最年長王者へ 西沢が計量一発パス
18日、ボクシング東洋太平洋スーパーミドル級王座決定戦(後楽園ホール)に臨む元王者の西沢ヨシノリ(ヨネクラ)が、前日計量を76・2キロで一発パス。王座奪取なら39歳9カ月で、日本ジム所属選手として最年長奪取記録を更新する。
39歳9カ月、西沢王座つかめ
「中年の星」西沢ヨシノリ(ヨネクラ)が背水の決意で2つの記録に挑戦する。東洋太平洋スーパーミドル級王座決定戦12回戦は今日18日、東京・後楽園ホールで行われる。同級3位の西沢は17日、激突する同級4位ピーター・ミトレフスキー(26=オーストラリア)と前日計量に臨んで76・2キロのリミットでパスした。39歳9カ月での王座奪取となれば、自ら保持する38歳3カ月を更新する新記録。またミドル級で辰巳八郎、海津文雄が記録した同王座3度獲得を抜く4度目の日本新記録となる。
来年1月に40歳を迎える西沢は「オレって亀田君のお父さん(史郎氏)と同じ年齢なんですよね。ただ記録とか関係ない。自分のピークは40歳だから」と自信をみなぎらせた。進退を問われる試合でもある。昨年12月にWBC世界同級王者バイエル(ドイツ)に判定負け。今年6月にも東洋太平洋ライトヘビー級王者ウエスターマン(オーストラリア)に判定負けした。3連敗となれば年齢的な問題も重なって世界挑戦への道は厳しくなる。西沢は「ボクシングは何が起こるか分からない。プレッシャーもあるし、大事な試合」と悲壮な決意を口にしていた。
…なのだ。死ぬ気で応援するには早く仕事を片付けなくてはならない。
HIGEGE91…大ピンチだ。
つづく