玉陵ですっかり歴代御主加那志前の放つ霊的パワーにアテられて、
なかばふらふらと守礼之門までアタクシやってきたわけですよ。
すると…
おほ?! おほほっほ~♪
こりゃまた琉球衣装も華やかなちゅらかーぎーがいらっしゃるでは
あーりませんか!(*´Д`)=зむっはー!
…と、心ときめいたのも最初のうちだけ。
彼女らを見ているうちにアタクシの目がね、次第にね、だんだんと
"赤い龍の目"(by宮沢賢治「オッペルと象」)になってきましてね、
ついには頭の中で中尾彬が怒りはじめたわけですよ。
「おい、ピンクのネェちゃん、オマエはあれか?ピサの斜塔なのか?」
そこへ今度は黄色いのが登場ですよ。
のっしのっしと歩いていきます。
のつしのっしとね。
今度は中尾彬、やたらと感心しています。
「まねで象だねぇ…。"のし歩く"っていうのはまさにこれだねぇ。」
やー、しかしこうしてちゅらかーぎーが3人も揃うとなんか華やかでいいねー!
…って、ピンクーッ!おいっ!オマエだ、ピンクーっ!
なぜ仁王立ちするかね?
キミたち行儀悪すぎだよー!
着物着てるんだから所作が大事だよー所作が!
しかもさっきから、ぺちくりこーぺちくこーって雑談ばっか
しやがって!
どうせ学生のアルバイトなんだろうけど、雰囲気ぶち壊しだねー。
ちんと見ぃちゅんどぅー。油断しるなー!
御主加那志前のお目に触れたら、全員沖ノ鳥島に島流しだよー!
おっと沖ノ鳥島は東京都だったっけかー!
そっかー、オマエら東京行けてよかったなー!
待てよ?どうせ東京なら、オマエら全員、俺ん家に島流しってのも
ありだよな?な?な?
そっかー!うふ、うふうふ、うふふふふふふ…(壊れたー)。
あんしぇーちゅーやクヌへんで、ぐぶりーさびらあんしぇやー!(・ω・)/