テレビ観戦‼ 大みそか5大世界戦っ‼  | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

2016 12 31 大田区総合体育館

 

…ついにやって来てしまいましたっ

 

今年もお世話になりました~

 

さて、同居の某嬢にひんしゅくを買いながらも、しかし、ボクシングのためにテレビを占拠させていただきますっ

 

我らがジャパニーズ・ハグラ―、不屈のKOダイナマイト、内山高志アニキのリベンジマッチの夜、すなわち、2016年最後の夜がやって来てしまいました

 

ということで、テレビ観戦ではありますが、随時、更新してゆきたいと思います

 

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ

 

チャンピオン 田口良一 25W11KO2L1D

×

挑戦者 同級3位 カルロス・カニサレス 16W13KO無敗

 

田口選手、僕はかなり高評価です その戦う姿勢 攻めの姿勢 が実に明快 見ていてストレスを感じないですねぇ

 

つまり、「信じられる」チャンピオンという意味ですね

 

勝って欲しい

 

1R 両者右構え カニサレスは非常に好戦的 手数も多い カニサレス10-9

 

2R 田口の左が明確に当たった しかし、カニサレス、休まずに打ち続けてくるいいボクサーだなぁ 気が抜けない 田口10-9

 

3R 腕の長さ、体躯的には田口が優位も、距離を潰す戦術を選択した田口 田口がにじり寄るも、迎撃のカニサレスに有効打が多かったか? カニサレス10-9

 

4R 田口、ぐいぐい距離を潰して右を捻じ込む バックステップを踏むカニサレスは本来の戦いではないようだ が、手数はカニサレスが優っているか? 田口はアグレッシブだが有効打数で劣っているか? カニサレス 10-9 

 

5R 前進する田口だが、狙いすぎか? 手数が足りない 一方のカニサレスはまとめ打ち、コンビネーションが際立つ カニサレス10-9

 

6R …意思は感じられる が、想いと戦術が嚙み合わない このままの展開では「見栄え」の良さでポイントを失い続けること必至な流れ カニサレスの右が田口を捕らえる 厳しい カニサレス10-9

 

7R 愚直なほど、懸命に攻め込む田口 空転の印象はある と、つに田口の左フックがクリーンヒット さらにゴング間際に右を捻じ込んだ 田口10-9

 

8R 田口の気迫と延々たる前進がカニサレスを飲み込み始めたか? 距離を潰し続ける田口 相打ちだがその闘魂が際立つ 田口10-9

 

9R 田口、前進しながらの左ボディーアッパーから左を捻じ込む さらに打ち合いから田口の右がカウンターで炸裂 田口10-9

 

10R 追い上げている 間違いなく追い上げている が、このラウンドは田口の手数が足りないか? 相打ちもあったが、有効打で劣ったか? 攻めているんだけれど カニサレス10-9

 

11R カニサレスがホールドクリンチを多用してきた 疲れてる 果敢に、懸命にラッシングし続ける田口 手数はカニサレス が、アグレッシブは田口 有効打はカニサレスか~? 田口10-9 (おまけ気味かも)

 

12R 動くカニサレス 詰める田口 採点はきわどい 明確なポイントが欲しい カニサレスは苦し紛れのクリンチ連発 田口思うように戦えない 田口10-9

 

higege91の採点 114-114 で ドロー

ジャッジの採点 116-112 カニサレス 116-112 田口 114-114 

 

引き分けで田口良一V5達成~

 

苦しかったぁ

 

が、田口は戦い辛い相手に自分のボクシングを貫き通した

 

その強い意志を貫き通した

 

ほんのわずかでも、その強いはずの意志に「ブレ」や「迷い」が生じていたならば判定を落としていた…と思う

 

出来の良い「ドロー防衛」だと感じました

 

僕は田口選手の世界チャンピオンとしての、その「たたずまい」が好きだ

 

 

WBA世界スーパーフェザー級スーパータイトルマッチ

 

スーパー チャンピオン ジェスレル・コラレス 20W8KO1L1NC

×

挑戦者 同級2位 内山高志 24W20KO1L1D

 

死んでしまったわけでない

 

身体が壊れたり病気になってボクシングができなくなったわけではない

 

震災や災難に遭ってボクシングができなくなったわけでもない

 

俺は幸せだ

 

好きなことをやり続けられて、好きなことをやって負けたけれど、まだ、大好きなボクシングができるんだ

 

俺は幸せなのだ

 

そんなような意味の言葉を、試合前のインタビューで僕は読んだ

 

2度続けて、同じ相手に負けるわけにはいかない

 

勝てよ、勝てないはずがない

 

1R 内山は右構え コラレスは左構え パワフルだ コラレスはパワフルだ 内山はやや硬い印象も、しかし、冷静さと集中力を高めようと努めている印象 つばぜり合い 有効打は両者ともなかったが、強いて言えば、コラレスのボディーストレートが有効だったか? ここは辛いがコラレス10-9

 

2R 内山がにじり寄り、コラレスがカウンターを狙う展開 コラレスの左カウンターが空を切る 危ない 有効打はなかったが 手数でコラレス コラレス10-9

 

3R コラレスがスイッチ 速い 内山はにじり寄るスタイルのまま 内山の右に合わせて左が飛んでくる 内山喰ったっ‼ 浅いっ コラレス10-9

 

4R スイッチを多用 距離を操るコラレス 内山は攻め手を欠いている 距離がゼロになった瞬間、コラレスのフルスイングが内山を捕らえる やり辛い コラレスの左が内山のガードを破る コラレスのボディー打ちが内山の腹をえぐる コラレス10-9

 

5R しんどい展開 中盤以降までにコラレスを消耗させいのだが、当てられない、削れない ポイント的には劣勢 コラレスの左が当たる ぐらついた 踏ん張った 苦しい展開 …が、ゴング間際、ふいに内山の右がバランスを崩したコラレスを倒した ダウン ダメージはないが、ポイントは内山 内山10-8

 

6R 内山は冷静だ だが、コラレスの方が見栄えの良いフルスイングが多い 決定打はないが、印象としてコラレス コラレス10-9

 

7R コラレスの大味なるパンチが浅くとも印象に残る しかし、どうしても内山の右が届かない それはコラレスのカウンターへの警戒心が働いているためだと思う 軽い右が一発当たったが打ち抜くには至らず コラレス10-9

 

8R 明確にポイントが取れない 苦しい にじり寄るも 打って離れられてしまう コラレス10-9

 

9R にじり寄った内山のショートパンチが決まる が、決定打にはならない コラレスのパンチも当て返してる 互角気味だけれど 内山10-9 (ひいき目に見てしまってるけれど)

 

10R 残りは9分間 もう行かないとダメだ 死ぬ気で勝つならば、どこかで「一線」を越えて攻め込まなくては変わらない ドスンっ 内山の右がコラレスの腹を捕らえた コラレス必至のクリンチ コラレス苦しい クリンチ多用で逃げられるも光明が見えた 内山10-9

 

11R 動くコラレス 内山、仕留められるか? 明らかに逃げ回っているコラレス 内山の右ストレート当たるも浅い コラレス当てて離れた場面もあるが、逃げの姿勢が見栄え悪い 内山10-9

 

12R 内山、倒さないと厳しいだろっ が、手数が出ない 明確なパンチを当ててくれ 手数はコラレス わざとスリップするコラレス これは… 内山としていいのかい? いやぁ、わからない… 内山? 10-9

 

higege91の採点 114-113 ジェスレル・コラレスの勝ち 

ジャッジの採点 117-110 コラレス 114-113 内山 115-112 コラレス

 

スプリットデシジョンで勝者ジェスレル・コラレス 初防衛成功‼

 

かぁ~

 

無念…

 

無念だけれど、僕の目にも「狡くとも」「汚くとも」、ボクシングというスポーツのルールの範疇で、その採点方式の範疇において、勝者はやはりコラレスに映ったのも確かだった

 

試合後のインタビューで、その去就は語られなかったですが引退が濃厚だとも想像しますが、37歳の決断はどこに着地するのでしょうか?

 

しかし、コラレスの序盤~中盤はあまりに早すぎたし、その多彩なるスイッチと距離感の幅に内山選手のストロングスタイルが噛み合わなかったのは確かであった

 

明確にポイントを奪えたのも10Rと偶然ダウンを奪った5Rしかなかったようにも見えた

 

厳しい試合だった

 

もっと危険を冒して攻め込んでほしかった気もする…が、これが限界であったことを露呈してもいたようにも思う

 

残り2ラウンドになった時点で、「捨て身」で打ち込めなかったのも確かだ

 

が、それでは内山高志のボクシングではなくなってしまうのも現実である

 

難しいところだけれど、難しいところだけでど…

 

ジレンマが残った…

 

けれど、その一方で、内山高志というボクサーが、その全身全霊をリングで出し尽くせた、と、断言できるならばそれが最高の「結末」なのだけれど…

 

スプリットデシジョン…という奇妙なる語感の余韻が、また、37歳を奮い立たせてしまう可能性もある

 

もっと出来ははずだ、まだ、絞りつくしていない…という感触に苦しむ可能性も高い

 

その時は、その時はただ応援をするだけですが…

 

とにもかくにも、我らが内山高志よ、お疲れ様でした

 

悶々としちゃうかもしれないけれど、でも、その37歳の挑戦は、多くのみなさまの心の中で見事に花開いいたと思います

 

 

 

あぁ…

 

あの右ボディーストレートが序盤で刺さっていたら…

 

 

 

ダメだ、まだ、僕も消化できない

 

 

いや、でも、僕が内山高志というボクサーを尊敬する心は全く変わることはない

 

 

以下は、ダビングしてあるのですが、まだすぐに観る気になれない…

 

すいません

 

ちょっと時間をいただきます…

 

ぐぐぐ…

 

 

島津アリーナ京都

 

IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ

 

チャンピオン ジョナタン・グスマン

×

挑戦者 同級5位 小國以載

 

1R 両者右構え 全勝全KOのチャンピオンに対して中間距離からワンツーを当てた小國 グスマンは随所で荒々しくコンビネーションを放つもブロック 小國10-9

 

2R 冷静な小國 にじり寄るグスマンに対してカウンター迎撃態勢 有効打で優る ゴング間際、グスマンの荒々しい有効打も生まれたが… 小國10-9

 

3R グスマンの荒々しい右が小國を捕らえる 危ない っと、小國のボディーがカウンターになって炸裂 グスマンダウンっ‼ 再開 逃げるグスマン 小國10-8

 

4R 強引に攻めるグスマンを捌いてワンツー 小國は守勢には回らないも、しかし、グスマンの攻めが上回ったかなぁ グスマン10-9

 

5R 正統派の小國が自分のスタイルを貫く ボクサー型として、ジャブを起点に左ボディ ワンツー ただ、ただ、王道を行く 小國10-9

 

6R 大味なるグスマンを捌いて的確なパンチを捻じ込む グスマンの翁パンチが小國の顔面を捕らえる 単発だがそれが積み重なる グスマン10-9

 

7R グスマンのワンツーが小國のガードを割った グスマン連打 小國、危ないか⁉ っと、小國はあえて打って出る その反撃が当たる 優劣は相殺されたか? いやぁ、微妙 グスマン10-9

 

8R 小國がにじり寄る コーナーに詰める ボディーを打ち抜く グスマンが下がる 右を打ち下ろしたっ 小國ペースだ 小國10-9 

 

9R 小國の執拗なボディー打ちを嫌がるグスマン グスマン、後退 小國がにじり寄り打ち込む 明白な攻勢を奪っているはずだ 小國10-9

 

10R 迎撃スタイルのグスマンの方が的確 当てて離れるボクシングを展開 小國も攻めるも見栄えはグスマン グスマン10-9

 

11R 小國の「チャンピオンになるんだ」という気持ちがグスマンを下がらせる コーナーに詰める っと、グスマンが膝をついた ボディーブローが効いたか? 

 

ローブローの裁定

 

ベルトライン上でしたが、その前の左ボディーが効いているようにも見えますね

 

小國10-9

 

12R 小國が前に出る 小國の右がカウンターとなって命中 下がるグスマン 追撃のワンツー 小國10-9

 

higege91の採点 115-111で小國選手の勝ち

公式の採点 115-112 115-112 115-112 

 

勝者 IBFスーパーバンタム級新チャンピオン 小國以載~っ‼

 

…やりました

 

すいません 僕は厳しい戦前予想をしてました

 

無敗にして全KOのグスマンの荒々しい強さの前に、線の細い印象の小國選手が耐えられないと想像しました

 

いや、実に逞しく、強気に、そして、巧く 戦い抜きました

 

お見それしました すいませんでした~‼

 

自分のボクシングを貫いた いつもよりも強気に、自分を信じて貫いたからこその勝利でした

 

見事でした

 

おめでとうございますっ‼

 

WBA世界フライ級タイトルマッチ

 

チャンピオン 井岡一翔

×

暫定チャンピオン スタンプ・キャット二ワット

 

7R TKO勝ちで井岡選手の勝ち

 

…早送りで見ちゃいました(同居の某嬢がテレビ占拠を許してくれないので)

 

18歳の挑戦者は頑張りましたが消耗させられた挙句、ボディー打ちで沈んでしまいました

 

井岡選手、強敵はみんな階級をを変えてしまいました

 

ゾウ・シミンとか、ブライアン・ビロリアみたいなフライの有名実力者と戦ったら評価も変わるかもしれませんが、このままの路線ではつまらないですね~

 

ロマゴンも井岡選手は私と戦いたいなんて言えないと思います(笑)なんてインタビューで答えてましたっけ…

 

WBO世界ライトフライ級王座決定戦

 

1位 モイセス・フェンテス

×

2位 田中恒成

 

5RTKO勝ちで新チャンピオンとなったのは田中選手だそうですねぇ

 

おめでとうございます

 

フェンテス、ちょっと調整失敗した?と部分もあったかもしれませんが、とにもかくにもおめでとうございます

 

映像は見れてませんので詳細は不明です

 

すいませんっ

 

そして、みなさま、あけましておめでとうございますっ

 

今年もよろしくお願いいたしますっ

 

書ける範囲で、ボクシング愛を表現したいと思いますっ

 

謹賀新年っ

 

御愛読感謝

 

つづく