こんにちは、作業療法士Yです
今回は、作業療法室に展示している 「鬼の貼り絵」 を
ご紹介したいと思います。
なんとも味のある、ユーモラスな2匹の鬼だと思いませんか?
こちらの鬼は、定期的に作業療法部門で行っている
集団個別療法で患者さんが合同で作ってくださった作品です。
添えられている習字も、もちろん患者さんが書いてくださいました。
集団個別療法では、季節のテーマに沿ったレクリエーションを中心とした作業活動を作業療法士が考え提供しています。今回のテーマは『節分』でした。
参加した患者さんが力を合わせて、目隠しの状態で、鬼に仕上げてくださいました。豆まきは、この鬼たちに向かって思いっきりボールを投げ退治してくださいました。
入院のリハビリでは、個別療法が中心で、他の患者さんとの交流の場を訓練中に持つ事は難しい面もあります。一方、退院した後に利用するデイサービスやデイケアは集団を中心とした活動が多いという一面があります。入院中に、集団の活動を体験する場が作れないかと考え、作業療法部門で企画し行っています。まだまだ回数が少ないですが、楽しんでいただける場、成果を発揮する場、新しい経験をする場として継続していきたいと思っています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
文責:作業療法士Y
*無断転載禁止