土曜日は稲刈りでした。
今年からは、完全にボクの責任のもとでの栽培となりましたので、
いつもの年とは違った受け止め方でしたね。
でも、
今年はひどかった…。
出穂期のちょい前くらいでしょうか、
「なんか、稲、背高くね?」
って感じたんです。
そしたら案の定、
お盆前に倒伏…。
そして倒伏は止まらない。
1枚しかない田んぼの3分の2くらい。
こんなに倒れたのは見たことがありません。 笑
それでも、
お世話になってる近所の若い兄弟が、
頼もしいことに刈ってくれましたよ。
ありがたいなぁ。
ボクの田んぼは、この2人に作業のほとんどをお願いしているので、
それなりに費用がかかります。
多分、お米を買って食べるのより、ほんのちょっとだけ安くなってるかな? くらいのもの。
それでも、
代々の田んぼを荒らしてしまうのは、仏さんたちに申し訳ない、っていうのと、
なにより、この田んぼが荒れてる姿を想像できない、ってことが、
ボクのモチベーションになってます。
なんだかんだ言って、
ボクの成長のそばにいつもあった田んぼや畑の風景。
それが途絶えてしまうことに、
おびえに近い抵抗感があります。
儲けとか利益ではなくて、
生きてることの土台っていうのかなあ、そういうものがおびやかされるって感覚です。
だから、
ひょっとしたらボクの代で途絶えてしまうものかもしれないけど、
ボクらはここで生きてるっていう実感のためにも、
動けなくなるまで、農作業は続けますよ、ええ。