この道、わかるかねー?
そーそー、マヤーが目ーを光らしちょった夜道やいびーん!
ここは真珠道と言ってね、山の上にある首里城から金城村を
突っ切って那覇まで下りていく道なんだねー。
石畳がね、とっても良い雰囲気でね。
アタクシは好きですね。この雰囲気。
しゅりぃのーこーじょおおーおーのおー♪
いーしぃだぁーたぁみー♪
ってね!
石畳を逸れて、ちょっと金城村の中に分け入ると、ありましたねぇ。
御嶽です。
"内金城嶽"と呼ばれています。
いやここだけの話ですけどねぇ…、
ここ、すごいんですよ!
どうですか!
なんと鬱蒼たる巨木!
樹齢300年、"金城の大アカギ"ですよ。
いやほんと、「ざわ、ざわざわざわ~」なんて動揺している場合じゃ
ないですよ。
「つぎの一振りで勝負が決まる! どーするアカギ?」
…いかんいかん!また脱線しとる。
だからアカギですよ、アカギ。
素晴らしいです。この幹のこぶこぶ、生い茂る緑葉…。
近づくと根元に洞があって、そこにとぅとー加那志が鎮座ましまして
おわしたわけです。
毎年旧暦6月15日にとぅーとー加那志が降臨せられ、願い事を聞き上げ
られていかるると、古老が言い伝えておるげな。
さらにこの場所は考える力が授かる場所でもあるそうな。
周囲はこんな感じ。
金城の住宅街の中に忽然と姿を現したジャングルって感じっすか。
ここは340年の昔、金城の村人がここを通るたびに、なにかしらの
霊気に打たれるので、ただ事ではないと、御主加那志前に報告して
御嶽に指定された、まさに歴史が証明しているパワースポット
なんですよ…。
この場所にたたずんでいると、風がさーっと抜けて行って、
風にそよいで触れ合うアカギの大木を見上げているとね、
感じるんですよ…。
やっぱアカギかよっ!
あんしぇーグスーヨーぐぶりーさびらあんしぇやー!(・ω・)/