次男・大穀プロ4戦目!! さぁ、「実力者」を相手にその「実力」を証明できるか!?  | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

大毅の余裕? メンチ切りなし 「自信に満ちあふれとる」

亀田大穀と前インドネシア王者・べヌー


東京・後楽園ホールで5日、プロ4戦目を迎える亀田大毅が前日計量に臨み、契約体重の53キロでクリアした。父の史郎トレーナー、兄の興毅、弟の和毅とともに計量会場の後楽園ホール展示室に入った大毅は、対戦相手のヨッピー・ベヌー(インドネシア)より先にはかりに乗り、腕組をしながら余裕のパス。派手なパフォーマンスをすることもなく、はかりを降りた。
 大毅はベヌーの計量を見届けた後、自ら歩み寄り、がっちりと握手。少し目をあわせただけで額を突き合わせるようなメンチ合戦はなかった。最後は大毅が肩をポンポンとたたき、友好的に健闘を誓い合った。

 「相手は元(国内)チャンピオン。ボクシングをしてくれるやろ」と大毅は言う。過去3戦の相手は「リングに上がっただけ」とはき捨て、「怒らせて打ち合う必要があったからメンチを切っとったんや」と説明した。10倍以上のキャリアを誇るベヌーとの闘いが“真のデビュー戦”であることを十分にわかっている。

 だが、大毅は「今、ごっつ自信に満ちあふれとんねん」と語る。スパーリングを打ち上げた後の1週間の打ち込みで「1日1日、自信がついてきた」という。
 「3ラウンドまでと思ってるんや。後楽園で歌ったる」(大毅)。激しいメンチを切らなかったのも、大毅の自信の裏返しに感じられた。


 以上記事抜粋


 さて、相手は前国内王者…


  亀田大毅 3勝2KO無敗

   
vs

インドネシア・スーパーフライ級1位
元インドネシア・フライ級王者
 ヨッピー・ベヌー 19勝5KO4敗4分


 この「戦績」は結構立派だなぁ、べヌー。


 亀田大穀はガンガン攻めて攻めて…の『ド』の付くファイターだ。


 しかし、前々戦で封印を予告した「亀田のあられ」と呼ばれる必殺連打を爆発させるも不発…。


 その後、僅か3週間程度のインターバルを経て汚名返上のKO勝利…。


 さて、最近は週刊誌等にまでその「本当の力」について問題定義を受けてしまう亀田兄弟・・・


 であるが、今回の相手はある程度「本物」かもしれない。


 …妄信的に信じるのは危険…というか、なかなか信じられないが、国内タイトル挑戦を控えている…というべヌーにしてみれば「前哨戦」にあたる今回の大穀戦である。


 兄・興穀は4戦目ではタイ人相手であったはず。


 このような肩書き付きの現役ランカーとは戦っていなかったような…?


 興穀に倒されたかつての名王者・サマン・ソーチャトロンはかわいそうだった。お金に困っていたのか…。

 …で、あるならば「亀田バッシング」がこれ以上大きくなる前に楔を打ち込みたい…ってマッチメイクか?


 しかし、ボクシングファンとして大歓迎なこの1戦!!


 証明してくれれば何も言わない…って言うか、言えないでしょうしね。


 相澤VS菊井 …右が菊井選手!!


 現在、日本スーパーフライ級タイトルを保持するのは花形ジムの菊井徹平選手だ。

 

 http://ameblo.jp/higege91/entry-10011178661.html

 過去記事 菊井徹平VS相澤国之 日本王座決定戦!!


 苦労人の菊井選手、先日の日本対メキシコ対抗戦のリングで月間賞の授賞式に登場。


 相変わらずの優しい表情…のいい選手だ。


 タイトルを賭けて争った世界ランカー・相澤国之選手との激闘は大変素晴らしかった。


 大穀がこの「肩書き付き」のべヌーを圧倒的なKO勝利で飾ると日本ランキング入り…?


 …とも囁かれているから、地味なボクシング界であったが、日本王者が脚光を浴びる可能性も高い。


 大穀と日本タイトルを争うことになれば、一躍有名人となり、会場もホールよりも大きな会場が選ばれてもしかしたら日本タイトルマッチで地上波生中継の可能性まである。


 大穀…とは似ても似つかない苦労人、優しさの滲み出る菊井選手だけに、なんとなくそんな妄想をめぐらせるとドキドキしてしまう。


 負けないよな、頼むぞ!!


 …って思いが強いが、大穀のパワーと連打は確かに侮れない。


 ああ、拙速な妄想をしてしまったHigege91。


 ロケット打ち上げのような亀田3兄弟…


 1段目の興穀は8月に世界挑戦決定!!…ってことで、まずまずの結果だ。


 2段目の大穀はこのリングが最初の試練!?…となる。


 3段目の和穀は「噂」では最も才能をもっているという…から楽しみだが、観たことないのでわからない。


 兄の為にも負けるわけにはいかない。


 さらにプレッシャーとの戦いが大きいはず。


 異常な注目を浴び続ける亀田家のこれは宿命である。


 Higege91としては、『心の戦い』にきっちりと打ち勝ち、実力を充分発揮できることを祈るものなり。


 御愛読感謝


 つづく