マレス２－０でアグベゴ下す バンタム級新王者誕生 BOX-ON
昨晩、行われたとＩＢＦ世界バンタム級タイトルマッチ、これ、「スーパー４」なんていう同階級の元世界チャンピオンたちによるトーナメントの決勝戦でもあったわけですが、まぁ、速報のみで内容詳細はエキサイトマッチのオンエアー待ちなんですが、ダウンシーンもあり、さらに、ローブローの裁定も微妙な印象あったみたいですが、判定はマジョリティーだったみたいですねぇ…
ダルチニアンも破ったマレスが新チャンピオン＆トーナメント覇者となったそうです…
バンタム…といえば、かつてＶ１０を達成した長谷川穂積選手を思い起こしちゃいますが、バンタム級全盛期にこのトーナメントに登場していたら、なんてついつい想像しちゃいますが、近い将来、きっと、こんな世界的強豪大集合によるトーナメントに日本選手が出場する場面がやってくるでしょう…
ちなみ、日本選手初となる「三階級制覇チャンピオン」のＷＢＡ世界バンタム級チャンピオンの亀田興選手のＶ２防衛戦が迫っておりますが、そういえば、そのタイトルの1位指名挑戦者はビック・ダルチャニアンで、2位は日本チャンピオンの山中慎介選手なんですねぇ…
亀田興選手に関してはトーナメントっていうよりも、王座決定戦による戴冠だっただけに、せめて、指名挑戦者と戦って「チャンピオンの証明」をしていただきたいですが、まぁ、このＶ２戦後、すぐに返上して「4階級制覇を目指す」だなどと言い出しそうな予感ありますねぇ…
もし、そうなったら1位と2位による王座決定戦が規定路線となりますが、「ダルチ×山中」なんてカードが実現したら、これはなんともファン垂涎の好カードとなりますねぇ…
あ、想像しただけで燃えてきちゃいますねぇ…
しかし、世界のバンタムと遠い場所で、細々と「世界チャンピオン」と名乗り続けようと苦心している…なんて印象の気弱なチャンピオンが我らが日本の世界チャンピオンの一人とは、ボクシングファンとしては、なんとも胸が痛いですねぇ…
まぁ、いいじゃないですか、「自分の中で」、世界チャンピオンとして数えなければいいだけの話じゃないですか…
って、御意見も多数いただくわけですが、でも、それじゃぁ、「政治力」や「資金力」もなく、ひたすら一生懸命やってるボクサーたちが損してるようで嫌なんですよねぇ…
しかし、テレビ局なんぞの極端なバックアップを受けて注目を集め、さらに、それによって「ノーリスクハイリターン路線」を進めること自体、すでに、選手の実力…なんて言い方もビジネス的には言えなくもないわけですが、そこばかりが目に付き、でも、世界チャンピオンだなどと騒がれる様子ってのはいただけないですね…
…だなどと、ブツクサ言っても仕方がないのですが、まぁ、亀田興選手のＶ２戦の対戦相手は無敗の若いボクサーらしいので、その勢いに期待したいですね…
あ、僕は挑戦者のデラモーラを仕方なく応援します…
しかし、さらに次のＶ３戦で山中選手かダルチニアンと戦うことを宣言、そんな将来に向かって本当に努力していただけるならばこのＶ２戦に限っては中立的な立場で観戦してあげないこともないですけれど…
まぁ、無理かぁ…
っていうても、そんなダルチニアンもマレスには負けてますからねぇ…
世界のバンタム…はＷＢＡ世界「正規」バンタムからはかなり遠い…というお話でした。
御愛読感謝
つづく