清水の世界戦、ＷＢＡが承認…ＷＢＡ世界Ｓフライ級 スポーツ報知
…非常にファンをヤキモキとさせていた「カサレス×清水」でありますが、無事、ＷＢＡによる世界タイトルマッチとしての承認が下りたそうで安心しましたね
ただし、その勝者には何らかの条件も付帯されそうな気もします…
「暫定チャンピオン」のテーッパリットとの王座統一戦をＷＢＡは指示とかなんとか…みたいなことをどこかで読んだ気もしますが、なんだよ、どうしてそんな「指名試合」をチャンピオンの義務として指示する階級と、そうでない階級の『温度差・誤差』があるのか？って部分が気になりますが、もうダメ、ファンマニアもＷＢＡという団体の「不条理的価値観」にはついてゆけません…
そういえば、同じＷＢＡのバンタム級でありますが、亀田興選手は「正規チャンピオン」で、同階級には「スーパーチャンピオン」の称号を得ている連続防衛8度達成済みのアンセルモ・モレノって名チャンピオンがいて、さらに、ウーゴ・ルイスなる「暫定チャンピオン」もいて、こちらは初防衛成功をさせています…
ってことで、あまりボクシングにお詳しくない方がおいでになれば、是非、知っていただきたいのですが、亀田興選手は「王座決定戦」によるバンタム級のベルト獲得であり、相手は時の世界チャンピオンではあらず、亀田興選手の「格上チャンピオン」としてモレノが存在し、一説には、このモレノ本人も知らないうちにスーパーチャンピオンになっていて（!?）、気がついたら「正規王座決定戦」が行なわれることになっていた…なんて笑えない笑い話が聞こえるほどの権威の没落ぶり…と申しますが、まぁ、とにかく、各階級に拠って「誤差」があるものの、バンタムは特に酷いですね…
はっきり言って、「準チャンピオン」以下…と言いますか（バンタムでは実力的には日本チャンピオン以下と多くのマニアが実感してますけれど）、もう、承認料的な旨みがあるからこそＷＢＡが融通させてしまった、「珍チャンピオン」っていうのが実態でありますねぇ…
いやぁ、しかし、ＷＢＡには現在、3度連続防衛中の、スーパーフェザー級世界チャンピオンの内山高志選手がいますが、こちらは次回、暫定チャンピオンのホルヘ・ソリスとの王座統一戦を実現してくれるそうですが、ここで勝利して、必ずや「正真正銘」を証明していただけると思いますが（一度決定するもソリスが怪我をして流れた経緯あります）、つまり、多くの方に認められるのは、こんなリスクのある厳しい戦い乗り越えてこそ…ってことでありますね…
そう、そりゃぁ、ＷＢＡってのは最近はいただけない…が、逆に言えば、自分のほかにも同階級に「チャンピオン」の肩書きを持つボクサーが存在していること自体納得いかないし、ならばはっきりさせようじゃないか、はっきりさせてくれ、それでこそ「正真正銘の世界チャンピオン」だろっ!!! ってのが、「最強の気概」ってものであって欲しいし、その気になれば、話題性もあるタイトルマッチを実現できるってことでもあるということでしょうかね…？
さて、とにもかくにも、「カサレス×清水」が無事承認されてよかった…
また、清水選手の場合、れっきとした（こんな言い方になっちゃうのはＷＢＡならではですが）世界チャンピオンであるカサレスに挑むわけで、これに打ち勝てば「正真正銘」の世界チャンピオンとして賞賛を集められますので、是非ともなんとか勝っていただき、ファンマニアで大いに盛り上がりたいですねぇ…
ってことで、安心して「カサレス×清水」を楽しみたいと思いますね…
御愛読感謝
つづく