「せん・りつ誘拐される主水どうする?  江戸政界の黒幕と対決!純金のカラクリ座敷」 中村主水 | 聖 神吾 hijiri-shingoのブログ

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「せん・りつ誘拐される主水どうする?

 江戸政界の黒幕と対決!純金のカラクリ座敷」

中村主水 演-藤田まこと

 

初詣をしていたせんとりつが誘拐監禁され、主水に老中殺しを強要する手紙が届く。

 

仲間たちの救出活動で無事解決するものの、主水の怒りに火を点けた。

 

「婿殿にもっと優しくすればよかった」と後悔するせんとりつや、言葉に出さずとも2人を心配する主水の様子がそこかしこに見て取れます。

 

中村家の面々が家族の絆を再確認するエピソードでもあります。

 

 

今回の誘拐もそうですが、りつとせんは何度も危ない目に遭っています。

 

主水を仲間に引き入れるために2人が料亭に招かれたり、拉致され拷問されたこともありました。

 

りつは仕事の標的にされたことも、また主水が仕事をする際に囮にされたこともある。

 

せんとりつは表でも裏でも主水最大の弱点。

 

 

仕留人から「この種なしかぼちゃ」とののしられるようになりました。

 

ひたすら嫌味を言われ、冷遇されるしかないのですが、りつとの間には中年夫婦独特の倦怠感を帯びた愛情が存在しますよね。

 

夜の営みについては、りつの誘いに辟易することもある。

 

 

このように、りつとの夫婦関係には消極的な主水ですが、その実はかなりの女好き。

 

探索と称して裸婦をのぞく見世物部屋に出入りしたり、標的である婦人の入浴をのぞいてりつとのあまりの差になげいたりしていました。

 

かつて風呂場の釜焚き部屋が仕事のつなぎ場だったころは、可部の穴からしょっちゅう女湯をのぞいていたものです。

 

 

りつに隠れて浮気をするわ、若い娘に懸想するわ、春画を収集するわと、かなりお盛んです。

 

素顔の主水はどこにでもいる中年おやじです。