ズバリ予想!! 「カサレス×清水」 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


ボクシング&ロック野郎    higege91の夜明けはまだか?-110826_180742.jpg


さて、いよいよ今月末に迫ったのは、WBA世界スーパーフライ級&バンタム級ダブルタイトルマッチ…


えっと、WBA世界バンタム級「正規」チャンピオンは亀田興選手でありますが、まぁ、僕の興味はもう一つの世界戦、WBA世界ス-パーフライ級タイトルマッチでありまして、こちらをちょいと戦前予想したいと思います…


さて、チャンピオンはメキシコのベテランサウスポー、ウーゴ・カサレスでありますが、データ確認…


WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ


チャンピオン ウーゴ・カサレス (メキシコ) 

元WBO世界ジュニアフライ級チャンピオン

35W25KO6L2D 33歳 

左(スイッチ)ボクサーファイター

×

挑戦者 フライ級4位 清水智信 

元日本フライ級チャンピオン(4度防衛) 

18W9KO3L1D 30歳 右ボクサー


…むむむ


チャンピオンのカサレスを一言で表現するならば、老練老獪、でありましょうか?


打ち合いも厭わないが、しかし、うまーくごまかしてしまい、さらに、ポイントも持っていっちゃうというか…


そう、前のこのタイトル保持者は御存知名城信男選手でありまして、名城選手とは「1勝1分」でしたが、名城選手の猛烈なるラッシングには初戦こそ苦戦しましたが(初戦は個人的には名城選手の勝ちとみました)、その後、久高選手も撃退してますが、今回がV5となるわけでありますが、非常に安定感ありますねぇ…


で、そんなチャンピオンに挑む清水選手でありますが、国内フライ級最強…とは、、まぁ、多くの方にとってもそう多くの異議はないと思われますが(現日本チャンピオンの五十嵐選手は撃退済ですし)、そう、御存知の通り、これは「スーパーフライ級」でありまして、清水選手にしてみると、これ、「未知なる階級」での世界アタック…ということになりますね。


そこで気になるのは、やはり、「体格面」…


とはいうものの、身長で4センチ、リーチで6センチも清水選手がデータ上は、上回っています…とはいうものの、重要すべきは「パワー」だったり、「相性」だったりするので、これはなんとも言えない…


が、まぁ、多少なりとも優位な状況は嬉しいのはもちろんでありますね、もっとも、カサレスだって昔はジュニアフライサイズだったわけで、体躯的にはほぼ互角と見るのが相応しいでしょうかね…?


そして、清水選手の「強み」と言えば、今回が世界アタック3度目であり、ここで過去の「惜敗経験」をいかに昇華できるか、という部分では大いに期待したいでありますね…


で、この両者が激突するわけですが、どんな展開をみなさまは想像されるのでしょうか…?


挑戦者の清水選手と言えば、最近は非常にテクニカルなる、攻撃的アウトボクシングが持ち味でありますね…


出入り素早く当てて離れて、手数も多いので、当てて喰わないという、ボクシングの「理想」をどこまで体現できるかどうか?って戦術が有効だと思いますねぇ…


すなわち、「勝利の鍵」の在り処はでありますが、ズバリ、延々たるスピード感と無尽蔵なるスタミナこそは必須だと感じていますねぇ…


で、チャンピオンはやや変則的なる変幻自在のスイッチ打法を駆使、手数も多いし、キャリアも抜群、乱打戦も厭わないところありますので、清水選手、あまり打たれ強い方ではない印象もありますゆえ、いわゆる、『消耗戦』には付き合いたくないのが正直なところでしょうねぇ…


挑戦者だってもちろん倒したい、倒してチャンピオンになりたいのは山々であります…が、世界王座獲得への心構えとしては、真っ向勝負はNG、流れの中でチャンスがあればKOを狙うとして、しかし、基本は接戦の中を掻い潜っての、「判定勝ち」を目指すべきでありましょう…


これを成し遂げるには、スタミナ配分や見栄えの良い試合運びが必須…


もっとも、日本国内レベルにおいては、清水選手はこの部分が特化してりますので、それが通じなければやっぱりカサレスは強かった…ってことになるわけですが、なんとか、清水選手には淀みなきポイント連取、流れるような美しいボクシングを表現していただきたい…なんて思います。


とは言うものの、長丁場の12R、必ずやガチガチの打ち合いの場面が訪れます…


ここで打ち負けてはいけない、が、泥沼の如き、蟻地獄の如き、消耗戦には飲み込まれてはいけない…


なんて、僕はこのタイトルマッチを見立てておりますが、さて、みなさまはどんなイメージをお持ちでしょうか…?


で、恒例のズバリ予想でありますが、期待を込めて…


---挑戦者 清水選手の僅差判定勝ち!!! 世界王座奪取!!!


…で、いかさせていただきます!!!


3度目の正直、清水選手よ、必ずや獲れる、精神集中、恐怖跳ね返せ!!!


御愛読感謝


つづく