アルマジロ・アマリリス旅団 -31ページ目

かぼちゃ

今日も朝から暑い。

今からこの暑さだと8月は40℃超えるんじゃないかと思わせる。



朝食を済ませた後、昨日図書館で借りてきた「星 新一」の作品を読む。

星氏の本は中学生の頃からはまって、実家には40冊くらいある。

ショートショートの神様と呼ばれるだけあって、質の高い作品が多い。


具体的に好きなところを揚げると、


・ 一話一話が短いため、一冊読み切らなくても途中で読書を中断できる。

・ 旅のお供などに大変重宝します。

・ また、直ぐに読み切ってしまうためかあまり記憶に残らない。

・ 2,3年するとまた新鮮に読めます。

・ 地名や人名など、固有名詞が出てこないので、いつの時代に呼んでも古臭さを感じさせません。

  これが一番重要かも知れません。


しかし、そんなに厚い本ではないので1時間程で読み終えてしまった。

読み易いってのも良し悪しだな。



そう言えば、旅行に行く前にもらったカボチャがあったなぁ。

直ぐにパソコンを立ち上げ、カボチャのレシピを検索。

「カボチャのそぼろ煮」発見。

これはありだなと密かに思う。


調理開始。

カボチャって予想以上に硬いんだな。

知らなかったよ、母さん。

中国飯店

茹だるような暑さ、今日は熱中症で倒れる人が出るに違いない。


今日は、名東図書館に本を返しに行く。

旅の間、お世話になった中国・九州地方のガイドブックたちである。

本を返すだけならば千種図書館方が近いのであるが、名東図書館で本の予約をしているため、

今日は名東図書館に行かなければならない。家からは歩いて20分くらいはあろうか。

自転車が謎の失踪を遂げて以来、大抵の所へは歩いて行ってる。

今現在一社に住んでいるが、今まで最高で、歩いて杁中までコーヒー豆を買いに行ったことがある。

知らない町を歩くのは何故だかワクワクするものだ。かなり疲れるが。


洗濯が終わり、家を出たのが午前11時。外はかなりの暑さになっている。

セミは頭がおかしくなったかのように、激しく鳴いている。

それでも、てくてく歩く。名東区は坂が多い気がする。登って降ってを繰り返す。

ようやく図書館に到着。本を返却。

手ぶらで帰るのも勿体無いので、適当に本を探す。

昔よく読んでいた「星 新一」を発見。2冊手に取る。

受付で予約していた本を受け取り、合計3冊借りる。


時刻はまもなく正午。昼ごはんをどうするか迷う。

外食にするか、帰って家で作って食べるか。

下した結論は外食。「中国飯店」に行こう。

「中国飯店」は以前から気になっていたお店で、口コミだがなかなかに評判がよく、

ランチがお得と書いてあったからだ。

いざ、「中国飯店」


到着。扉を開けて、2階に上がる。店はなかなかの繁盛振りだ。

でも指示されたとおり、1人で4人掛けのテーブルに座る。悪くない気分だ。

周囲を見渡すと、一人でランチに来ている女性はいても、男一人でランチに来ているのは自分だけだ。

そんなことを気にしても仕方ないので、さっさと 「味付け唐揚ランチ」 900円 をオーダーする。

ランチで900円はちょっと高い気もしたが、出てきた料理で納得。

味付け唐揚、甘酢餡かけ肉団子、春巻き、ザーサイ、お代わり自由のご飯、坦々麺

あとデザートのシャーベットにセルフサービスだがアイスコーヒー。

自分的には大満足した。


帰り道、「valor」によって帰る。

冷蔵庫に豆腐があったから麻婆豆腐を作ろう。

以前は麻婆豆腐の素を使っていたが、最近では豆板醤、甜面醤、オイスターソースなど使って料理している。折角主婦をしているのだから何事もチャレンジである。

足りない材料、挽き肉、椎茸、ニラなど買って帰る。

麻婆豆腐が上手くいくかどうかは神のみぞ知るところである。

名古屋

遅めの朝食を摂り、家から最寄の「ワンダーランド」前の京福バス停に行く。

バスが来るまでに少々時間があるので、散歩がてら「ワンダーランド」を見て歩く。


小さい観覧車、小さいジェットコースター、小さいお化け屋敷、小さい釣堀。

あまり広くない敷地の中にはその他にバンジー、逆バンジー、ゲームセンター、バッティングセンター、

カラオケボックス、夜のみ営業のアムールナイトなどが詰まっている。

まさにトータルアミューズメント。

でもあんまりお客さんは入っていない。料金が高いから。


バスで芦原温泉駅まで行き、福井敦賀米原大垣名古屋千種と乗り継いで帰る。

9時33分のバスに乗り、14時22分千種駅に到着。それから地下鉄で一社に向かう。

一社駅 改札を抜けると、風景が10日振りだが懐かしく感じる。

家についてみると予想以上に家が片付いている。

彼女もやればできる子なんだな。



晩御飯、作る気力が沸いてこない。妻に外食を提案する。

結果、近所の「すし八丁」に決定。この店の雰囲気は好きである。

味の方はと言うと、なかなかに美味しいが、三国育ちの自分にはちょっと物足りない。

海育ちの人は自分の地場の魚によく馴染んでいて、それが味の基準になっているので、

他所で取れた魚を食べても最高に美味しいとは感じないのかも知れない。

逆に言うと名古屋に住んでいる人が、三国で取れた魚を食べても美味しいとは感じないんだろう。

よっぽど美味しい魚は別としての話だが。

理容 寺下

エアコン完備、ベッドふかふか。

旅の疲れも相まって、恐ろしくなるほどよく眠れた。

目を覚まして時計を見ると、時刻は午後2時。

今日は、散髪をしてすっきりしよう。


あわら市国影にある「理容 寺下」に向かう。

1度だけ他所で切ったことがあるが、

それ以外は幼稚園ぐらいからずっとここで切ってもらっている。

昔は昼飯時とかに行くとラーメンを食べさせてくれた記憶がある。


そんな自分も京都の予備校に行き、名古屋の大学に行ったので

5年間は福井を離れていたわけであるが、

予備校時代から髪を伸ばし始め、大学3年の後半までずっと髪を伸ばしていたため、

しばらく散髪屋のお世話になることがなかった。


でも断髪式はちゃんとここで行った。

おじさんが何度も「本当に切っていいの?」って聞いてたことを思い出す。

それ以降、髪が伸びて休みになると実家に帰ってはここで散髪していた。


おじさんの奥さんと家の母が同じ職場で、それでここに通い始めたわけであるが、

大学3年のときの断髪式を行うまでは、1回1000円で髪を切ってもらっていた。

今考えると、かなり良心的なお値段である。



今回はGW以来の散髪。

場所はあまり目立たない、本通りから少し入ったところにあるのだが、

おじさんの人柄なのか、いつも結構に賑わっている。


店に入ると、今日は一人待ち。

散髪しているお客さんと目が合って会釈される。

どこかであったか思い出せない。


話していくうちにようやく気づく。

父の同僚で、昔現場監督をしてたときに生コンを持ってきてくれた人だ。

思いがけないところで会うものだ。

しばらく父の話に興じる。



そしてようやく自分の番が回ってくる。

20年以上通っているので何も言わないでも適当に切ってくれるのだが、

「今日は全体に短めでお願いします」と頼む。

自分が切る側だったら、それだけじゃ切りようがないのだが、

おじさんは手馴れたもので、はさみを動かしていく。


私は良く知っている。

細かい事をおじさんに言っても、仕上がりは一緒だと言うことを。

高校のときだが、同じクラスにこの店で髪を切ってもらっている双子の兄弟がいたが、

自分とまったく同じ髪型だった。


散髪終了。

やっぱり前とおんなじ。


20年間変わらないものもあるんだなと思いつつ店を後にする。

ちなみに現在の理髪料は3000円です。

ハチ北から三国町へ

涼しかったからか、はたまた旅の疲れか。

この旅で一番グッスリ眠れた気がする。

旅も今日で最後と言うのに、何とも皮肉な話だ。


いつも通りトイレを済ませ、缶コーヒーを買う。

そしていよいよ出発。

ここまでくれば道の検索はもう必要ない。



道の駅を出て、国道9号線を東へ向かう。

行きと違って帰りには余裕がある。

行きには国道9号線県道9号線を間違えて、知らない山に入っていったものだが

それも遠い昔の話のようだ。


福知山市国道9号線から国道175号線に乗り換え北東に進み、

舞鶴市国道27号線に乗り換えて福井県を目指す。



ちなみに福井県木の芽峠を境に北側を嶺北、南側が嶺南と呼ばれている。

実際はもっと複雑だが、簡単に言うと嶺北地方は昔の越前国で、

嶺南地方若狭国の一部、それが統合して福井県になった。


聞いた話によると、嶺南の人たちは自分たちは福井県民だと思ってないらしい。

そして、今だに京都府民になりたがってるらしい。

確かに地理的に京都府に近いためか、訛りが京都弁に近い。

一方の嶺北はと言うと、東北弁のような訛りの北陸弁

双方、明らかに違う民族である。


嶺南の人はあの訛りが嫌で、嶺北と一緒にされたくない気持ちがあるのかも知れないし、

それとも言葉は雅な京都弁なのに、住んでいるところは田舎の代名詞 福井県という

ギャップに堪えられないのかも知れない。

その心は嶺南の人たちのみぞ知るところだが。


何にしても嶺北の人は嶺南のことなんか、殊更気にも留めてない。

だって嶺北地方福井県だと思っているから。

もう一回廃藩置県があったら、嶺南は今度こそ京都府になるよう努力するに違いない。

そんな夢物語を抱いているかは別として。


しかし福井県ほど発展しない県も珍しい。

政治家が悪いのかなぁ。

お隣の石川県森 前総理のお陰か道路も立派である。



話は大きく逸れたが、そんなことを思いつつ国道27号線を東へ進む。

そして敦賀市に入って国道8号線に乗り換え嶺北地方へ。

海岸沿いを走り、やがて山道へ。

そして武生市に入り、国道365号線に乗り換え宮崎村に向かう。


途中標識で気づいたのだが、合併したのか宮崎村越前町になっている。

ところどころで合併しているが、いつになったらこれは収まるのだろう。

地図の方が追いついていかない。



旧宮崎村の「越前陶芸村」内を抜けて、花みずき温泉若竹荘」に到着。

ここもずいぶん久し振りだ。

福井に住んでいた頃は色々温泉を廻ったものだが、

自分の好みでは、ここがダントツの1位である。

ちなみに2位以下は、


2位 池田渓流温泉「冠荘」

3位 伊自良温泉

4位 河和田温泉「ラポーゼかわだ」

5位 美山森林温泉「みらくる亭」


入口の簡易郵便局の受付で入浴料400円を払い、奥の浴室へ向かう。

脱衣所で急いで服を脱ぎ、そして浴室に入って掛け湯をしてまず湯船に入る。

コレコレ、このヌルヌル感が堪らない。

期待を裏切らない。

ここにはサウナも打たせ湯もバブルバスもないのだが、湯がいい。



湯に満足して、さて昼食。

ここから少し行ったところ「越前陶芸村」の中にある、古窯そば点心庵」に向かう。

ここも以前はよく来たものである。

いつもどおり、「とろろ蕎麦 玉子入り」と缶ビールを注文。

久し振りだが、相変わらず旨い。

あと風呂上りのビールも旨い。


越前陶芸村」の公園でしばし休んで、三国町へ向かう。

まず「越前陶芸村」を出て国道365号線を北上し、県道3号線に入る。

そして清水町内県道6号線に乗り換え、福井市郊外国道416号線に入る。

ここら辺は仕事で何度も通ったことがあるので、目をつぶっても走れる。



そして県道103号線10号線20号線106号線を経て、

ようやく故郷、三国町に到着。

そして、まず図書館に本を返しに行く。

でも休館日らしいので、返却口に本を押し込む。


次にガソリンスタンドに入る。

レギュラー満タン、そしてオイル交換。



ようやく実家に到着。

長かった旅も無事終了である。

車の中から、洗濯物やお土産、布団、枕、本を降ろし、

とりあえずファブリーズする。


車の中に若干残る硫黄臭が、今となっては懐かしい旅の思い出である。

今日はフカフカのベッドで、さぞかしよく眠れることだろう。



走行距離  280km

使ったお金 2267円