映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」 | 観たり、聴いたりした事を、つらつらと。

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友人と大ヒット公開中の劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」を観て来ました。

僕はTVシリーズのSEED、DESTINY共にリアルタイムで視聴していますが、あまりにも戦争をファッション化し過ぎた作風で、正直苦手な作品でした。
でも、ヒットを狙う為に良くリサーチされていると感じたし、実際大ヒットでガンプラブームを再び起こしたという点は評価しています。

そして今年、放映当時企画されていたものの、諸々の事情で延期されていた劇場版が、TVシリーズから18年の歳月を経てついに公開となりました。

ネットでは大絶賛のコメントが多く、長い期間を空けたにも関わらずファンを納得させる映画とはどの様な物だろう?と興味が湧きました。

今作は恋愛とメカバトル重視。

TV版で描かれていた差別や戦争によって繰り返される憎しみの連鎖、争いを無くす為の遺伝子の管理等、そういった理屈をこね回していたのがばかばかしくなる位で、ちょっと下品な内容だなと思いつつ「もうガンダムSEEDはこれでいい!」と諦めがつく位痛快な展開でした。
劇場版なのでエンタメに全振りというのは正しい選択だと思います。

僕はファースト世代なので、基本的に富野ガンダム派なのですが、最近の「水星の魔女」はかなり楽しんだし、今はSEEDも含めて「色んなガンダムがあって良いよね」と落ち着いています。

メカ的にはライジングフリーダムと、ブラックナイトスコードシヴァがかっこ良かったです。
驚いたのは「あるロボットアニメ」のオマージュがあった事。どれ位の人が気付いているんでしょうね?