>東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチの前日計量が5日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、同級1位の金子大樹(26)=横浜光=はリミットの58・9キロで一発クリアした。4度目の防衛戦となる王者ジョムトーン・チューワッタナ(25)=タイ=は初回の計量でリミットを250グラムオーバーしたが、3度目の計量で58・9キロをパスした。
元日本同級王者でもある金子は13年大みそかに、WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(ワタナベ)に挑戦して判定で敗れている。日本王座に続く2冠目がかかる一戦へ「世界を目指す上で、ここは通らなきゃいけない道」と抱負を口にした。
…今年初っ端のボクシング興行はいきなりの大一番っ
元日本スーパーフェザー級チャンピオンにして、世界奪取が期待される日本選手最右翼の一人、あの内山選手からダウンを奪った金子大樹選手が東洋太平洋獲得に挑戦っ
チャンピオンのジョムトーンでありますが、実力者である日本ランカーの杉崎選手をホールで倒したボクサーで、あれ、どれだけ強いんだぁ!? なんてビックリしたわけですが、自国のタイではムエタイのチャンピオンに輝いた超強豪だったっていうので話題になりましたねぇ
これはあくまで僕の印象でありますが、柔のジョムトーンと硬なる金子選手…という見立てをしております
ジョムトーンは超強打があるわけでも、超スピードがあるわけでもないのですが、しかし、そのパンチが良く伸びてくるし、射程も長く、間合いを詰めるのが優れた印象あります…
対する金子選手は素早いフットワークを生かした鋭いボクサーファイター型で、そのパンチも硬い… 一発もありますが、一撃カウンターよりも流れを支配して徐々に相手を削ぎ落としてゆく巧さもある
果たして、この両者は噛み合うのかどうか?
序盤はそれぞれ探り合いから入るのでしょうが、すぐに火花を散らす展開になりそうな予感
ってこうとで、戦前予想でありますが…
金子選手の僅差判定勝ちっ!!!
と、させていただきますっ
この一戦のためにフィリピンで合宿を張ってきたと言う金子選手でありますが、かねてよりジョムトーン戦を熱望していたと聞きますので、その執念が際どくもチャンピオンを凌駕する…と予想
金子選手のフットワークが効果的に機能、そのスピードがジョムトーンを突き放し、また、その鋭い出入りと波状攻撃が功を奏する立ち上がりが理想か?
また、ジョムトーンは計量失敗していて3度目の秤でやっとクリアしたらしいので調整は微妙…
金子選手、真っ向から打ち合うタイプではないから噛み合わないかもしれませんが、しかし、際どくもポイントをピックアップできるのではないか…?
しかし、日本の実力者である杉崎選手を僅か3Rで屠ったジョムトーンでありますので、もちろん、気を抜けば危険極まりない
とはいえ、沖縄で中真選手と戦って大差判定もダウンを奪われて番狂わせで負けそうにもなっているので、倒せる可能性もある…
むむむ
しかし、ゾクゾクするいいカードですねぇ
今夜は生中継ありますよ、久しぶりにっ!!!
G+なんてめっきり減ったダイナミックグローブ中継のために加入しているようなものなんですから(笑)
本当は会場に行きたいのですが、調整つかず…
っていうことで、新年早々の興奮を味わいたいと思いますっ
御愛読感謝
つづく