回復期リハビリテーション病棟 アウトカム実績指数 | 東大阪病院 リハビリテーション部のブログ

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こんにちは、作業療法士Yですニコニコ


今回は、回復期リハビリテーション病棟で使用しています、

「アウトカム実績指数」

についてご紹介したいと思います。


アウトカム実績指数』は、1日当たりの患者さんの改善割合を示す指数で、

施設の成績・効果の指標』のような意味合いがあると考えています。


「在院日数の総和を、状態ごとの回リハ病棟入院料の算定上限日数の総和で割ったもの」で「入院患者の入院時から退院時までの期間で、どのくらいFIM(日常生活自立度が増えたか(FIM利得)の総和」を割った数値が算定値となります。

回復期リハビリテーション病棟では、たくさんのリハビリ訓練を行い、リハビリ以外の時間も自立に向けた関わりを多職種が支援する中で過ごします。その結果、生活動作の改善を行える事は、皆さんも何処かで見たり、聞いたりされてご存じではないでしょうか?
今年度に入り、アウトカム実績指数が導入され、注目されているのはいかに短期間で改善するか?であると思います。アウトカム実績指数によって、時間をかけて良くなるだけではなく、効果的に改善できる施設であるかが評価されます。


当院では、最新のアウトカム実績指数について回復期リハビリテーション病棟の掲示版で掲示しております。アウトカム実績指数は6か月ごとの報告で基準となる指数27を上回る事を求められており、当院はクリアできています。

【当院におけるアウトカム実績指数】


春には、リハビリ職員の増員も予定しており、更に充実した訓練量の提供ができる環境が整います。量も質も満足いただけるよう、これからも取り組んでまいります!

 

  

 



最後まで、お読みいただきありがとうございました。

文責:作業療法士Y
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