ウナカンツォーネ。制限を学んだ後に知る自由。 | 矢向亜弓の日常ブログ

矢向亜弓の日常ブログ

シャンソン歌手矢向亜弓の日常ブログです。
2023年3月より樋口亜弓から改名いたしました。




2/2は、四谷三丁目のuna canzoneにて歌わせていただきました。

お越しいただきましたお客様、ありがとうございましたm(*^^*)m




この日は、

・無造作紳士
・カーザビアンか
・愛遥かに

・不実女の嘆き
・半ダースのバラ
・夕映えの二人


を歌いました。


左から、私、笠原三都恵さん、いさらい香奈子さん、井上千鶴さん。
ピアニストは合野典子さんでした。


素敵な先輩方のステージも勉強させていただきましたキラキラキラキラ























私は両親に良く叱られて育ちました。
学校の先生にも良く叱られました。


中でも、父と、水泳の育成コーチと、
中学二年生の時の担任の先生は特に怖かった。


怖かったのは、ぶたれたのが痛いとかではなく、
威厳が怖かったんだと思います。


父のゲンコツは痛くは無かった。
でも怖くて良く震えました(笑)



"自分よりも強く、絶対的に上である"
という、存在感と言うのでしょうか。


合わせてやはり敬意もあった上だと思います。


子ども心に息苦しさは覚えた気もするけれど、
制限を知らずに、自由なんて知れるのか?
と本厄を迎えたこの歳になり考えてみます。







18で上京してからも、最初に働いていた引っ越しの仕事でも、良く叱られました。
荷物が持てなかったり、梱包が遅いと良く怒られました。



後に銀座のお店で、歌い始めた時にも良く叱られました。
話し方や、礼儀や姿勢、沢山駄目出しされて良く凹みました。






やがて、これが叱りであるのか、例えば嫌がらせやストレスの捌け口、あるいはただ言いたいだけなのか、
何となく判断もついてきたりするようにもなってきたりして。


















お風呂上がりに手足に塗るヴァセリンを、塗りたくったり、

公園で転んで泥だらけになったり、

全身でヨーグルトを食べたり、

ラップやティッシュを引き出すのもまぁ‥

大いにのびのびやって欲しいなと。








ですが、
おにぎりを床に投げたり、

ワンコに自分のご飯をあげたり、

ワンコの耳や尻尾を力一杯引っ張ったり、

ガスコンロの火を消したり強めたりする時、

近頃は表情がしゅんとするまでしっかり叱ってみたりしています。


今はまだこの程度のことだけれど、

息子に、制限を学んだ上での良き自由を知って欲しいなと私は思います。



悲しいニュースが何度も何度も流れて、目や耳を通して心を蝕むけれど、
同じ子を持つ一人として、意思を持っていきたいです。











私側も、叱らなくて済む努力をしていきながら。












今後のスケジュールです

★2019年2月13日(水)

ラリエゾン定期ライブ


La Mand A(自由が丘)

open 18:30   start 19:00




★2019年3月2日(土)
蛙たち(銀座)
お時間は追ってUPさせていただきます。



★2019年3月28日(木)
る・たん あじる(新宿三丁目)
stage 20:00/21:00/22:00



★2019年4月10日(水)

ラリエゾン定期ライブ


La Mand A(自由が丘)

open 18:30   start 19:00





★2019年4月20日(土)
珈琲美学(学芸大学)
open  12:00  start 13:00





今年のバースデーライブの日程も決まりましたキラキラ詳細はまた追ってUPさせていただきます!!

★2019年6月2日(日)
樋口亜弓birthday solo live 2019

ウナカンツォーネ(四谷三丁目)

accordion 桑山哲也  piano 畑野圭慧