[ふいに無性に]ロッド・スチュワート ♫もう話したくない を聴く | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

今日の「ふいに無性に」は…





ロッド・スチュワート

♫もう話したくない
1975年発売のアルバム「アトランティック・クロッシング」に収録


ロッド・スチュワート…って、いわゆる、1番わかりやすいロックスター像だなぁ、と感じます

ハスキーなる嗄れ声を持ち、マイクスタンドをキザに振り回し、数々の浮名を流し、極端に気取らず、愛嬌もかなりある…

ブルースロック〜ディスコ〜トラディショナルミュージック…と、その時代に応じて変化していったけど、デヴィッド・ボウイがカメレオンのように大胆なる変容していったのと違って、もうちょっと保守的というか、地に足のついた庶民性を常に備えていた…というか、僕にはそんな感じがする

この ♫もう話したくない もそうだ

ただただ、わかりやすさと美しさを紡ぎ上げただけの、ラブソング…

我々がロックスターに求めるものとは、やはり、ある種の「夢見心地」なんだと思う

異世界や異文化、未踏の価値観、恍惚や抑揚、そして、悲哀や憐憫…

そんなものたちに劇的に「共感」出来た時、我々の魂は震えるわけだけど、なんか、ロッド・スチュワートのそれって、とてつもなく 「あったかい」感じある

どっかその辺の兄き的な親近感湧いちゃう

世界的なロックスターなのに、眩しすぎない感覚が僕にはあるんだなぁ、不思議と…

ミック・ジャガーやロバート・プラントやデヴィッド・ボウイなんかと比べてみてよ

…ね⁇

やっぱり単純明快、ロッド・スチュワートが選ぶ歌が、やたらとわかりやすくて優しい歌が多いからなんだと思う

んで、この ♫もう話したくない もそう

僕はふいに無性にこの ♫もう話したくない を聴きながら、ふわっと「夢見心地」を味わう

ただ、美しくて、切ない気持ちを味わう

いつかの、あの時の…

(^^)

貴重なる70年代のライブ映像と…
2000年代⁇ も貼りますね
いい曲っ

御愛読感謝