【バンテージ問題】井上「日本には日本のローカルルールある」 | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

さぁ、今日はついに計量ですわ


WBC.WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ


チャンピオン スティーヴン・フルトン

×

挑戦者1位 井上尚弥


で、戦前の会見で一悶着ありました


まぁ、言葉の壁と通訳さんのニュアンスのズレもあったかと思いますが…


フルトンのトレーナー「モンスターが公平なバンテージの巻き方をしなければフルトンをリングに上げられない」とまで言い放った意味は重い


その続報というか、その「問題提起」のつづき


井上尚弥 バンテージに関するフルトン側のクレームに反論「日本には日本のローカルルールがある」東スポ



> ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する井上尚弥(30=大橋)が23日、ツイッターを更新。フルトン側のクレームに反論した。


 フルトン側は22日の公式記者会見で過去の井上のバンテージの巻き方が拳に硬さを持たせるものではないかと疑問視した。しかし、ルール上問題のないことは確認されており、井上は「日本には日本のローカルルールがある。それはアメリカでも州によってローカルルールがあり巻き方が違う」と反論。

 その上で「25日は日本開催だからもちろん日本のルールに従ってやるつもり。そこについてはぐだぐだ言わさんよ」と強気な姿勢を見せている。



…これ

たぶん、フルトン陣営からしたら自身のホームタウンならば「当たり前にNG」な巻き方なんだよな

が、日本では無問題なんだよな

ルールへの抵触は全く無い、と

記事にあるのは、井上尚弥選手のTwitterに投稿されてた言葉だよね

「日本には日本のローカルルールがある」



モンスターは、ここは譲らん、と

アメリカでもイギリスでも戦ってきたが、その現地のローカルルールに従ってきた自負もあるでしょう

んで

井上尚弥選手には「ボクサーとしての美学」を感じるし、そこを傷つけられたら怒涛となるタイプと僕は見てます

まぁ

言うなればJBCはその発足以来、素手にテーピングからバンテージ巻くのをOKとしてきたわけで、それを試合3日前に「俺たちのルールに合わせろ」はちょーっといかがなものか⁇ となりますわな

しかしながら

少しでもより好条件で自分のボクサーをリングに上げるべく努力するのはトレーナーの責務、だという理屈もわからないではない

しかし

これが「ホームタウン・アドバンテージ」のひとつで、井上尚弥陣営はそこを曲げる必要はない、とは思う


仮に井上尚弥選手がフルトンをKOした後で、それを理由にそのKOを貶められるのも不愉快…

つうか、そんなの契約を交わす時やルールミーティングなんかの「裏側」でやってくれよ、とも思わんこともない

でも

こんな悶着もヒリヒリたる世界タイトルマッチの魅力のひとつ、と思えなくもない

…って、トリトメがなくなっちゃいますが、盛り上がってはくる

ただ

このフルトンのトレーナーが発言したのに通訳されなかった台詞あるんだよな

「フルトンにはこの件は言うな、と言われていた フルトンは井上尚弥がグローブにレンガを入れていようが俺が倒す、と言ったが、ワタシにはトレーナーとしての責任がある」

とか、そんなセリフがあったのに、これは通訳されてないみたいなんだよな

でもさ

いいね

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」を分かっとるなチャンピオンはな




フルトンには、なんか『漢気』を感じますな

いやいや

さらに

グイグイと盛り上がってくるのう

さぁ、両者、計量一発クリアたのんます‼︎

御愛読感謝