先月、映画「ゴジラ -1.0」のモノクロ版「ゴジラ -1.0/C」を観ました。
「ゴジラマイナスワン/マイナスカラー」と読みます。面白いですね。
ゴジラ-1.0は二回鑑賞していて、三回目はどうしようかなあと思っていた所に今回のモノクロ版だったので、迷わず劇場へ向かいました。
戦後日本という舞台に白黒は親和性が高く、こちらの方が好きという方も多いでしょうね。
色彩を抜いた映像には様々な利点があって、白黒になる事で画面の統一感が一気に上がり、ゴジラの重量感がより際立ちます。
真っ黒な海上でゴジラに追われる恐怖、銀座上陸の圧倒的な破壊と絶望感はカラー版の数倍増量と言えます。
また俳優の皮膚の質感や彫りの深さ、目線の動きも強調されると感じました。
全米での大ヒット。さらに米アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされて、また面白い事になってきました。
入場者特典のB5サイズイラストボード。
両面に日本版と北米版のポスタービジュアルをデザインしています。