> 「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(24日、両国国技館)
2/24開催のトリプル世界戦で、もっとも日本選手の苦戦が予想されるのが、メイン格のWBA世界バンタム級タイトルマッチである
チャンピオン 井上拓真
×
挑戦者 ジェルウィン・アンカハス
大橋会長「アンカハスって、リカルド・ロペス、ローマン・ゴンザレス級に強そうだ」
…って、リカルド・ロペスと言えば若き大橋会長が完膚なきまでに打ちのめされ、ローマン・ゴンザレスと言えばお弟子の八重樫東さんがこれまた完膚なきまでに打ちのめされた相手…
二人とも「超スーパーレジェンド」よ
大橋会長、「盛ってる⁇」
さて、しかし
みなさまご存知のアンカハスはIBF世界スーパーフライ級タイトルを9度防衛のフィリピンの筋金入りよ
32歳のサウスポーにして、しかし、ニックネームは「プリティボーイ」
33勝のうちKOは22個よ
手数旺盛のキャリア抜群
ぶっちゃけ、僕は若干の「不利予想」をしている
それは、これまで井上拓真選手には幾度も「歯痒さ」を感じさせられてきたからだ
「今行かなくてどうする⁈」
という場面で
「行けない」
のが、井上拓真選手…という印象が強い
せっかく奪取したWBC世界バンタム級暫定タイトルを正規チャンピオンのウバーリに吸収された一戦は酷かった
負けるにしても、なにか、せめて「爪痕」を残すべき…だと僕は感じた
あまりの「覇気」の無さにガッカリしたものだ
が
その初黒星からの再起だけは素晴らしかった
国内の日本・アジアチャンピオンクラスの強豪を圧差をつけて退け続け、WBA世界バンタム級王座決定戦に漕ぎ着ける
ここまではよかった
大いに期待をした
井上拓真は「新生タクマ」としてリボーンを果たした…と信じて疑わなかった
相手は元世界チャンピオンとはいえ、当時40歳のロートル、リボリオ・ソリス
一発のあまりないテクニシャンタイプの古豪よ
「KOはマスト…っていうか、倒せないはずがない」
と、僕は井上拓真選手の圧倒的なる王座戴冠を予想してました
が、蓋を開けてビックリよ
あまりに「腰のひけた塩試合」よ
このタイトルマッチを「世界戦」と呼んでもいいのか⁇
ってくらいの愕然よ
さて
前置きが長くなった
ぶっちゃけます
つまり
40歳のロートル ソリスにあの勝ち方しか出来なかった拓真選手が、ギラギラの筋金入り、まだまだ野望を抱くアンカハスに勝てるとは思えない…と
そりゃ、勝って欲しいさ
勝って箔をつけて、指名試合待ちの石田匠選手を退け(石田選手もまたその我慢強さに情が移るけど…)、願わくばWBC世界バンタム級チャンピオンとなっているであろう「奇蹟の異形」中谷潤人選手と「世界チャンピオン対決」をして欲しい
と願ってますよ
が、幾度もイメージしても
「アンカハスはちと荷が重い」
に帰結してしまう
王座決定戦戴冠直後の初防衛は通常指名試合…
本来ならば1位の石田匠選手が相手のはず…が、アンカハスだということは、もしかしたら モンスター×タパレス戦実現の背景に、このタイトルマッチが組まれる政治的駆け引きがあったんじゃないかなぁ、なんて、邪推もしてますが、さておき…
拓真選手には「荷が重い」とは正直な気持ちだ
ソリス戦で圧勝していてこそ「初めて互角」の評価を受けられるんじゃないかなぁ⁇
また
ソリス戦では、なんらかの「故障」を抱えていた…なんて説もあるようですが
ならば、期待できるけど、そうでなければ「不利」かもしれない
全ては井上拓真選手の「積極性と覇気と執念」にかかっている
ポテンシャルだけなら引けは取らない
けど
それを生かせなければ「憤死」もあり得る
虎の子のWBA世界バンタム級タイトル、初防衛失敗もあり得る
さて
ということで、なんか嫌な役回りでクドクド書いちゃいましたが
なんとか
「乗り越えて見せろや‼︎」
というお気持ち表明でございまする
(^^;;
もう一度、ハッパをかけさせていただきまする
「絶対に、石に齧りついてもでも、初防衛 乗り越えて見せろや〜‼︎」
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