ぷーたの目指せ!!世界一周!!! -15ページ目

エラー 99

サルタシュの朝、またもやヒッチをしなければならない。
今までもそうだが、ヒッチと言ってもお金は取られる。
この辺は通る車すべてがタクシーみたいなもんだ。
止めてから値段の交渉。だけどふっかけてくる人ばかり。
どうせ目的地までは行くのだろう?乗せないよりは
乗せて少しでも小銭を稼げばいいでないか?
そういう感覚が残ってるせいで違和感を覚える。
「高い。」
って言うとじゃーしょうがないとばかりにそこで終わり。
下げてもある程度までしか下がらない。
こっちが「ならいいや。」って言えばそれまでで
走り去ってしまう。
その辺の感覚がいまいち理解できない。
正直ただで乗せろ!!
って考えを持っているオレ。
とは言っても足は確保しなければならず、
しばらく足の速そうなカマスを探す。
カマスは速さが全然違って、積荷が多ければかなり
遅い。歩いたほうが早いんじゃないの?ってくらい(笑
そしたら向こうから明らかに速度の違うミニバンが走ってくる。
停めてみよう!!




停まったのはいいんだけど・・・
人が多すぎ。車内はギュウギュウ詰。
それでもパッカー2人分のスペースを無理やり
作ってくれて、なんとか乗れた。
乗れたけどツライ・・・
なんとか楽な体勢を確保しようと、あれこれ
体勢を変えたりとやってみるが、時間が経てば
すぐにツラくなる。
体勢を変えるっていっても冗談じゃなく、
数ミリの話ね。ミリ単位の世界で頑張ってました!!
それでもミニバンのくせにグングン、カマスを追い抜き
ながら山道を走っていく。横はもう谷底、崖で冷や冷やしつつ
それでもドライバーは横見てしゃべりながら走ってる・・・




途中タイヤがパンクして、交換している間の小休憩。
ここぞとばかりに飛び出して、気持ちいいほどの絶景で
立ちション。(笑















そんでもってこの絶景をカメラに収める。
カシャ、カシャ、カシャ。
とウキウキ気分で撮ってたら、途中から撮れなくなっちゃって、
エラーコードが出る始末。
やたら細かい砂埃がこの辺はいっぱいでそいつのせいか?
だけど~(泣  この旅の為にどうしても欲しくて、
思い切って買ったKISSデジちゃん。
型落ちしてて、一番安いの探してその時で7万ちょっとしたんです。
それが旅にでて1ヵ月ちょっとで壊れるって・・・ヒドイっす。


当然それからは、
カメラが壊れた事でオレの機嫌の悪さMAX!!
ずっとイライラして一緒のさとしが困ってた・・・(笑
ごめんの~さとし。
だけどカメラが壊れたのはかなりイタくて、
この旅では写真を撮るってのが1つのテーマだったから、
重いPCだってデータの管理するために持ってきたようなもんだし、
移動の時も一番大事にしてたのに!!
それでも車はお構いなしに走ってゆく。
オシュに着きました!!

大変過ぎる国境越え。

カシュガルからイルケシュタムの国境を越える。
そしてサルタシュ、オシュを目指す。
何が大変だって?
もう何もかも。
ブログにこうして書くことも大変です。
なので書きません。
詳しく書いたら、書いてる方も
読んでる方もくたばっちゃいます。
しかもあの大変さは伝わらないでしょう。
ってことで簡単に書くね。
中国側国境までは結構簡単に行っちゃいます。
カシュガルから乗り合いタクシーを乗り継いで、
国境まできたのはいいけど、国境が開いていない!!
時間が決まっていて、2時間くらいまったかな。
そのあと、キルギス側に車で行くんだけど
なかなか出発しない。
途中パスポートチェックがあるんだけど、
なかなか終わらない。終わったと思ったら運転手が
車を置いて行方不明。
仕方なく、歩きながら男の乗り物カマスをヒッチ。
カマスってやつは、ソ連製のトラック。
強くて遅い。だけど男なら一度は憧れる(?)
乗り物。
キルギスのイミグレまでうざいくらいパスポートチェック。
イミグレ通過したあと同じ建物内でパスポートチェック3回。
やっと終わったと思って次のサルタシュを目指すが、バスっていう
便利な乗り物はここにはなく、カマスをヒッチするしかない。
が!!しかし!!その日はつかまらず。
北斗の拳みたいなこの町に1泊するハメに。


翌日そこのおばちゃんに1000ソムとふっかけられる。



2人で30ドルくらいか?当然値切ったけど500ソムまで。
そのあと1時間くらいしてようやくカマスをヒッチ成功。


運転手がガンガン、ウォッカをあおる。
そしてお前も飲め!!と来る。
そして悪路!!
この道はやばいくらいの悪路。
コブシ大以上の石が敷き詰めてあるだけの、
道とは到底思えない、悪路としか言いようが無い
悪路。約80KMくらい続く。
しかも途中で横転してるカマスがあり、それを引き上げると言って
待たされ、数時間後まだ時間がかかるからと、
違うカマスに乗れって・・・
そんなこんなで夕暮れ時にようやくサルタシュっていう小さな町に。
しかも夜、雪が降りました。寒いです。
東南アジアから一気に来たもんだから、防寒具がなく
いまだにサンダルです。
簡単に書いてこんなもんです。
大変さ少しは伝わりましたか?
しかしこの悪路、チャリで渡るチャリラーもいるんです。
そしてみんなここが一番最低な道だと・・・
長々と乱雑に書いてしまった国境編。
読んでくれてありがとう。
できればもう少し・・・
もう二度と来たくないこのルートだけど、
もう一度、いつかまた来たい。
そう思えるほど、景色は最高に綺麗で。



ホントにここはいままでオレが住んでいた星と
同じなのか?とさえ思ってしまった。
色々と環境問題で騒がれている今日なのに、
ここはそんなものとは無縁のように思えてしょうがない。
空との境目まで続く草原の中、人工的なものは、
あのカマスだけ。カマスの上げる砂埃ですら綺麗だと
感じた。
そんな草原に太陽が隠れる少し前に、
思わず泣きそうになった。
あの時の感情が自分でもどんなものなのかは、
分からないけど。
ここの景色を見れた事を、
そしてここに居るっていう現実に、
感謝した。
思わず「ありがとう」って言いたくなった



カシュガル。



カシュガル。
ここから一気にキルギスタンを目指す。

っとその前に。
思い出を1つ。
正直に言うと中国に来たものの、移動、移動
でまったくと言っていいほど、思い出が無い。
ただ通過する為に入ったのだから、しょうがないのだが・・
チベットに行くこともできずに駆け抜けてしまって、
どこか寂しい。そんな風に思いながらバザールを歩いていた。
街の至るところに土作りの住居がある。
まるでそこだけ隔離されたように、他の街の雰囲気とは
違っていて、謎めいたものがある。
そんなトコがあるならいかなくちゃね。(笑
バザールから真っ直ぐ前方に見える、謎の集合体に
ロックオン。

「ここ入っていいの?」
とワクワクしながら細くて今でも崩れ落ちそうな木で
できた橋を渡る。
そこの住民達は何も言って来ないからいいかぁ~!!



すぐに子供達に捕まり、写真を撮れとせがまれる。
もうこんなのには慣れっ子だ!!全然困らね~!!
しばらく相手をしてやって、ズンズン奥に進む。
ここはいちお中国です。
だけどまったくの異国感でどこかにワープしてしまったみたい。
ワクワクが止まらない、心臓の鼓動がドンドン早くなっていく
この感覚が楽しくてしょうがない。










歩いているとさらに奥に入り込めそうな坂道。
その入り口にはちーっちゃなお店?出店。
そして良く分かんないけど、そこから先は
空気が違う。外見はみんな一緒なのに、
どこか入りづらい雰囲気が。
それもそのはず、上を見上げると


「NO ENTRY」

の看板。
普通なら(?)とりあえず行って見るんだけど、
すぐそこにはお店のおっちゃん。
ダメもとで聞いてみる。
坂道を指さして「行っていい?」
そしたら以外。行けって言ってる・・・と思う。(笑
言葉わかんないからね・・・
「行っていい?」ってのも日本語だし・・・
ホント通じてんのか?
「行っていいの~?」
また行けって言ってるであろうジェスチャー。
「ホントに~?」

「行っちゃうよ~?」

「ありがと。」






ドキドキしながら歩いて坂道を上がって行く、住民の怪しがる目をよそに
何も言って来ないから大丈夫と勝手ながら判断し、
この街の雰囲気に酔いしれる。
外で刺繍をしているおばちゃん達に、なんだそのジーンズは!?
ってオレの穴あきジーンズを縫われそうになったり、
シワシワのおばあちゃんに怒られたり。



こんなやりとりだけでも楽しんだな~!!
昨日、今日と散々笑われたこのジーンズ。
ずっとイライラしてたけど、こんな風にいじられるなら全然いいね。



さてさてこのあとどうしたかって?
そりゃ~ね。ご想像通り。
追い出されましたとも。
胸にIDぶら下げた何者かに。
「お前はなんなんだ?」
みたいなこと聞かれてたけど、
こっちが聞きたかったよ。
「お前はなんなんだ?」ってね(笑
そして「ここはなんなんだ?」ってね。
きっとここが旧市街なんだろうけど、
なんで入っちゃダメとかはいまだにわからん。
分かった事と言えば・・・

ここめっちゃ好き!!