…よりによってこの写真!? 僕もあの悔しさは忘れてないぞ!!
…来た来た来た来た!! HIGEGE91一押しのファイター、日本Fｅ１０位 金井晶聡（姫路木下） １７戦１５勝１５KO２敗の再起戦が迫ってきた。発売したばかりのボクマガの小さな記事だが、「心はまだ折れてない」の見出し!!
無敗の１４連続KOで駆け上がり、日本王者・榎洋之に挑戦するも「石の左ジャブ」一本で打ちのめされ、再起を果たすも、８月４日、昨年度の全日本新人王の「小林生人」にまさかの大差３－０判定負けを喫し（過去記事参照）、試合直後のインタビューであまりの悔しさと自責の念に駆られたのか、思わず「引退」発言まで飛び出し、ファンをやきもきさせた金井晶聡…。しかし、再び帰ってくる。
１０月３０日、高砂市総合体育館での８Ｒ。対戦相手は竹下寛刀（高砂ジム）…と、ある。はて、いったいどんな戦績の選手なのか…？
…写真が長いのか、それとも身長、腕も長いのか…？
８４年生まれ…って、まだ２１歳か？…で、１１戦９勝６KO２敗…って、試合数多くない？…学生時代にデビューしたってことか？…今年７月１７日に帝拳の選手に８回戦で負けてるけど、その後先日の１０月の１日に１０回戦でタイの選手に３RKO勝ちしてるみたい…、で、『サウスポー』!? …金井選手はサウスポーってどれくらい戦ってたんだっけ？
…まぁいい、ここはきっちり勝つことが大事。判定だろうが何だろうが勝つ!! …しかし、敵地か…、高砂市って兵庫県かよ…、残念ながら応援には行けないけど、勝利を祈っているぞ!!
…HIGEGE91がなぜこれほどまでに金井に固執するかといえば、そのファイトスタイルが好きだから。接近してのボディーフックの力強さ、圧倒的なラッシュ、１撃必殺の右クロス、へこたれない根性、その手数とスタミナ…。どれをとっても「大物」の器を持っている…。が、課題はディフェンスなのだ。前回の小林戦、前々回の榎戦、それぞれ「リード」のジャブを必要以上に貰いすぎてしまった。ダメージが蓄積し、ポイントを奪われる結果となってしまったのだ。ここは一つ、「距離」を探りながら、もう少し「ボクサーファイター」よりな新生・金井晶聡を見せて欲しい。ディフェンス面に注意をして、闘って欲しい。この際、攻撃面ではもうすでに申し分ない「型（フォーム）」が完成しつつある…と思う。その攻防の『匙加減』が最も難しい「急所」ではあるとは思うが、開拓して欲しい。小林がなぜあれだけ金井の攻撃を受けたにも拘らず「失速」また「屈しなかった」のかは今なお疑問ではあるが、今回は基本に立ち返り、KOにこだわりすぎず、ガードをきっちりと使って、攻守メリハリの効いた戦いを実行して欲しい。
…先ずは日本１位に返り咲きたい、そして、あのバレロ（１６連続１RKO男）ともやってみたい…（金井談）
…頼もしいじゃないか!! 目指せ、トップコンテンダー、そして、掴め、日本王座!!
金井よ、先ずはもうこの１度ガッツポーズを見せてくれ!!
つづく