大河ドラマ「どうする家康」もいよいよ次の日曜日で終わりを迎えます。
今年中に「”家康”のでき事と所縁ある”お城”を振り返ろう」というテーマでブログをお届けしようと思っていましたが、つい「お城巡り」に足が向いてしまい「お城紀行」のブログを優先してしまうので、このシリーズは度々中断してしまい、「今年中」どころか「今年度中(2023年度)」に延長しそうです。
しかし、暫くの間お付き合いくださいませ。
「家康」の歴史を8期間に分けて、「家康」のでき事と併せて所縁ある「お城」を紹介しています。8期間については下記のプロローグをご参考ください。
プロローグ↓
<第2期の「家康」の出来事>
第2期「戦国大名駆け上がり期」では、1562~1566年にかけて「今川氏」のお城であった「吉田城」「西尾城」「田原城」等を次々と攻略して「家康」のお城にしていきます。
そして1566年には「松平」姓から「徳川」姓に改姓し、翌年には「織田家」との同盟関係を強固とするために、「家康」の嫡男「信康」を「信長」の娘「五徳」と結婚をさせます。
1568年には、「武田信玄」とも同盟を結んで「今川領」攻めを始め、「家康」は「遠江」を、「信玄」は「駿河」に進出します。
「今川氏真」は、両氏の挟撃には耐えることが出来ず、「駿府城」を中心とする「駿河」は「武田家」に、「引間城」を中心とする「引間(浜松)」は「家康」の手に落ちました。
<第2期>
<第2期の「家康」の出来事-遠江獲得前後>
「引間城」を奪取した翌年の1569年には、「今川氏」のお城で当時「今川」臣下であった「朝比奈泰朝(やすとも)」が守備していた「掛川城」に「今川氏真」が逃げ込んだので、「家康」は近くの「掛川古城」に陣を構えて攻め立て「氏真」を降伏させました。
その陣を置いた「掛川古城」についてまずは触れておきたいと思います。
『”今川氏真”を降伏させるために”家康”が陣を置いた「掛川古城」(静岡県掛川市)』
<「掛川古城」の 歴史と城主>
1469~87年頃に、駿河の守護大名だった「今川氏」が「朝比奈氏」に築かせたのが最初でそれは現在の「掛川古城」でした。
その後1512年頃に「朝比奈泰能(やすよし)」が現在の場所に「掛川城」を築きますが「今川義元」が敗死して「今川氏」から家臣が次々と離れていき「今川氏」が凋落していきます。
その中で最後まで忠実に「今川氏」に仕えていた「朝比奈泰朝(やすとも)」が守る「掛川城」に、「義元」の息子「今川氏真」は「徳川家康」の攻撃を受けて逃げ込みますが、「家康」は「掛川古城」に本陣を置いて攻め立てます。
その結果「朝比奈氏」が開城し「氏真」も降伏をしたので、「掛川城」は「徳川氏」のお城となりました。「氏真」とは駿府時代の幼馴染でもあった「家康」は、「氏真」を助命して「徳川氏」の配下としました。
<縄張り>
「子角山(ねずみやま)」の頂上に「本曲輪」があり「土塁」で囲われていて、「二の丸」「三の丸」も備わっていました。また、東側には「大堀切」を設けて東側からの攻撃を阻止するようにされています。
「家康」がここに「本陣」を構えて「今川氏真」が逃げ込んだ「掛川城」のある「龍頭山(りゅうとうざん)」とは目と鼻の先、現在の「掛川城」から尾根続きの北東に位置します。「家康」はかなりのプレッシャーを「氏真」に与えての降伏を迫ったことと思います。
<本曲輪>
現在の「本曲輪」跡には、江戸時代の1656年に、当時の藩主「北条氏重」が幕府に願い出て、徳川三代将軍「徳川家光」の霊牌を祀るために建てた「龍華院大猷院(りゅうげいんたいゆういん)霊屋(たまや)」が建ちます。この建物は火災に会いましたが、1822年に藩主「太田資始(すけもと)」によって再建されたものです。
「本曲輪」跡と「龍華院大猷院(りゅうげいんたいゆういん)霊屋(たまや)」↓
「龍華院大猷院(りゅうげいんたいゆういん)霊屋(たまや)」↓
「龍華院大猷院(りゅうげいんたいゆういん)霊屋(たまや)」の美しい彫刻↓
更に、周囲には「土塁」も残り、その下側から東側にかけて深い「大堀切」が当時のまま残っています。
「本曲輪」跡↓
「本曲輪」跡周囲の「土塁」↓
「本曲輪」跡周囲の「土塁」↓
「大堀切」(上から見おろす)↓
「大堀切」(上から見おろす)↓
大堀切(堀切内に下りて見上げる)↓
「二の丸」は公園となり、「三の丸」跡は学校の校庭になっています。
公園になっている「二の丸」跡↓
校庭となった「三の丸」跡と「土塁」↓
その後は攻城した「掛川城」に「徳川氏」が城代を置いて拠点としますが、「家康」が関東に移された後は「豊臣秀吉」の家臣「山内一豊」が入城します。そして、現在の縄張りの「梯郭式平山城」に大修築を行いました。
その「掛川城」は、次回のブログでお届けします。
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