凄い漢(おとこ)がいたもんだ!? 44歳元日本王者 横田宏明、勝つ!! …さらに日本ライト級余談 | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

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国内現役最年長のプロボクサーで元日本スーパーバンタム級王者の横田広明選手(44)が12日、神奈川県茅ケ崎市の同市総合体育館で行われた復帰2戦目に判定勝ちし、自身の最年長勝利記録を更新した。
 横田選手は同級王座を3度防衛、世界挑戦もしたが1998年、日本ボクシングコミッション(JBC)が定める年齢制限で37歳で引退。JBCの規約改正を受け、昨年11月に約6年のブランクを経て3階級上のライト級で現役復帰し、初戦の勝利で最年長記録を打ち立てた。
 約1年ぶりとなる復帰2戦目も初戦に続きライト級で出場。序盤から14歳年下の相手選手のパンチを巧みにかわし、顔面に効果的なパンチを当て続けた。
 横田選手は試合後「名誉な記録だと思う。44歳での勝利は一生の記念です」と笑顔であいさつし、観客の大きな喝采(かっさい)を浴びた。


 …以上記事参照


 …最近、だらしない身体に張り付いてどうしようもなくなった贅肉が気になって仕方ないHIGEGE91。地下鉄の乗り換え、地下構内の徒歩移動でさえ息が切れる最低最悪なHIGEGE91…。


 …喝ー!!

 


 横田選手?…兼会長はなんと44歳である。かつては世界挑戦まで行った日本スーパーバンタム級の王者。6年以上のブランクを作るも規約改正後復帰して2戦2勝とは凄い。高校生のお父さん、大学生のお父さんの年齢である。凄まじい!!


 そして、ライト級日本王座奪取へさらに躍進すると言うではないか!?


 …で、先日の現・日本ライト級タイトルマッチの記事。


プロボクシングの日本ライト級タイトルマッチ10回戦は10日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者で同級1位の伊藤俊介(金子)が王者の久保田和樹(相模原ヨネクラ)を2回49秒TKOで破り、新王座に就いた。伊藤の戦績は19勝(14KO)2敗1分け。久保田は15勝(3KO)6敗2分け。

 

 生憎生観戦していないので詳細は分からないが、R1に王者・久保田が伊藤からダウンを奪ったらしい…のだが、どうやら伊藤の有効打により目をカット。R2、久保田が突進して伊藤を攻めるも、ドクターストップの裁定が下り、新王者が誕生した模様なのだ。

 …喜ぶに喜べない新王者?誕生らしい…のだが、今、ライト級は少々楽しみづらい状況である。前王者・島田雄大が世界路線のため王座を返上、稲田千賢はOPBF王者となり、世間的には(…どの階級もそうかもしれないが…)話題性のある選手、多少知名度のある選手がなんとなく薄い感は否めない。

 とはいえ、日本ランカーのなかでもHIGEGE91が好きな選手は「石井一太郎」(13W12KO1L1D)と、王座陥落した久保田と王座決定戦をして敗れた「田中光吉」(23W11KO9L2D)だ。あいにく日本ランカー全部顔と名前が一致しないので、戦績を見れば強そうなのと努力でのし上がってきた選手等、想像は出来るのだが、知らない選手は語れないので申し訳ない。

 石井はハードパンチャーで、田中はベテランで「ドラマ」のある選手だから好きだ。…が、日本のボクシングをこよなく愛する自称ボクシングマニアなHIGEGE91も今の「ライト級」は地味だ…って正直思っちゃう。

 新王者の伊藤は「イケ面」らしいので、盛り上がればよいが、王座奪取するも「内容」が微妙だったようなので、なんとも言えない。久保田が田中光吉に勝った試合はホールで観たが、確かに「見所」は少ないタイトルマッチであった。

 

長嶋、その視線の先にあるものは…?

 …が、もう一人、忘れてはならない選手がいる。長嶋健吾(同級2位・27W15KO3L2D)だ。長嶋と言えば世界挑戦(シリモンコン・シンワンチャーに2RKO負け)もした元日本・OPBF王者だ。あのリック吉村との世界挑戦を賭けた戦いで打ち勝った試合が印象的だ。…が、嶋田雄大に敗れた試合はショボンな内容だった。…で、先日久々のダイナミックグローブ、メインで登場予定だったが、なんと階段から落ちて首を負傷、当日になって試合キャンセルのアクシデント発生!! 代打でメイン出場の藤掛選手が悲劇に遭った、あの興行であった(…藤掛選手は快方に向かっているそうだ、良かった)。…その長嶋が、チャンピオンカーニバルで日本王座挑戦が濃厚だと言う。

 

 再び世界挑戦まで辿り着けるか?厳しい、正直辛い。年齢的にも残された時間は少ない。もう31歳くらいになっているはずだ。強打はないが高度な技術と細かい速攻連打でクオリティーの高い選手だ。トレードマークの「5厘刈?」も修行僧のようでいい。…で、もう1度聞きたい。あのリック吉村に勝ったリングで聞かせてくれた「勝利のラップ」を…。そして、地味なライト級を盛り上げて欲しい!! がんばれ長嶋健吾!! 世界戦のリングに忘れてきた「何か」を取り戻す為に、戦え!! 打ち勝て!! 

 …で、うっかり階段とかから滑り落ちて「鞭打ち」みたいな怪我なんか絶対にしないでね。

つづく