ。
「もし欲しいのならあげるよ。そしてお前がこの
お礼をくれるのはかまわない。」
意味わかんなかった。(笑
要は売ってやる。ってことでしょ??
それを回りくどく言うもんだから、分からなくなる。
正直ちょっと寂しかった。また金かぁ?なんて思ってしまったのも事実。
でも今までの時間はホントに楽しかったし、おっちゃんも金が目当てで
家に来いって言ったわけじゃないのは分かってるから、
頭に巻くヤツは快く買わせて頂きやした。
でもね、ゆっこさんにはネックレス?をプレゼントしてんの。
ひどくなーい? ひどくなくなくなーい??
アッラー恐るべし。
シリア大好きでやんす。隅から隅まで2ヶ月くらいかけて見たかったっす。
でも無理でやんす。のんびりできないんでやんす。レバノンに行くざます。
アジア脱出!!次はアラブ圏、中東だ!!
これからは中東でのお話し。強烈なアラブ人。イスラム人
今までもムスリムの国は通ったけど、これからはほんまもん。
なにかと問題のあるこの国で無事に旅ができるのだろうか?
と疑問を持ちつつも、旅はどんどん進んでいく・・・
シリアに入る時の話。
カッパドキアのギョレメからアンタクヤに向かう。次のシリアへ
入国するために。
が、アンタクヤで1泊する予定でいたのにもかかわらず何故か
今から、シリアに行くか行かないかでもめていた。
コリアンの男の子2人とジャパニーの女の子1人。このグループがそもそもの
原因。こいつらは2週間足らずでヨルダンまで行くって無謀な計画があって、
移動できるときは、移動したいみたいだった。
うちらは、もう日が暮れていてバスが無い事も知ってたしアンタクヤで一泊と考えていたので
バスの時間を確認してチケットを買おうと、バス会社に相談して買う寸前だった。
のにかかわらず、このグループが来て急変する。
210°くらい話が変わる。
コリアングループが来て今日なんとか出ねーか??なんて話が始まった。
やつらは最初、タクシーで行くって言ってたのに。
そしてしばらく話をしていたら、今からバスが出るって。なんで??
しかも、それにうちらも乗れとバス会社のスタッフが言う。
いやいや、うちらは明日にする。と言うと、明日は無い。なんて言ってくる。
ちょっと待って!さっきまでの話はなんだったんだ??
明日バスがあるから、朝来なさいって話はどこですか??
頭の中には
???ばっかり。
しかも、行かないってごねてるとタダでいいからって言ってくる。
正直、全く意味が解りません。
ドント、アンダスタンド。です。
はっきり言ってあやしすぎます。
どこのバス会社にバスをタダで乗せてくれる会社がありますか??
しかも、かなり急かしてくる。パスポートとよこせ。明日は無い。タダでいい。
今出るぞ。しか言わない。
何で??って聞いても同じ言葉が帰ってくる。
今はローシーズンでバス会社が1つしかないらしく、明日無いって言われれば
明日には出たいうちらは乗るしかない。コリアン達からはお金をもらうって言ってたが
金額的にガソリン代にもならない。
あきらかにおかしいが、考える余裕もあたえてくれない。どうしよう?
ここは1つ、騙されるの覚悟で乗ることにした。(笑
バスは立派なバスだった。トルコでいつも乗る綺麗で大きいバス。
そのバスに5人のアジア人が乗り込んだ。
どんなケースが予想できるかずっと頭で考え、それでも
これってものが予想できず頭の中がこんがらってるオレとは
裏腹にバスは順調に国境に向かって走っていく。
途中、のポリスに運転手が何やらお金を払ってる様子。
そして入国の際の入管にもお金を払ってる。
何でだ??ワイロを払ってでもうちらを運ぶ意味は無いはずだ。
それともアレはワイロではないのか・・・
そんな疑心暗鬼の状態でいきなりバスを降ろされた。
ここはどこだ?バス停ではない。ただの大きい道に降ろされた。
いやな予感がした。
そして今度はミニバスに乗れと。しかも金は払わなくてもいい。
こいつがバスターミナルまで連れてってくれる。
な~んて言うんだ。ホンマかいな・・・
で着いた先はバスターミナル。はい。目的地です。
はい。この世の中にタダで乗せてくれるバスがありました。
はい。無事に着きました。(笑
アンタクヤからアレッポまではい。タダでした。
なんだったんでしょう。
これが中央アジアなら、1モメあったと思うですがちょっとがっかりです。
でも1つ思いました。
これからは、怪しいと思ったら乗らない。
きっとその方がいいと思う。
昔、うちのママが言ってたし。
知らない人の車には乗っちゃいけませんって。(笑
無事にシリアIN。見所いっぱいのシリア。忙しくなるぞー!!














