ミハレスが興毅を絶賛!? だそうな… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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世界王者が興毅を絶賛 スポーツ報知


…久しぶりに、と言うか、敢えてずーっと亀田一家には触れずに来たのですが、あのWBC世界スーパーフライ級王者のクリスチャン・ミハレスが興毅選手を絶賛なんて記事を読んで、「はて?」と躓いてしまいました。


再起戦・ノンタイトル10回戦が決まったと言う興毅選手、相手は9年前のWBO世界王者で、三十路ボクサーが相手だそうな…


社会問題となった内藤×亀田次男が社会に残した爪痕は深い…


「ボクシングの切実」が汚された…なんて気持ちは正直残りましたし、もう亀田一家なんか見たくも聞きたくもないって感じてましたが、さて、謝罪に関しては一応しっかり果たした長男・興毅選手(…もっと敬語をちゃんと使えるとなおのこと良かった)、気持ちは伝わりました…


が、それはもう良しとして(…次男の愚行と横柄は相変わらずのようで救いようがありませぬが…)、ラストサムライ・川嶋勝重選手を2度退け、さらに世界的な人気者、ホルへ・アルセを血だるまにしたあのミハレスがなんと興毅選手に「右目上を腫らされて」、彼を絶賛したと言う…


ミハレス… と言えば、クレバーで止まらない速射砲のような手数連打が最大の武器…


一発はないが、その旺盛な手数とキレのあるコンビネーションの前に挑戦者達はことごとく屠られ続けております… 正直、こんなに「化ける」とは思いませんでした…


そう言えば、このミハレスに次挑むのは日本でも御馴染みのホセ・ナバーロですよね?


川嶋勝重選手の世界王者時代の宿敵、確か僅差のスプリットデシジョンで防衛を果たすもその判定結果は大いに議論の的になりましたし、その後、徳山昌守選手と戦って完全に捌かれて敗れ去った、あのナバーロ…


で、思うにこのナバーロ、非常に潔いボクシングをするなぁ…と僕は感じておりました。


特に、あの川嶋選手との足を止めての打ち合い…


あれは物凄い精神力でした…


敗れはしたものの、しかし、顔色一つ変えずに黙々と打ち合いに応じたあのタイトルマッチは非常に僕の記憶の中で鮮明に残っております…


徳山選手には終盤右ストレートを叩き込まれて効いちゃいましたが、しかし、試合直後に清々しく敗北を認めた姿もまた僕は好きでした…


さて、このナバーロ、確か4度目くらいの世界挑戦ですよね? で、相手はあのミハレスか…


何とか戴冠して欲しい…が、充実のミハレス相手に予想は圧倒的不利が大多数を占めることでしょう…


で、興毅選手ですが、完全にアウトボクサーとして今後は戦って行くのでしょうか?「亀田スタイル」ではフライ級世界王座奪取は夢のまた夢でありましょう…


出入りとフットワークを駆使する新しいスタイルで再起を飾るのでしょうが、しかし、それでもあのミハレスが「大絶賛」なんて記事を読むと、「はぁ?」となる訳です…


本当ですか?


僕はスパーと言えども、興毅選手があのミハレスと互角に渡り合えるとは思えないわけです(真剣勝負となれば絶対に倒されると思うとります)…


ミハレス、的確で早い… あの淀みないコンビネーションは異常…


あれで一発があったら「無敵」…と思えるほどの圧倒的クレバーなボクサーであります。


僕の妄想の中で、この両者が戦った場合、懐への侵入を許した興毅選手が上下左右スパパパパーン!!!って打ち抜かれる姿しか思い描けないのですね…


亀田一家にはもう期待はしません…


が、「目に見える形」でその実力を示してくれるのであれば、認めます…


しかし、このような思わせぶりでなんともいい加減っぽさの残る記事を読むにつけ、少し「げんなり」したわけであります…


嘘だとは言いませんが、歪曲の匂い…はちょっぴり感じる…


さて、興毅選手よりも、正直、僕はナバーロが気になりますな…


皆様はどうお感じになるのでしょうか?


うーん、なんか亀田一家絡みの話題ですが、ちょっと燃えなくなってしまいました…


ボクシング狂の僕でさえこの程度なのですから、もしかしたら、世間的にはもっと冷めてるのかもな…


正直、魂が焦げるような気持ちにはならんとですよ…


御愛読感謝


つづく