ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ -32ページ目

ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

「部下に何か注意をしても逆ギレされてしまって、
感情的に押し切られてしまいます。
こういう人にはどんな風に対応すればいいのでしょうか。」

管理者研修の中で頂いた質問です。

聞けばその方は、部下の仕事の段取りについてアドバイスをしただけなのに、
部下としてはそれが一生懸命頑張ってきた10年間を侮辱するような発言に感じられたということで
パワハラだと主張されているということでした。

パワハラと言われると、
「自分はそんなつもりなかったけど
相手がそう感じたならそれはパワハラなのかもしれない…」
と悩んでしまって結局泣き寝入りしてしまったそうなのです。

共感力の高い、優しい管理者の方の中には
こうしたことで悩まれている方も少なくないのではないでしょうか。

こういう方にお勧めしたいのは…

論点の明確化

です。

もちろん上司側の言い方に棘があったり、
伝え方に誤解を生む言動がなかったかは見直す必要はありますが
客観的に見ても全く問題がないようなケースで部下が逆上するとしたら、
基本的には「論点ずらし」が起こっていると考えていいと思います。

いわゆる「トーンポリシング」と呼ばれるものですが、
主張の内容ではなく話し方や態度を批判するもので、
「話し方警察」などとも言われています。
これは度がすぎると、部下側がなんでもありのような状態になってしまい
無法地帯になってしまうので上司側もそうならないように対応する必要があります。

合理的な指摘でも、部下が感情的にパワハラだと言えば
なんでもOKというような組織になってしまったら終わりだからです。
(そういう意味では今一番管理者に求められる能力と言えるかもしれません…!)

この場合であれば

「今、私はこの段取りについて話をしていて、
◎◎さんの今までの頑張りについては話をしていませんよね?」

というように、冷静に「相手の論点には乗りませんよ」
という姿勢を示すことが最も効果的です。
(これが、論点の明確化ということになります)


論点の明確化は、一見難しいと感じる方も多いのですが、
完全に後天的な技術なので、ポイントを抑えて少しだけ練習をすれば、
「誰でも」できるようになります。


管理者研修でも今大変人気のコンテンツなので、
興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください!


人事コンサルタント
金森秀晃

 

「実は仕事があまりにもうまくできなくて、
気をつけても忘れてしまったり、ミスしてしまうので
病院に行ってみたら、ADHDだったんです。
これって職場にも言ったほうがいいですかね?
障害者扱いされてしまいますかね?」

カウンセリングの中でこういったご相談を
いただくことが実はとても多いです。

ADHDだけではなく、アスペルガーや過去の精神科既往歴などについて
それを組織に申告すべきかどうかを悩まれている方は非常に多いのですが
みなさんはどう思われますか?


私の個人的見解としては

「多少なりとも配慮が必要ならば言ったほうがいい」

と思っています。


例えばですが、ご自身の中で自分の傾向と対策をしっかり持っていて、
周りに特別な配慮を求める必要がなければ、別に言わなくても良いでしょう。
ただもし、自分でコントロールしきれていない要素があると感じる場合は
周りの力を借りながら自分が出せる付加価値を最大化させる方がお得だと思います。


組織にとって一番困るのはこの2つ。

・組織や周りの人にとってマイナスな言動を取ること
・付加価値を作らないこと

逆に言えば、周りの助けを借りてマイナスになりうる面の対策を取り、
付加価値を作ってくれるのであれば大満足なわけです。

仮にADHDだったとしても自分の傾向を分析して対策を取れる人材は
自信満々で自分の間違いを認めない人よりも信頼度が高いと思いますし、
過去に精神科の既往歴があったとしても
自分はこういう解釈にすることで強くなったなどということを示せれば逆に好印象です。

大事なのは「配慮を求める代わりに、
何らかの付加価値を出せる人材になることを示す」こと。
自分は発達障害なので配慮してほしいし、
付加価値出さなくてもOKにしてほしいという姿勢では
組織側としても雇う意味を見出しづらくなってしまいます。


ちなみに!
入職時にそうしたものを隠して入職するというのは
お互いのためによくないので言ったほうがいいと思います。
トラブルのもとですし、傾向と対策を伝えて受け入れてもらえなければ
その職場で安心して幸せに働くのはかなり難しいからです。


発達障害等のカミングアウトについて悩んでいる方の参考になれば幸いです!


人事コンサルタント
金森秀晃

 

「人が人を評価するなんて無理だからいっそのことなくした方がいい」
「誰も納得してない制度ならやらないほうがいい」
「結局形骸化してしまうからやらないほうがいい」

色々な病院、介護施設のご担当者様とお話していると、
こんな意見を伺うことがよくあります。

確かにおっしゃるとおりだと思うこともあるのですが、
やはり私は「絶対に必要である」と言い切りたいと思います。

それはなぜか?

理由は、効率化や自己責任の大波が訪れる中で、
この仕組みが”唯一”
「緊急性のないコミュニケーション」を図れる場だと思うからです。

人事評価制度は本来、評価そのものが目的ではなく
組織から求める行動や姿勢についてのメッセージを発信し、
職員と合意形成を取る仕組みだと考えています。

どう頑張ればどのような報酬がもらえるのか、
何ができるようになると評価されるのか、
という組織からのメッセージを示し、
その上で個人がどのようなキャリアを目指したいのか
どんなふうに働いていきたいのかの意見を聞く、
いわば、「期待交換」の場です。

主観で上司ができるできないや頑張っている頑張っていないを評価し、
誰も納得していないような人事評価であれば
確かにやらないほうがよいでしょう。

ですが、そうした本来の目的を失った評価制度が巷に溢れているからといって
評価制度そのものが不要だというのは少々乱暴だと思います。

目的を見誤らず、
それに則した構造と運用を追求する過程で
経営側と職員側にコミュニケーションが生まれ、
信頼関係が育まれていくもの。

その機会を逸するのはあまりにもったいないかもしれませんよね。

「人事評価制度っていらないんじゃない?」

そんな風に思った方の参考になれば幸いです!


人事コンサルタント
金森秀晃

こんにちは。
管理部の佐々木です。
本日は私がブログをジャックします。

2023年も残すところあと数日・・・
12月は暦が変わるということもあり、今年中にやり遂げたいことの追い込みモードに入りやすかったりと
環境に助けられることが多いような気がします。

私は毎年バタバタしてしまいがちなのですが、そんな状態でも少しは季節感をと思い
今年はアドベントカレンダーを購入してみました。

ご存じの方が多いかもしれませんが、アドベントカレンダーはクリスマスまでの期間をカウントダウンするために用いられるカレンダーの事です。
19世紀初頭のドイツから世界に広がっていったとされているそうです。
あらかじめ12月1日~24日までのカレンダーの窓にお菓子や小物等を入れておき、
該当する日になったらその日の窓を開けるというワクワク感をクリスマスまでの期間に毎日ちょっとずつ味わえるものです。

最初はほんの軽い気持ちで始めたことだったのですが、 カレンダーを使っているうちに気づかされたことがありました。

それは”限りを感じて変化の機会を増やしたもん勝ち”ということです。
代表の金森が折に触れて私達スタッフに伝えてくれることのひとつでもあります。

私は月曜日や月初・月末、年末年始など何らかの明確な区切りや限りがないとなかなかエンジンがかからないタイプなのですが
カレンダーに触れるという行動によって1日ごとの区切りを感じる機会ができ、今日はどういう点をマイナーチェンジしてみようか
と試行する回数が増えたように思います。

代表の金森は私たちが立ち止まりそうになっていると
・いまの体力や自分を取り巻く環境がずっと続くと私たちは勘違いしてしまうけど、昨日の自分と今の自分は全く別の自分。
・私たちの身体も自分で知らないうちに細胞が新しくなっている。それを考えると変化するというのはごく自然なことだといえる。
このことを様々な切り口で伝えてくださいます。

確かに自発的に変化を作ろうとせず機会が与えられた時にだけ変化しようとするのは、長い目で見るとあまりいい事がなさそうですよね(それといざ動こうとしたときの負担も大きい気がします)(-_-;)

もちろんやってみて想定と違ったり、着手すらままならなかったという日もありますが
それでもこまめに機会は自分で作るからこそ結果的に環境からも享受できるのかもしれませんね。

ちょっとオーバーかもしれませんが笑
1分ごとに生まれ変わってるくらいの感覚で取り組み
代り映えのない毎日に見えていたグレー一色の風景から、
鮮やかな色があったことに気づき続けられるように取り組んでいきたいと思います!

管理部
佐々木

 

比較的コアな『大奥』ファンであることは先日のブログでお話させていただきましたが、
現在放映中のNHKの『大奥Season2』の中で、非常にいいところで流れる素敵な主題歌が気になり、
(私の中では『アンナチュラル』における米津玄師さんの「Lemon」を思わせるはまり具合です)
Aimer(エメ)さんという歌手の方が歌っていらっしゃるとのことで、
興味が湧いてAimerさんという方について調べてみてしまいました(笑)

もちろん歌自体もとてもお上手なのだと思うのですが、
歌の表現技法などはよくわからないものの…
Aimerさんの歌声は脳にダイレクトに入ってくるような感覚がありまして、
とても興味がわいたのです。

そこで過去のインタビューなどを拝読していたところ
Aimerさんは15歳の頃に声帯結節で
声が全く出なくなってしまったことがあるのだそうです。
歌うことが大好きな少女がある日突然声が出せなくなるということは
どれほど辛かったことでしょう。

結節を治療すると声質が変わってしまう可能性もあることから
(この結節は爆弾でもあり、魅力でもあったわけですね)
共存しながら音楽活動を続けてきたそうなのですが、
驚くべきはAimerさんがライブという生の音楽を大切にされているということです。

普通、そうしたある意味一番の商売道具の中に「爆弾」を抱えていたら
なるべく温存する…という方向になってもおかしくないと思うのですが、
Aimerさんは生のライブに拘るという時点で
とんでもないファイターだなと感じました。

また、デビュー当時は喉に負担のかからない音楽が多かったでそうですが、
徐々に音楽の幅を広げ、声帯に負荷のかかる音楽にも果敢に挑んでいるとのこと。

なぜそれが可能かといえば、

「喉にかかる負荷は増えるけれど、同時に喉を守る技術を日々磨く」

という対処をされているからなのだそうです。

この話をきいて、脳にダイレクトに響く声の正体はこれなのかもしれないと思いました。

喉を痛めるから歌わないようにしよう
喉を痛めるから生ライブは極力なくそう
喉を痛めるから負荷がかかる曲はやめておこう

こんな風に考えるとスッキリすると思いますし、
事情が事情なので誰も責めないと思うのですが
Aimerさんはそこを二律背反にして諦めない、
簡単に白黒つけてスッキリさせず、グレーの中で戦い続ける人なのだと思いました。

「無茶はしないが無理をする」

制限を理由に何かを諦めることなく
制限の中で毎日1mmずつ自分の理(ことわり)を超え、
サバイバル能力を高めていく。

これはまさに「生命そのもの」であり、本当の意味で「自然体」であると感じました。
感覚的に脳に直接響く感覚というのも
こうした歌い手の背景あってのことなのかもしれません。

このAimerさんの姿勢はあらゆる分野で応用がきくと思います。

制限を理由に簡単に諦めない、制限を魅力に変えて自分の理(ことわり)を超え続ける。

Aimerさんの『白色蜉蝣』を聞く度に、
大奥の感動シーンと、この「姿勢」を思い出して頑張りたいと思います!

人事コンサルタント
金森秀晃

 

一昔前までは
「先生を”評価”するなんて…!そんなこと言い出せない」
「医師の評価制度なんて入れたら、先生が辞めてしまう」
と言われていた時代もありましたが、
最近では医師も評価していくことが一般的になってきましたね。

そんな中、医師の評価制度を構築したり運用したりする過程で
医師の採用力を高めている病院も出てきたので、
事例をご紹介してみたいと思います。

まずその”秘訣”を一言でいうなれば、「情報共有の仕組み」づくり。

期初面談や中間面談の中で
「先生の目標を達成するためにサポートできることはありますか?」
「知り合いの先生を招聘するとしたら、何があると誘いやすいですか?」
とお話を聴いていくと、実に色々な意見が出てきます。

それをヒントに、求人の魅力を作っていくと、
応募が徐々に増えていくようになっていくのだそうです。

・医師事務作業補助者がちょっと足りない気がしています
⇒ 多忙な医師に関しては医師事務作業補助者をマンツーマン配置

・仕方ないのでいいんですけど、もし他の先生を誘うとなったら
住んでいるエリア的に今オンコールできない先生が多すぎて、
オンコール回数が多いのがちょっとなぁ(おすすめできない)とは思いますね…
⇒ 医師向けの借り上げ社宅制度

・訪問診療の時にドライバーがいてくれると助かります
⇒ドライバー設置


その他にも、副次的な効果ではありますが、
「そういえば、僕の負担というわけじゃないんだけど、今薬局人足りないでしょ?
薬のオーダーの時間を守らない医者が多すぎると思うので、守ってもらうだけで負担減ると思うんだよね。」
という声をきっかけに、他の先生方にも時間を守ってもらえるようにお願いしていったところ、
薬剤師の残業時間が激減して、経営陣への求心力も高まったということもありました。


①現場の声を聞く、②トップの意向を伝える、③出てきた意見を解決する

この3つの情報共有の場を設けるだけで、
驚くほど事態が好転することがあります。

非常に単純で基本的なことではあるのですが、
それらを徹底しようと思うと案外難しかったりするもの。

だからこそ、評価制度などの「仕組み」を利用して、
緊急性はなくても「確実にやるもの」として組織にインストールしていくことが重要だと思います。

医師の採用などで悩んでいる方がいらっしゃれば、
ぜひ参考になさってみてくださいね!


人事コンサルタント
金森秀晃

 

こんにちは!コンサルティング事業部の宮尾です。
今回が私にとって今年最後の記事です!ありがたくジャックさせていただきます。
しかし…年末あっという間すぎませんか??\(^o^)/

本日は、先日開催したクリスマス会のレポートを
運営スタッフの一人としてして参りたいと思います。

毎月第3土曜日の午前中に、「もっと成長したい!」「セルフメンタルケアができるようになりたい!」
など、成長意欲の高い方々と集まってオンラインで勉強会をしているコミュニティのCOA。
せっかくの年の瀬ということで、12月16日はリアルで顔を合わせる形式になりました!



当日は、COAに普段から参加している方はもちろん、興味があるな~と最近知っていただいた方も
歓迎して、みんなで美味しい料理を囲みながら交流となりました。



社会人がメインのコミュニティなので、本当に多種多様な業種の方が集まりました…!
終わったあと、「普段では話せない方とお話できてとっても勉強になりました(^^)」という
お声がとっても多かったです!

とくに、自分の人生のエピソードをピックアップし、ひとつだけ混ざっている嘘を見破る
ウソ・ホントゲームは、非常に刺激的なエピソードや意外な一面もみることができ
大変な盛り上がりとなりました\( ̄︶ ̄*\))


(2人1組でチーム対抗でした!)



(エピソードの一部です。笑)


クリスマスということで、金森社長からなんと一人ひとりにメッセージカードとお菓子の
サプライズプレゼント!
(12月は特にスーパー多忙なのですが、さすがです…!)

皆さんに喜んでいただき、また都合が合わず来られなかった方からは
また開催してほしいというお声もたくさんいただき、運営側としても
非常にありがたくうれしかったです!

いつもはオンラインだからこそ、直接対面するだけでも
かなり刺激になりましたが…
「自分のスキルを高めてもっと成長したい」という共通点を持つ人同士だからこそ
❝楽しい❞の中にも❝学び❞があるのだなあと感じた貴重な時間でした( •̀ ω •́ )✧

金森社長が常々、「人との出会いが人生を変える。自分が努力し変わり続けていれば
いまはそうでなくてもいつかそういう人たちを引き寄せ出会っていく」と
仰ってくれるのですが、その瞬間を垣間見れたような気がします。

年末で今年を振り返る機会も増えていると思います。
一人で思い込みや考え方の癖を変えるのは難しいですが
COAでは色々な方の意見や経験を聞くことができる&成長意欲が高くいるだけで前向きに
なれるエネルギッシュなコミュニティです!
新しい自分に出会ってみませんか?
ご興味のある方はぜひ、来年からでもご参加ください\(^o^)/

 

 

コンサルティング事業部
コンサルタント
宮尾 知花

 

最近私がドはまりしている『葬送のフリーレン』。
話し始めたら5時間くらいずっと話せそうな勢いでハマっています(笑)


知らない方のために、ざっくりどんな物語かというと…
1,000年以上生きるエルフのフリーレンが、
10年間一緒に旅して魔族を討伐した勇者ヒンメルの死に際し、
何故自分が悲しんだのかわからず、
人を “知る” 旅に出るという斬新な時系列の冒険もの。

これは人を“知る” 旅でもありますが、
私は美しい「気づき」の物語だと思っています。

人は永遠に生きるかのように生きてしまうと「気づく」力が弱まりますが、
限りある生命だと思うと、見えるものすべてが美しいと「気づい」たり、
なんでもない当たり前に感謝できるようになります。
つまり、限りを意識した瞬間に「気づく」力が高まるのです。

フリーレンはとてつもなく長く生きる種族で、孤独。
それゆえ、心を動かすことや気づく力がとても弱っていたのだと思います。
勇者ヒンメルに出会い、彼の情熱的で限りある短い命が
彼女の「気づきの力」を呼び覚ましたことで、この物語が始まったのではないでしょうか。

この漫画の中には、ほんわかした旅路の中に、
美しい「気づき」が散りばめられているのですが、
私が世界一美しいと思える「気づき」のシーンが
フェルン(弟子)と一緒に新年祭の「日の出」を見るシーン。

昔、同じ場所にヒンメルたちと来たときは
フリーレンが寝坊したのでヒンメルと日の出を一緒に見ることはできませんでした。
ヒンメルはフリーレンに日の出を楽しんでほしかったのです。

ただの日の出だし、楽しめると思えないというフリーレンにヒンメルは言います。

「いいや、楽しめるね。
君はそういう奴だからだ。」

その時のフリーレンにはそれが何を意味するかわからなかったわけですが、
フェルンと日の出を見てもやはりよくわかりませんでした。
「ただの日の出」としか思えなかったのでしょう。

ですが、フェルンには
「でもフリーレン様、少し楽しそうです」
と言われます。

フリーレンは答えます。
「それはフェルンが笑っていたから」

その時、フリーレンは気づくのです。

つまりヒンメルが言った「そういう奴」というのは、
仲間が楽しい時や感動した時は
それを「楽しい」と感じられる心があるということ。
ヒンメルはそれを見抜いていたんですね。

その後に続く、フェルンとフリーレンのいい感じで噛み合ってない会話も
とても愛らしくていいので(笑)、気になる方はぜひ漫画を見てみてください!


気づく力は「限り」を知ることによって高まるわけですが、
フリーレンのように一度来た道をトレースすること(客観視すること)で気づくチャンスを増やすことができます。

私たちは1000年は生きられないので、
同じ旅路をもう一度歩むことはなかなかできないかもしれませんが
「限り」を意識して、出来事を丁寧にフィードバックをすることで
彼女と同じように、気づくことができると思います。

以前聞いた時はなんとなくスルーしてしまった言葉も
もしくは、前向きに捉えられなかった言葉も
もしかしたら今トレースしたら違ったものが見えてくるかもしれませんし
そして、それが今の自分にとってとんでもない価値ある言葉かもしれません。

それさえ知っていれば、私たちもフリーレンと同じように
限りを知り、人を知る旅、気づきの旅に出かけて
美しい気づきをたくさん獲得することができるのでしょう。

『葬送のフリーレン』、本当におもしろくて
何度も読んでしまうのですが、その度に別の角度からの気づきがあり
とてもおもしろい漫画なので、皆さんもぜひご覧になってみてください!
一緒にフリーレンを語りましょう(笑)


人事コンサルタント
金森秀晃


「子どものことで休むことに罪悪感を感じる必要はない。
休んでいる人の分を補充しない管理者の無能のせいなんだから。」

SNSにてこういった主旨の投稿がかなりの高評価を集めていました。

読者の皆さんはどう思われますか?

私としては、罪悪感を感じる必要はないというのは完全に同意ですし、
そういう環境を作れないのは管理者や経営者の責任だと考えているのですが、
とはいえ管理者や経営者も万能ではありませんので、
すべて「管理者の無能のせいだ」と断罪するだけは
何も解決しないところが多いのではないかと思っています。

経営者のせい、管理者のせい、休むことに不満を言う仲間が悪いなど、
誰かを断罪すると一時的にスッキリする気もするのですが、
一時的なスッキリよりも長期的なスッキリを全員で目指せるといいですよね。

そこで!
今日は実際にこうした問題に向き合っている組織の事例を少しご紹介したいと思います。
(マネジメント研修で関わらせていただいている病院ですが、
受講者のケーススタディの中で出てきたお話です)

200床クラスの病院の看護部の事例なのですが
そこでは「子育て世代でも働きやすい環境」を売りにして採用活動を続けた結果、
産休・育休・時短勤務者にとっては休みやすいし働きやすい環境ではあるものの、
一方で独身の方や子育てが一段落した方にしわ寄せがいく環境になってしまっていました。

そうした状況が続くと、なんとなく子育て世代も肩身の狭い想いをする人も出てきて、
罪悪感を覚えつつ熱が出た子どもの迎えに走るというような雰囲気になっていったそうです。

ただ、病院としてもこれ以上余剰人員を抱えるわけにもいかず
部署内で助け合ってなんとかして、ということになり、
そのの病棟の師長は大変困っていました。

お子さんがいる方々を責めるわけにもいかず
かといって、しわ寄せが行っている方に報いる術もなく
八方塞がり状態というわけですね。

ある時、子育てしやすい環境が気に入っていた職員の方が、
最近の「なんとなく休むのが気まずい雰囲気」に不満を感じたのか
「私たちが休むのは当然の権利だし、仕方ない。
環境を整えられない管理者と経営者が無能なのだ。」
ということを主張し始めました。

そこで爆発したのが独身世代と子育てが一段落した世代。
「申し訳ない」という気持ちを抱えつつ帰っていく方をみて
「まぁ仕方ないよね」という気持ちの処理をしてきた方々が
「当然の権利みたいな顔して私たちに仕事押し付けてくるのは許せない。
もうやってられない。」
となってしまい、シフトに協力してくれない事態になりました。

元はと言えば採用のバランスの悪さ、
病棟ごとにルールが違いすぎて簡単に人事異動ができない環境、
色々なところに問題はあったのですが、
積もり積もって、ここで問題が爆発したということだと思います。

このあたりで、ちょうど師長が
マネジメント研修の中でチームビルディングやファシリテーションを習ったこともあり
ちょうどいい機会ということで、
「誰かが悪いということはもうこの際一切抜きにして、どうしていくべきか」
ということについて、病棟で話し合いをすることにしたそうです。

メンバーにヒアリングをしたり、小規模なミーティングを重ねたりして
少しずつ以下の2点を叶える方向性を探していきました。

・過剰な余剰人員を抱えずに、急なお休みにも対応できる体制づくり
・他の職員に負荷がかかりすぎず、不公平感を感じにくい仕組みづくり

その結果、
・病棟間の連携強化や子持ちとそうでない方々でバランスを考えて配属を考えて、
期の途中でも人事異動が自由にできる体制づくり
・シフトに協力する独身世代、子育て一段落世代にインセンティブを支給する
などの構造面の見直し案が現場からあがってきました。

また、「休む自分が悪い」も「気軽に休ませてくれない誰かが悪い」もどちらもなしにして、
マイナスな感情が出てきた時には我慢せず吐き出すこと。
でもそれを感情のままにはぶつけないことなど、非常に生産的なプロセスの話が出てきました。

師長がおっしゃっていたのは、
「正直、誰かのせい、何かのせいにしてスッキリして終わっていたら、
こういう効果的な解決策は出てこなかったと思う。」
ということです。

これは真理だと思います。
一時的なスッキリで長期的なスッキリを手に入れられないのは、
とてももったいないことだと思いますので、
スッキリしたくなったときはぜひこの師長の言葉を思い出し、
仲間とともに課題について話し合う場を設けてみてください。

ちなみに!
喧嘩にならずに話し合いをまとめるファシリテーションも技術なので
練習すれば誰でもできるようになりますよ。

YouTube等でも少しずつ公開していこうと思っていますので、
ぜひチェックしてみてくださいね。
 

 

人事コンサルタント
金森秀晃

 

こんにちは。
コンサルティング事業部 講師の三上絢愛です。
今日は金森 社長のブログをジャックいたします。

今年もあと数週間。
師走に向けてお忙しくしている方も多いかと思います。
私は早めの大掃除を始めました(^O^)/

経営者の方、人事のご担当者様からは
来年の事業計画作成に伴い人材育成・組織改革のご相談が増えてまいりました。

お話を伺うと
「コロナ禍で人材育成面は特に後回しにせざるをえない状況だったけど、
 そろそろ変ていかないとまずいと思ってまして。 
 ただ、とにかく変化を嫌う職員が多くて困ってるんです…」

たしかに変化に抵抗感を感じる方は多いかもしれません。


「変化」=「面倒くさいことが増える」

仕事が進まなくなる

ただでさえ人手不足で
日々の業務でいっぱいいっぱいの状態

「研修」=「めんどくさい(><)」

この負の連鎖反応(゚Д゚)

本来なら簡単になるかもしれないことが
勝手に頭の中で独り歩きして
悪いことになってしまう。

それは組織にとっても、個人にとっても
チャンスを逃している可能性があるのでもったいないですよね。

この状況を回避するための解決策があります

【ポイントは1つ】
自身の思考特性を知り、対策を立て続ける思考を身に付ける事です

マイナスにばかり変換してしまう癖があるのであれば
どのようにしたらできそうか
考え方をプラスに変換するトレーニングをする

例えば
忙しくてできない・・・

(解釈をプラスに変換)

「できる」ためにはどうしたらいいだろう?
と考えてみる

同じ状況でも変換の仕方によって気持ちが楽になり
次に行うアクションが変わってきます

研修でもすぐhow-toから入ってしまいがちですが
このマインドセットをつくることで
全てに対して受け止め方が変わるので
仕事もうまく進みやすくなります。

私も転職したばかりの時、
変化に嘆いたり、問題が起きた時に悪い方に考えてしまう癖がありました。

そんな時に代表の金森から
「変化が起きている時はむしろ新しい対策が増えるからチャンスだよ。
 問題もむしろ大好物。遠慮せずにもってくるといい。
 どうしたらうまくできそうか一緒に考えよう!」

この言葉に勇気づけられ、プラス変換の練習をし続けました。
物事の受け止め方を間違えてしまうと機を逃してしまいますし、
逆にプラスに変換できると
全てがチャンスにもっていけるのだと気づかされました。

今では研修の講師を担当させていただいておりますが
先日「マインドセット研修」を開催させていただいている
病院の担当者の方から、2回目の研修後こんな報告がございました。

「最初うちの職員を受けさせて変化があるのだろうかと不安でしたが、
 今回組織で研修を受講し、宿題も取り組んでみて、団結力がかなり高まりました。
 わからない職員に対しても、他のメンバーがフォローするようになり
 職員の意識変容になる大きなきっかけをもらったように思います。
 まさに、うちの病院にとっては文明開化だなと院長とも話してたんです。

 気持が楽になる方法が手にできた、次の研修も楽しみだと
 職員からも前向きな声があがってます!(^O^)」

この嬉しい報告に私自身ももっと多くの方に
変化を味方にする方法を
手にしていただきたいと改めて思わせていただきました。

コロナで色々なことが大きく変わっていき
答えがない未来に対して不安を感じている方は多いかもしれません。
ただ、だからこそ職員の方々の解釈を変えるチャンスでもあります。

慣れている行動習慣を変えたくない、新しいやり方を嫌う人が多い
というお悩みをお持ちの経営者様、人材育成ご担当者様、
変化を味方にし、職員の方々のマインドセットを強化する方法は沢山あります。
人材育成の二極化が始まっている中で、
どのように組織改革をしてよいか迷われる場合はご相談ください。

ひとり一人を活かし組織強化のお役に立てましたら幸いです。

人事コンサルタント・講師
三上絢愛