アナザークウガ 飛翔態
劇場版「平成ジェネレーションズ FOREVER」に登場し、オリジナルの仮面ライダークウガには存在しない、クワガタの翅のようなものを展開して飛行した姿です。
他のアナザーライダーとは異なり、原典の面影が殆ど残っていない、まさにクワガタのバケモノのような外見。
フォルムの恐ろしさだけではなくて、非常に巨大な体を持っていて、もはや怪人ではなくて怪獣レベルですよ。
仮面ライダーで倒せる相手ではなく、ウルトラマンを呼んで来ないと……。
その巨体を生かしたハイパワーな格闘能力に加え、昆虫のような腕を伸ばし、遠距離の敵にも攻撃することが可能なリーチを誇る。
口から火球を撃ち出す攻撃も可能。
当初、本物の仮面ライダークウガは未確認生命体4号=怪人と同列に扱われていましたよね。
そのことを考えると、ある意味、これがヒーロー番組としてのフィルターを外した作品世界内における、人々からの印象に近い姿なのかもしれません。
鋭い牙が連なる、大きな口に変化したクラッシャーは、見る者に威圧感と恐怖を与えてくります。
胴体部は、上半身が筋肉質に発達した逆三角形型の体格となっていて、昆虫の腹のような尾が生えています。
脚部も長くなっているが、その形状はバッタか肉食恐竜を思わせる逆関節となっており、足には3本の指が生えている。
この姿が予告編などで公開された際、多くのファンが恐怖したようですよ。
やはり、その大きさにビビりますよね。
こんなのが街中に飛んで来ようものなら……。