今日の「ふいに無性に」は…
デヴィッド・ボウイ
♫レッツ・ダンス
1983年発売のアルバム「レッツ・ダンス」に収録
デヴィッド・ボウイ…とは、ズバリ、アートの塊といいますか、単なるロックスターという枠に収まらない、まさに、「地球に落ちてきた男」…
その佇まいと存在感は異端を極め、時代に対して変容してゆくその様は比類なき芸術性を湛えております
まさに、我々は宇宙人の感性を目撃してきたのであります
ロック、ファッション、映画、俳優、そして、思想…
マルチ過ぎるんですよねぇ
で、今回はデヴィッド・ボウイ 最大のヒット曲だと思われる ♫レッツ・ダンス をピックアップする
まぁ、ふいに無性に聴きたくなるデヴィッド・ボウイのロックナンバーは多数ある
♫チェンジズ ♫スペイス・オディティ ♫すべての若き野郎ども ♫スターマン ♫ロックンロールの自殺者 …と、60年代、70年代のいわゆるグラムロック…と呼ばれる時代の曲をついつい無性に聴きたくなることが多いんだけど、これまたふいに無性に、80年代のキラキラと光沢のある新境地の、この ♫レッツ・ダンス が聴きたくもなるのであります
時の人 ナイル・ロジャースをプロデュースに据えて世界的大ヒット
あの天才ブルースギタリストのスティーヴィー・レイヴォーンを発掘起用し、後のブレイクのきっかけを作ったとされる
…って、マジか⁈
このギター、レイヴォーンだったの⁈
知らんかった…
(~_~;)
ディスコ、R&B、ソウル、テクノ、ポップ・ロック…
転生し続ける、宇宙からやって来たアーティストの権化…
やばいなぁ〜
この時代感…って、よりカラフルに、よりエレクトロティカルに、どんどこ技術革新が進んでいった感覚は残ってるけど、それまでのざらついたギターサウンドから一転、ここまで異次元まで突き抜けられると、さぞかし衝撃的だったろうなぁ〜とは思う
んで、カッコいい
もう、美しい
このスーツに白い手袋でギターを弾く姿…
なんなのっ⁈
絶世のカッコよさだわな
行き着いてるな、頂点に…
で、デヴィッド・ボウイで忘れてはいけないのが、これだよな
日本の鬼才、大島渚監督、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし出演による奇蹟の映画…
や〜
デヴィッド・ボウイって、こういうところあるから並じゃないってなるよなぁ
異様なる感性が、オオシマナギサに惹かれたわけだ
そして、貴重なる時間と精神を注ぎ、映画を完成させることに寄与してしまうなんて、なんか、ちょっとあまりの貪欲とブレーキ外れた感が半端ない
この映画「戦場のメリークリスマス」だけど、子供の時に観て、なんか、心がメチャクチャ振動した覚えがあるなぁ
じいいぃん…と
もう一度、観直さなくちゃなぁ
あ、なんか、話逸れた
とにかく、自身の求めたアートのために、つねに変容しつづけたデヴィッド・ボウイを、ふいに無性に聴きたくなるのだ
時に60年代、時に70年代、時に80年代…と、それぞれの時代のデヴィッド・ボウイが聴きたくなって、そのアーティストとしてのデヴィッド・ボウイの、破格の貪欲と美しき完全燃焼の過程に少しでも触れたくなるのだ
ん〜
♫レッツ・ダンス をヘッドフォンで聴きながら真夏の街を歩く…なんて、超絶最高ですぜ
御愛読感謝