福島学、世界再挑戦中止、坂田健史に追い風、王者は絶食、身長も縮んだそうな | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

 …全く、ついてないとしか言いようがない。


 6月に予定していた世界戦が王者・ウラジミール・シドレンコの故障で延期、前哨、調整試合を1試合挟んで、満を持しての再挑戦だったはずの10月の世界戦が、今度は挑戦者・福島学の足のふくらはぎの筋肉断裂により中止と発表された。

 さぞ悔しいだろう。福島は大の親孝行として有名だ。いつも試合会場には「お母さん」がいて、怖そうに息子の試合を観戦している。テレビにそんなお母さんの姿が良く映る。僕はそれを観てがんばって欲しい、といつも思っていた。『親』を喜ばせられない僕としては、実践している福島が素晴らしく見える。…残念でならない。すでにシドレンコが防衛を延期している為、すでに『暫定王者』が立っている。福島はその正規王者と暫定王者の勝者、その統一王者に挑戦する…というが、世界戦の交渉はきっと難しく、実現の可能性はどれほどあるのだろうか?腐らずに復帰を目指して欲しい。そして、大切なお母さんの為に、ファンのために、日本のためにさらに奮い立って欲しい。もう31歳。しかし、世界戦のリングには忘れ物があるはずだ。オスカー・ラリオスに敗れたのは8RKOだったような…。この壁を乗り越えてこそ、見えてくる世界があるはずだ。がんばれ!!

 坂田とパーラ 計量後に握手

 …いよいよ明後日に迫った坂田健史の世界再挑戦はニュースを読んでいる限り、追い風が吹いている気配。王者・ロレンツォ・パーラは減量苦と戦っている。一方の坂田は3色食べて、さらに練習で落とす理想的な調整が出来ているとの事。しめしめ、である。パーラは前回の坂田戦においても調整失敗を告白しているが、今回も…?ならば最高なのだが…。しかし、そんな王者ではあるが、不調にも拘らず、坂田の闘志溢れるファイトを辛くも退けたこともまた事実である。パーラはあと900グラム、坂田は200グラムだそうだが、絶食状態のパーラとストレスの少ない順調な体重コントロールの出来ている坂田との『差』は大きく、当日のリングで是非反映されて欲しい。さらに王者の身長が1年弱前の前回の世界戦時よりも2.4㎝身長が縮んだそうだ。これは医学的にみても『摩訶不思議』、原因がわからないそうだ。坂田自身、「王者は前回よりも小さく見えた」とコメントしているところを見ると、さらに、しめしめである。

 あのウィラポンが長谷川穂積からタイトルを奪われた時、完璧な王者らしからぬ失態を演じていた。計量会場でのウェイトオーバーであった。ウィラポンはその場で縄跳びを飛んで計量をパスしたそうだが、結果的に肝心のリングでは精彩を欠いた立ち上がりを見せたのは記憶に新しい。もちろん、長谷川のスピードについていけなかったし、技術的にも長谷川が上回った結果ではあるが、『調整』こそが勝負の『核』といっても過言ではないだけに、事前のニュースを見ている限り、坂田の落ち着き振りといい、なんかいけそうな予感…。いける、獲れるぞ、坂田よ!!…HIGEGE91の『勝利の念波』を、今、西新宿の小滝橋通りの車内から送る…。

 

…むぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、あちょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

 

勝利確定、王座奪取間違いないだ。

 

 うぼ!!


つづく


…と、仕事を終わらせ、家に帰ってまたびっくり。9・25のダブル世界戦、WBCバンタム級王者・長谷川穂積の対戦相手が変更!?挑戦者、同級1位・ディエゴ・モラレスが右瞼をカットしたとかで、対戦相手が同級8位・ヘラルド・マルチネス(メキシコ)に変わったそうだ(…一部では雑誌に掲載されていたモラレスのぷよぷよした下腹部の写真を見て減量失敗と調整失敗を指摘する声もある…)。本来苦手と公言してはばからないサウスポー対策をみっちりと練習してきたはずの長谷川にとって、これは吉と出るのか凶とでるのか…?もっとも、本来得意とするオーソドックスが相手になっただけ…、と、モチベーションも含め、そう簡単にはいかないか?しかし、試合1週間前になって急遽の抜擢を受けた挑戦者の仕上がりは並以下に違いない。スタミナ、スピード、そして、速い回転力で撃破は間違いなし…であろう。長谷川とは『強運』の持ち主である。それは間違いない。

 長谷川にとって、この変更は『追い風』となるか、あるいは…、なんてことはない。絶対に大丈夫。

…因みに、マルチネスは以前、西岡利晃とランカー対決をしていて、そのときは西岡がダウンを奪っての判定勝を収めたそうである。…が、油断はならない。かなりのハードパンチャーで、西岡もグラツイタ場面も多く、その強打は危険との声も聞こえる…。しかし、勝つ。


さらに、つづく