30日投開票の衆院選で、自民党は、本来なら若手の応援で全国を駆け回るはずの幹部や派閥領袖クラスが自らの選挙区にべた張りとなっている。地盤が強固な ベテランまで逆風を受けて苦戦しているためだ。一方の民主党は、鳩山由紀夫代表ら党の「3枚看板」が日本列島を縦横無尽に飛び回っている。
自民党の細田博之幹事長は22日、都内各所で遊説。前日の21日も所属する町村派議員らの応援のため、愛知県内6カ所で演説をこなした。同派相談役の森喜朗元首相や会長の町村信孝前官房長官らが自分の選挙区にくぎ付けとなり、地元を離れられないからだ。
山崎派会長の山崎拓前副総裁も苦戦が伝えられ、18日の公示後は選挙区から一歩も出ていない。当落線上の候補のてこ入れが役割の古賀誠選対本部長代理(古賀派会長)も、地元活動に多くの時間を割いている。
21日夜、遊説を終えた細田氏は「派閥領袖は軒並み選挙が厳しい。『分身の術』は使えないが、可能な限り自分が回らないとな」と周辺に語った。だが、その細田氏も23日には地元の島根県に戻る予定だ。
こうした事情もあり、解散直後は「お呼びが掛からないのでは」と心配された麻生太郎首相だが、8月に入って以降、遊説で18都道府県を回った。閣僚では舛 添要一厚生労働相が引っ張りだこで20近くの都道府県に足を運んだ。党内には「選挙後の『ポスト麻生』に意欲があるのではないか」とのうがった見方もあ る。
一方、民主党は、鳩山氏と菅直人代表代行、岡田克也幹事長の3人が全国を回り、接戦が予想される重点区を中心にてこ入れを続けている。
同党の重点区は、小選挙区300のうち100程度。鳩山氏らが手分けしてこうした選挙区に入り、3人が回り切れない選挙区には、前原誠司副代表や野田佳彦幹事長代理ら知名度の高い「弁士」を送り込むなど、自民党とは対照的だ。
小沢一郎代表代行は、街頭での活動は鳩山氏らに任せ、自らは新人候補らの事務所を訪問して選挙戦術などを直接指導。党の選挙対策本部にも頻繁に顔を出して引き締めを図るなど、「裏方」として鳩山氏らと役割分担している。(2009/08/22-16:30)











先の東京都議選で示された
「厳しい選挙だ。比例は
そんな森が「スーパーの前で、手ばかり振っている人」と対抗心をむき出しにする相手は、

