カシュガル。
ここから一気にキルギスタンを目指す。
っとその前に。
思い出を1つ。
正直に言うと中国に来たものの、移動、移動
でまったくと言っていいほど、思い出が無い。
ただ通過する為に入ったのだから、しょうがないのだが・・
チベットに行くこともできずに駆け抜けてしまって、
どこか寂しい。そんな風に思いながらバザールを歩いていた。
街の至るところに土作りの住居がある。
まるでそこだけ隔離されたように、他の街の雰囲気とは
違っていて、謎めいたものがある。
そんなトコがあるならいかなくちゃね。(笑
バザールから真っ直ぐ前方に見える、謎の集合体に
ロックオン。
「ここ入っていいの?」
とワクワクしながら細くて今でも崩れ落ちそうな木で
できた橋を渡る。
そこの住民達は何も言って来ないからいいかぁ~!!
すぐに子供達に捕まり、写真を撮れとせがまれる。
もうこんなのには慣れっ子だ!!全然困らね~!!
しばらく相手をしてやって、ズンズン奥に進む。
ここはいちお中国です。
だけどまったくの異国感でどこかにワープしてしまったみたい。
ワクワクが止まらない、心臓の鼓動がドンドン早くなっていく
この感覚が楽しくてしょうがない。
歩いているとさらに奥に入り込めそうな坂道。
その入り口にはちーっちゃなお店?出店。
そして良く分かんないけど、そこから先は
空気が違う。外見はみんな一緒なのに、
どこか入りづらい雰囲気が。
それもそのはず、上を見上げると
「NO ENTRY」
の看板。
普通なら(?)とりあえず行って見るんだけど、
すぐそこにはお店のおっちゃん。
ダメもとで聞いてみる。
坂道を指さして「行っていい?」
そしたら以外。行けって言ってる・・・と思う。(笑
言葉わかんないからね・・・
「行っていい?」ってのも日本語だし・・・
ホント通じてんのか?
「行っていいの~?」
また行けって言ってるであろうジェスチャー。
「ホントに~?」
「行っちゃうよ~?」
「ありがと。」
ドキドキしながら歩いて坂道を上がって行く、住民の怪しがる目をよそに
何も言って来ないから大丈夫と勝手ながら判断し、
この街の雰囲気に酔いしれる。
外で刺繍をしているおばちゃん達に、なんだそのジーンズは!?
ってオレの穴あきジーンズを縫われそうになったり、
シワシワのおばあちゃんに怒られたり。
こんなやりとりだけでも楽しんだな~!!
昨日、今日と散々笑われたこのジーンズ。
ずっとイライラしてたけど、こんな風にいじられるなら全然いいね。
さてさてこのあとどうしたかって?
そりゃ~ね。ご想像通り。
追い出されましたとも。
胸にIDぶら下げた何者かに。
「お前はなんなんだ?」
みたいなこと聞かれてたけど、
こっちが聞きたかったよ。
「お前はなんなんだ?」ってね(笑
そして「ここはなんなんだ?」ってね。
きっとここが旧市街なんだろうけど、
なんで入っちゃダメとかはいまだにわからん。
分かった事と言えば・・・
ここめっちゃ好き!!







