現在ボクの所有となっている家は2棟あります。
自分が建てた家と、父たちが住んでいた母家と。
間を2間ほどの渡り廊下で繋いでいるので、
1つの家と見られますが、
2世帯がそれぞれに暮らせるように独立したつくりになっています。
あれは、遡ること今年の1月。
水道の点検の担当者さんが、
「多分、漏水してるから調べてもらって」と。
そこで、急いで地元の業者さんを頼んだら、
ボクの家の外水道の管が、どうやら地下で凍結して裂けているらしいことが判明。
まだまだ固く凍った地面を砕いてもらい、何とか修理してもらいました。
が、
その業者さんがいうには、
「こっちの家の管は直したけど、母家の方の漏れが酷いな」
メーターを見ると、
誰も使っていないはずの母家のパイロットが、
くーるくーると回っているではありませんか!
検針の人が言っていたのは、どうやら母家のことだったみたいです。
で、その業者さんにさっそく聴診してもらったのですが、
漏れ出している量がさほど多くないために、
どこで漏っているか特定できない、とのこと。
特定するには、配管に沿って庭を掘らなければならない、と聞き、
じゃあ、もう少し様子を見てから、と、そのままにしていました。
ところが!
次の検診での請求額が、1万2千円を超えました!
こっちの家ですら6千円なのに、
誰も住んでない方が1万2千円!
これは、もう、何とかしないとと思い、
前回とは違う業者さんに委託。
何度も丁寧に聴診してもらったけど、
やっぱり、特定は難しいと。
実は、うちの庭はアスファルトを敷いており、
漏れてる箇所を突き止めるためには、それを剥ぎとらないといけません。
それに、
45年くらい前に埋設した管なので、
改修した母家の基礎がその上に乗ってしまっていて、
もし、修理箇所が基礎の下なら、
地下まで掘り下げての大工事か、
ぐるりと敷設し直す大工事か、
どちらかを選ばなくてはなりません。
あと、もう一つは、
メーターのすぐそばにバルブをつけて、
母家の水道を使うときだけ、そのバルブを開ける、というもの。
いろいろと策は考えられますが、
兎にも角にも、漏水箇所をできる限り特定しないことには手が打てません。
部分的にアスファルトを剥がしながら、
掘ってもらうことにしました。
その結果!
母家の家屋から3メートルほど離れたところに漏水箇所を発見!
屋内と外水道への管の分岐のところにクラックがあったそうです。
よかったあ!
最悪の事態を避けれただけでなく、
おそらく1番安上がりに直すことができたと思います。
漏水に関してはツイてないけど、
修理に関してはツイている、と思います。
だいぶくたびれてはいるけれど、
父と母が残した家です。
まだまだ大丈夫でいてもらわないと。