2021年JPGA最終プロテスト | 電車で酔いどれゴルフのブログ

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JPGA最終プロテスト。

トップ合格者は日本プロゴルフ選手権とJGTOサードQTから受験可能。

 

女子は合格者20名ですが男子は50名。

 

女子は制度が変わり、プロテスト合格(正会員になること)がQT(予選会)出場の最低条件になりました。暫定処置として合格ライン2打差までの選手もQT受験可能です。

 

男子はレギュラーツアー、二部ツアーの出場権を決めるQTを管轄するのはJGTO、プロテストを管轄するのはJPGAなので基本的にQTへの出場権にプロテスト合格は必須ではありません。なので男子はトーナメントプロテストに挑戦しないでQTのみに挑戦する選手もわりと多いです。

 

ただし、シニアツアーはJPGA主幹なのでシニアツアーに参戦するのにはJPGA会員になってる必要があり、プロテスト合格が基本的に必須となります。

 

中井学ゴルフチャンネルで中井学コーチに弟子入りしていた伊藤奨悟選手は最終プロテストに出場して3日目もカットされず最終日まで進みましたが残念ながら合格できませんでした。

 

伊藤奨悟選手は1997年03月31日生れの24歳。 

 

114位 78-77-74-82 で通算27オーバー

 

292ストローク(+8)47位タイまでの51名がプロテスト合格

 

19打足りず合格できませんでした。

 

結果はチャージ失敗で82。 

仕方ないですね。

最終プロテストまでいけたのはさすがでした。

 

伊藤奨悟選手は1997年03月31日生れの24歳。 JPGAプロテストには合格していませんがJGTOファーストQTを突破しているのでJGTOツアープレイヤー資格は持っています。

 

伊藤奨悟選手のJGTOのプロフィールでは師弟関係、師匠は尾崎健夫、中井学となっています。

 

JGTOツアープレイヤー資格はプロテスト合格のように永久資格ではなく、QTを受験続ける限り保持できます。

 

ファイナルQT上位者はレギュラーツアー出場権、ファイナルQT出場者は二部ツアー(アベマTVツアー)出場権、サードQT以下の選手はQTでの成績順でツアーへの推薦出場、マンデーなどの出場優先順位がつきます。

 

JPGAプロテストはレギュラーツアー、二部ツアーの出場資格とは基本的に関係ありません。プロテスト1位合格者はサードQTから出場できる、JPGA主宰の日本プロゴルフ選手権出場権があるなど特典はありますがそれ以外の合格者は特にないです・・・ 

 

なお、JPGAプロテス合格者は基本的に日本中のゴルフ場でプロ料金あるいはメンバー料金でプレー可能、海外のゴルフ場でもPGA会員料金でプレー可能なケースが多いです。

 

 

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51歳の日本レギュラーツアーで5勝したデビットスメイルはぎりぎりJPGAプロテスト合格。これでJPGA会員となり日本のシニアツアー出場の最低限の資格を得ました。

 

76-74-71-71、通算8オーバー、47位タイのぎりぎり合格でした。

 

でも、51歳で若手にまじって合格見事でした。

 

 

 

 

デビットスメイル選手は

1970年5月20日生れの51歳。

 

豪州ツアー2勝、

日本ツアー(JGTOレギュラーツアー)5勝

 

2013年までシード選手、2014/2015/2016までは準シードでした。

 

レギュラーツアー、2部ツアーはJGTOが主幹

シニアツアーはJPGAが主幹

シニアツアーに出場するのにはプロテストに合格してJPGA会員になるか、レギュラーツアーシード選手でJPGA入会を希望するしかありません。

 

シード選手時代に希望しなかったのかな??

 

と思ったら

デビットスメイル選手は1996年にJPGAプロテストに合格していました。

 

JPGAからJGTOがツアー主宰するようになってJPGAの資格を返上したようです。

 

2度も合格って貴重、希少かもしれませんね。

 

GDOより

 

『豪州ツアーを舞台に戦う中、試合数と賞金額の多さから日本ツアー参戦を決意し、1996年に2度目の挑戦でプロテストに合格。1998年には「日本プロゴルフ選手権」で3位に入るなどしてシード権を手にした。初優勝は2002年の「日本オープン」でいきなり日本タイトルを獲得。同年は「カシオワールドオープン」でも優勝し、賞金ランキング5位と躍進。以後トッププレーヤーとしての地位を不動のものとした。同じニュージーランド出身のジョン・ベネット氏をキャディに据えていたが、2009年からベネット氏は横峯さくらと専属契約。だが15年シーズンの途中、突然コンビを解消して再びスメイルの元へと舞い戻り、話題となった。』

 

 

 

 

 

『レギュラーツアー通算5勝のデービッド・スメイル(ニュージーランド)は合格ライン上のトータル8オーバー・47位タイに滑り込んだ。』

 

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伊藤奨悟選手の予選の成績

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★プレ予選 42位タイ 72-76 +4 でプレ予選通過

(111人中+8の74位タイまでが1次予選出場権獲得)

 

★1次予選  10位タイ 71-70 -3 で1次予選通過

(124人中+7の72位タイまでが2次予選出場権獲得)

 

★2次予選  19位タイ 75-69-72 イーブンで2次予選通過

(131人中+1の29位タイまでが最終プロテスト出場権獲得)

 

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特別制度による過去のPGA入会者 

(プロテスト合格者ではなくても、シード選手で希望者は入会可能ですが必ずしも過去のシード選手全員が入会しているわけではありません。むしろ入会者の方が少ないです。近年は比較的多いですが。シニアの年齢が近づくとPGA入会者でないとシニアツアーに出場できないのであわてる???)

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2020年金谷拓実

2019年佐藤大平、ガン・チャルングン

2018年浅地洋佑、大槻智春、木下稜介、竹安俊也、比嘉一貴

2017年星野陸也、堀川未来夢

2016年大堀裕次郎、S・K・ホ

2015年今平周吾、プラヤド・マークセン 

2014年市原弘大、重永亜斗夢

2013年小平智、松山英樹 

2012年藤本佳則、川村昌弘、永野竜太郎

2011年宮里優作、諸藤将次

2010年薗田峻輔

2008年池田勇太、石川遼、松村道央、甲斐慎太郎、今井 克宗

2006年近藤共弘、ドンファン

2003年矢野東

 

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男子のJPGAトーナメントプロテストは2022年までで廃止になり、

ティーチングプロテストのみになるという話もあります。

来年の正式発表でどうなるでしょう?

2023年から制度改革?

 

以下の二つの説が

 

1.2022年までに現行の制度は廃止でティーチングプロテストのみになるという話

 

2.2022年までに現行の制度は廃止でまずはティーチングプロテストB級が前提になるという話

(B級合格者が次のステップでティーチングプロA級資格であったりトーナメントプレーヤー資格へ、ステップアップして行く事が出来るように制度変更)

 

2の制度だとティーチングプロテストB級のラウンドテスト合格後に約1年の研修があり、それに合格したらティーチングプロB級になる事ができます。その合格後ではないとトーナメントプロテストを受験できない。今までより時間かかりますね。 費用もかかるのでトーナメントプロテスト合格を目指しているのなら来年までに合格した方がいいかも。

 

トーナメントプロテスト合格者と言ってもレッスン、ティーチングで生計を立てている方がほとんどなのでまずはティーチング資格を前提に制度改革するのでしょうか??