> ◆プロボクシング ▽WBA、IBF、WBO世界ヘビー級世界タイトルマッチ12回戦 アンソニー・ジョシュア―オレクサンドル・ウシク(25日=日本時間26日、英国 トットナム・ホットスパー・スタジアム)
世界3団体統一ヘビー級タイトルマッチは、元4団体世界クルーザー級(90・7キロ以下)統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がWBAスーパー、IBF、WBO世界ヘビー級統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)を判定で下し、新王者となった。ジョシュアは2度目の防衛に失敗した。戦績はウシクが19戦全勝(13KO)、ジョシュアが24勝(22KO)2敗。 初回からスピーディーな動きで、高速ジャブから左を打ち込むウシクに対し、ジョシュアは相手の動きを見ながらチャンスをうかがった。3回、ウシクが連打を放つと、ジョシュアはたまらずクリンチで逃げた。だが、王者も4回、強烈なワンツー。ペースを取り戻した。足を使って回り込む挑戦者に対し、王者はじわじわとプレッシャーをかけ続けた。
7回、ウシクの強烈な左ストレートがヒット。ジョシュアはバランスを崩す。上下左右に上体を動かしながら攻め続ける挑戦者は最終ラウンド、パンチをまとめると、統一王者をロープに追い込んだ。終了のゴングが鳴ると、ウシクはリング中央に両膝を着いて天を仰いで祈った。一方のジョシュアはコーナーに戻って椅子に座ると、目を閉じて何度も宙を見上げた。
両者ともにダウンは奪えず、勝負は判定へ。117―112、116―112、115―113の3―0でウシクが3―0でジョシュアを下し、新王者の名乗りを受けた。
ともに2012年ロンドン五輪の金メダリスト。ジョシュアがスーパーヘビー級、ウシクがヘビー級を制した。その後、プロに転向した。
ウシクは13年11月にプロデビュー。18年7月にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のクルーザー級決勝でIBF、WBAスーパー王者ムラト・ガシエフ(ロシア)に8回TKO勝ちして優勝、無敗で4団体王座を統一した。その後、防衛に成功した後、ヘビー級に転向。今回が3戦目だった。
ジョシュアは13年10月のデビュー戦から20連続KO勝ちを続けた。その間、16年3月にIBF、17年4月にWBA王座を獲得。18年3月にWBOとの3団体統一に成功した。19年6月、プロ23戦目でアンディ・ルイス(米国)に初のTKO負けを喫したものの、同年12月に王座を奪還した。今回は、20年12月にクルラト・プレフ(ブルガリア)にKO勝ちで初防衛に成功して以来の試合となった。
当初、ジョシュアは、WBC王者タイソン・フューリー(英国)と8月にサウジアラビアで対戦予定だった。だが、フューリーは調停裁判により、前WBC王者デオンティ・ワイルダー(米国)との再戦することになり、両雄は10月に米国で対戦する。WBOは同級1位のウシクとの対戦を命じ、今回の対戦が実現していた。
あ〜
体躯フレームのアドバンテージも跳ね除けての、2階級制覇でヘビー級戴冠しちゃいましたかぁ
ウシクはいきなり三冠かぁ
ジョシュアは打たれ脆さを自覚しているだけに、相性の悪さを感じると腰が引けちゃう感じある気がしてたけど、今回もそうかなぁ
ちょっと映像みてないからわからないけど、戦前予想の多くはウシクがいかに強くても、体躯フレームのアドバンテージは覆せぬ…が主流だったかと
ウシクの技巧と戦術が大きな山をひっくり返したか
しかし、相手がフューリーやワイルダーになったらどうなるのか…⁇
う〜ん
(^_^;)
速報なり
御愛読感謝