今日の「ふいに無性に」は…
ロッド・スチュワート
♫もう話したくない
1975年発売のアルバム「アトランティック・クロッシング」に収録
ロッド・スチュワート…って、いわゆる、1番わかりやすいロックスター像だなぁ、と感じます
ハスキーなる嗄れ声を持ち、マイクスタンドをキザに振り回し、数々の浮名を流し、極端に気取らず、愛嬌もかなりある…
ブルースロック〜ディスコ〜トラディショナルミュージック…と、その時代に応じて変化していったけど、デヴィッド・ボウイがカメレオンのように大胆なる変容していったのと違って、もうちょっと保守的というか、地に足のついた庶民性を常に備えていた…というか、僕にはそんな感じがする
この ♫もう話したくない もそうだ
ただただ、わかりやすさと美しさを紡ぎ上げただけの、ラブソング…
我々がロックスターに求めるものとは、やはり、ある種の「夢見心地」なんだと思う
異世界や異文化、未踏の価値観、恍惚や抑揚、そして、悲哀や憐憫…
そんなものたちに劇的に「共感」出来た時、我々の魂は震えるわけだけど、なんか、ロッド・スチュワートのそれって、とてつもなく 「あったかい」感じある
どっかその辺の兄き的な親近感湧いちゃう
世界的なロックスターなのに、眩しすぎない感覚が僕にはあるんだなぁ、不思議と…
ミック・ジャガーやロバート・プラントやデヴィッド・ボウイなんかと比べてみてよ
…ね⁇
やっぱり単純明快、ロッド・スチュワートが選ぶ歌が、やたらとわかりやすくて優しい歌が多いからなんだと思う
んで、この ♫もう話したくない もそう
僕はふいに無性にこの ♫もう話したくない を聴きながら、ふわっと「夢見心地」を味わう
ただ、美しくて、切ない気持ちを味わう
いつかの、あの時の…
(^^)
貴重なる70年代のライブ映像と…
2000年代⁇ も貼りますね
いい曲っ
御愛読感謝