20台の頃、体重が38キロになって

立ち上がれなくなった話です。


→1話

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少し話が戻って、はじめてコスプレイベントに参加した時の話です。








はじめてのコスプレイベントは

ただ写真を撮ってもらうだけのイベントでした。


コスプレイベントとは、コスプレをする為だけに会場を利用したイベントになります。

一般の方はいません。

入場料もかかるので(当時は千円ぐらいでした)イベントの趣旨が分かってる方だけ入場料を支払って来る場所になります。


私がただ、肌の露出が高い服装をしていた。ただそれだけの理由で写真をいっぱい撮られてたのは分かってました。

途中、囲み(私を中心に沢山の方々が写真を撮る状態)にもなりました。

初参加の私はビックリし過ぎて、断り方が分かりませんでした。

そしてイベントは終了してしまいました。


しかもフラッシュを浴び過ぎた私は目が疲れて、その日の夜、涙が止まらなくなりました。


この話を、この日来てくれたブログのイラスト担当・メガネは「カメコの列はこの日だけだったの!?」とびっくりしてました。

そうです。この日以降、私の写真を撮るのに人が並んだ事はありません。


カメコさんと仲良くなって結婚したコスプレイヤーの方もいらっしゃいました。

共通の趣味で仲良くなる事は素敵だと思います。ただ私は、写真を撮ってもらうより同じゲームのコスプレの方々と一緒に写真を撮りたい!ゲームの話をしたい!コスプレ作りに頑張った話がしたい!と思いました。


コスプレは仮装とは違うと思ってます。

公共の場所でやるものではありません。それはたまたまその場に居合わせてしまった一般の方に失礼だと思いますし、作品やコスプレという文化を侮辱してると思います。

ハロウィンで楽しく仮装をするのは良いと思いますし、見ている私も楽しくなります。

でもコスプレはコスプレ。場所をわきまえないと、見ている方々が不快に感じる可能性があります。

逆を言えば、コスプレして良い場所でコスプレするのは、その場所はコスプレを受け入れてるという事。

今は色々な場所がコスプレの為に解放されていたり、場所のレンタルが出来たりするみたいで、良い時代だなぁ。と思います。

コスプレという趣味を文化として大切にしていける、そんな人達にコスプレが愛されて欲しいなって願います。


カメコとは『カメラ小僧』の略です。カメラで写真を撮るのが趣味の方々です。電車やモーターショーなどでもよくいらっしゃると思いますが、コスプレイベントでもよく見かけました。

→続き


おまけ

今回コスプレしてるイラストをメガネに描いてもらう為に、私が描いた設定資料です。

この服を作ったので、めちゃくちゃ細かく覚えてました笑

エナメル素材の厚い生地を、裏面についてる布をアセトン溶液で剥がして縫って作りました。

型紙は新聞紙で作りました。

ちなみに私は家庭科2です。不得意な事も気合いで頑張ればどうにかなる!と思ってます。


そして実家にあったジャノメのミシンは、私がコスプレ衣装を作った事で無理をさせて壊れてしまい、返し縫いが出来なくなりました。


→このブログは親友と2人で描いてます

「イラストは別の人が描いてるなんて」と思われる事も多いのですが、

このブログは私と親友の2人で描いてます。

詳しくはこちらの記事にまとめてますので、どうぞよろしくお願いします。