計量をパスした久田はオンライン会見で「コンディションはいい」と声を弾ませ、記録ずくめのベルト奪取に挑む。日本勢の世界初奪取の“遅咲き記録”は1974(昭和49)年の花形進の62戦目、67年の小林弘の59戦目などが残っているが、久田が今回47戦目で達成なら平成以降で最も遅い。プロ無敗の寺地と、10敗の自身を比較し「僕は何度も泥水を吸ってきた。どんな苦しい状況でもあきらめずに戦う」と雑草魂を見せた。
寺地とは“3度目の正直”でゴングを迎える。17年4月、日本同級王者への挑戦決定も、寺地の世界初挑戦で白紙に。寺地が返上した同王座を獲得、5度防衛し、昨年12月には世界V8戦の挑戦者に内定も、王者の飲酒トラブルで延期。「待たされた分、しっかり準備できた。最高のパフォーマンスを発揮する」。過去最多280回のスパーリングでしっかり仕上げた。
妻・淳子さんや3人のまな娘、昨年12月に食道がんのため79歳で亡くなったハラダジム先代会長の原田実雄さん、支援者らへの感謝を胸に、久田がボクシング人生をかけて地元・大阪のリングに立つ。
…ううむ
はっきり言ってしまえば、チャンピオン圧倒的優位…だとは思う
が、なにが起こるかわからんのだよ
それがボクシング、それが世界タイトルマッチ
チャンピオンも泥酔事件からの再起だからやる気満々
名勝負誕生を期待
御愛読感謝