越本、6年ぶり世界挑戦＝1月29日に福岡で－WBCフェザー級
世界ボクシング評議会（WBC）フェザー級5位で東洋太平洋（OPBF）同級王者の越本隆志（34）＝FUKUOKA＝が、WBC同級チャンピオンの池仁珍（32）＝韓国＝に挑戦するタイトルマッチが来年1月29日に福岡・九電記念体育館で行われることが決まり、9日、主催者から発表された。
越本は2000年1月に世界ボクシング協会（WBA）同級王者のフレディ・ノーウッド（米国）にKO負けして以来、2度目の世界挑戦。「もう一度チャンスが回ってくるか半信半疑だったが、あきらめなくてよかった」と、6年ぶりに現実となる世界戦を喜んだ。
…以上記事参照
ついにきた。本当に諦めなくて良かったなぁ!! もはや秒読みと思われていたＷＢＡ ｆｅ級王者・クリス・ジョンへの挑戦が白紙撤回され、もう年齢もモチベーションもギリギリだろう…って想像していた。しかし、ここに挑戦が公式発表にいたり、先ず、実現することに感動だぁ。
…が、勝たねばならない。勝つ前に喜びすぎてはいけない。
越本は３４歳。しかし、王者の池も３２歳。 越本はチャンスをうかがいながらＯＰＢＦのベルトを守ることすでに７回。まさに『円熟期』に到達していることと思う。そのアウトボックスの完成度は高いと読み聞く。
…が、申し訳ないがその戦う姿を見たことがないＨＩＧＥＧＥ９１であった。すんません。でも、生・越本は見た。先日の大之伸ＶＳ本望の青コーナーのセコンドにその姿を見ていた。前記のクリス・ジョン戦が完全に流れた後だったように思う。金髪だったな。ホール南側観客席からは線が細くて小さく見えた。目的を定めてはいても「実現」の可能性が消えた越本の気持ちを考えると辛かった。しかし、世界初挑戦失敗から６年にも及ぶ期間、諦めることなく、『この時』を願い続け、信じ続け、さらに『磨き』続けてきた結果が引き寄せたこの再挑戦なのだ。勝て勝て勝て勝て!! 三十路ボクサーの執念の華を咲かせてくれぇ!!
打つべし!! 打つべし!! ウツベシィー!!
つづく