1965年発売のアルバム「ラバーソウル」に収録の小曲
その曲の長さ、僅か2分…っ‼︎
昔の楽曲って、そういうのよくあるけど、これ、なんか狙ってというか、意図的に「短く」してる印象はないかなぁ
個人的には今、調べて初めて気がついたしなぁ
これも「短い」なぁ、と感じた佳曲に同じジョン・レノン主導の ♪ノー・リプライ もたまげたけど、あれは ほぼぴったり3分 あったはず
※僕はカップヌードルができるまでを測るのに、いつも ♪ノー・リプライ を1回聴いている^_^
でも、たった2分しかない…って印象はないなぁ
つまり
この大好きなジョンの2曲なんだけど、奇妙な話、僕には実際より「長く」感じる
ほら、オッさんになると「時間軸」が変異してきて、やけに「時間の流れが早い」って感じてくるでしょ⁇
なのに、この2曲は「逆」なんだよなぁ
まぁ、個人の感想だけど、実に不思議だと感じますな
まぁ、超名曲 ♪イン・マイ・ライフ も2分半だけどね
さておき
この曲はロックに初めてインドの伝統楽器であるシタールが使用された、という画期的なる足跡も備えている
これはジョージ・ハリスンが傾倒し持ち込んだ…とされている
その味わい、非常に「コク」がありますなぁ
で、なんかわからないけど、邦題が素晴らしいからそのイメージの波及が美しいのよ
ノルウェーなんて行ったことないけど、ちょっと肌寒くて、しかし、色濃く、樹々の香りと冷たい空気が鼻腔をつく…というか
そんな感覚を味わうかな
ただ、Wikiなんか読むと、「ノルウェーの森」ではなく、当時流行っていた「ノルウェーの安価な家具」を皮肉っていて、ジョンが妻のシンシアの目を盗んで浮気していた裏話が披露された歌…だとある
ううむ
そうなの⁇
まぁ、逆にあまり歌詞を深掘りしないで、メロディと雰囲気を壊さずに味わうのも悪くないか⁇
この辺りはみなさまそれぞれのお好みか⁇
で
この ♪ノルウェーの森 と同じタイトルの、日本の名作小説がありますな
村上春樹さんの「ノルウェイの森」
ビートルズは 「ノルウェー」表記だけど、村上春樹さんは「ノルウェイ」なんだな
まぁ、そんな些細な違いにも意味はあるのかもしれないけど、僕はこの小説、ちょっとよくわからなかったんだな
思いっきり端折っちゃうけど、なんか「セックス」ができなくて(合わなくて⁇)、恋人たちが苦しみ、ついに、死に別れる…という悲劇
という面影残ってる
✴︎たぶん、このあらすじは間違ってる、と思うけど、まぁ、あくまで印象の残像として許してください
この小説なんだけど、小学生の時メチャクチャ流行って母親が持っていたのを読んだけど脱落…
後に映画化されたのを観たけど、よく分からなかったなぁ〜⁇
なんで、なんか、もうちょっと、なにかできたんじゃないの⁇
と、僕は考えちゃった
ただし、これは僕の「鑑賞深度」が浅いのかもしれない…って反省もあるんだけど
でも
僕にとっての「琴線」がそこにあれば、もっと「潜れたはず」なんだよね
にしても
あの当時の小説「ノルウェイの森」ブームは凄まじかったなぁ
あれは1987年か
あれ
僕はもう中学生になっていたか⁇
なんだかとてつもなく懐かしいけど…
先日、母の三回忌をやったんだけど、まだ、母の書斎片付けてないんだ
僕の母親は俳人であり、詩人だった
全然有名じゃないけど、手前味噌だけど、自治体の文学賞や母校の校歌の歌詞を遺しただけでもすごいって思ってます
あの、いつかの「ノルウェイの森」のハードカバーは埃を被った書斎のどこかにあるはず
母さんは、あの頃、一体、何を感じていたのかなぁ⁇
ちょっと、わからないなぁ
でも
♪ノルウェーの森 を僕はふいに無性に聴きたくなる
それで
「ノルウェイの森」を読んでいた母のことを、ぼんやりと想い出すのだけれど、ちょっと、母の「感想」はわからない
好きだったのか、感動したのか、それとも、躓いたのか⁇ もわからない
で
あ〜ぁ
ちゃんと「感想」を聞いておけばよかったなぁ、と
未だに、ついつい、奥歯を噛んだりしている
御愛読感謝