必殺仕事人Ⅴ 激闘編 「闇の会」元締 | 聖 神吾 hijiri-shingoのブログ

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本来であれば、作家活動の記事をアップするところなのですが、そう毎日毎日ネタもなくて……。
半分、趣味の内容になっています。

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必殺仕事人Ⅴ 激闘編 「闇の会」元締

演-森 秀人、東 悦次、須永克彦

 

江戸に残った唯一の仕事の筋である「闇の会」の元締たち。
 
常に物静かな口調だが、それ故、その傍らに連れている猿の叫びが、あたかも彼の一喝のごとく、会の仕事人を委縮させるビジュアルは大きなインパクトを与えた。
 
このペットの猿は、一時期話題となった「反省ザル」のジローくんです。
 
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主水チームに対する信頼は大きく、主水たちを名指ししての仕事の依頼や、主水たちを狙う闇組織の仕事料を自ら出すこともあった。
 
残念ながら、シリーズを通してシルエットのみの登場で、その人間性を描いたエピソードは語られていません。
 
誰が誰だかわかりませんけど、タイトルの名前の順番とおりに、上から並んでいますので。
 
最終話で上方の仕事人たちの手にかかり、あえなく最期を遂げてしまいます。
 
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「闇の会」は仕事人狩りを生き延びた、闇の仕事師たちを束ねる唯一の組織。
 
その昔、江戸や上方に存在した「寅の会」同様、いくつかのチームから代表者が出席し、依頼人の頼みを聞いて仕事料を競りにかける場所です。
 
かつては、元締に仕事が持ち込まれると、配下の密偵がその裏を取り、仕事人は「生きていては世のため人のためにならない奴」という言葉を信頼して殺しを遂行した。
 
 
「闇の会」の仕事では、多くの場合、請けた者が依頼の裏を取ることから始まる。
 
元締不在のシリーズもありましたからね。
 
悪意のある頼み人もたまにはいるため、裏取りも仕事の一環ととらえているのです。
 
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また「闇の会」の仕事には期限があり、通常3~4日だが、出張を伴う場合は7日間、ほか雛祭りまで、年内といった特例も。
 
期限内に完遂できない、仕事の放棄などあれば、どこへ逃げようと元締配下の影に仕置される。
 
裏稼業で期限が重要視されるのは、殺しがプロの仕事だからです。仕事人は時間とも闘っている。
 
もちろん、開始時刻に遅れるのも厳禁。