> ボクシング世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(31=Ambition)の大麻、ドーピングなど薬物騒動について、日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、オンラインで記者会見を開いた。
4月下旬に薬物騒動が報じられた時期の前となる4月15日、JBCは弁護士、医師ら第3者で構成される倫理委員会に審議、調査を委嘱。今月18日に同委員会から答申書が提出されたという。今回のドーピング検査の事実関係を踏まえ、同委員会は井岡が薬物規定に違反したと「認定することはできない」と結論づけた。会見には永田有平理事長、成富毅事務局長、浦谷信彰執行理事らが出席した。
昨年大みそかの井岡一翔と田中恒成によるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ前のドーピング検査を実施した際、井岡のA検体から大麻成分、その後のB検体の一部からエフェドリン、フェネチルアミン、チラミンの禁止薬物が検出されたという。残りのB検体一部は本来、井岡側が潔白を主張した場合の再検査のために必要であったが、警察に提供されたことで結果的に再検査が不可能な状況となっているという。
さらに今回の検査手続きの手順について、検体の保存方法などに大きな問題があったことも挙げた同委員会は「再検査可能の状態に保つことが不可能となるという手続上の重大な瑕疵(かし)が生じている」とJBC側の不手際を指摘していた。
…これは
JBCはまさに罪深い
いくら不意打ちの、まさかの出来事であったとはいえ、このていたらくはない
内部告発、リークさえなければ、この事態そのものがJBCという公平公正を司る組織に隠蔽されていた可能性が高いわけで、もう、まともな着地とは思えない
しかし、井岡一翔選手へのなんらかの疑いが綺麗さっぱり晴れたわけでもないが、実態としてはもはや検証と疑惑解消への手立てが万策尽きてしまった…とも見える
マリファナ、大麻、ドーピング禁止薬物反応…ありましたが
B検体の喪失による行き止まりがあって、今さらだけどA検体の保存管理の失敗の可能性があって、尿の腐敗による偽陽性が否定できず、あるいは、JBC職員の悪意ある検体への禁止薬物混入疑惑まで可能性としては膨らんでしまうわけか…⁇
だめ、これ…
もう、収集つかない
なんか、この失態を教訓にして…なんて綺麗事で済ませるには、あまりに闇が深すぎる
なんだろう
この、虚しさ…
この、失望感…
表現の自由を行使させていただけば、僕はJBCにも、井岡一翔選手にも嫌悪感と不信感は拭えず、どちらにも受け入れ難い抵抗感が強く残ったままだ
さて、残るは田中恒成選手の気持ちと畑中会長の気持ちと対応だ
この裁定を受けてどう反応するのか…⁇
また、このJBCの最悪なる幕引きを協会はどう対応するのか…⁇
ズブズブの一心同体ってことなのか、ビジネス的には対立もできない間柄なんだろうけど…
結局、踏み躙られたのは、ファンや愛好家たち…ということになるし、ただ、虚しさが漂う
そんな感覚しか、浮かばないなぁ…
あの、崇高なる名勝負が穢された感覚の虚無感…
筆舌し難い苦しさが今なお残ったまま…
御愛読感謝