今回はドライツーリング用ホールド「a-hold D-04」の取付例についてのブログ記事です。
※M10キャップボルト(六角)取付タイプ
ドライツーリング用ホールド「D-04」
メーカー名・・・a-hold https://a-hold.jp/
品番・・・D-04 ※旧ドラツーセット3
価格・・・6個セット¥7,900(税抜)※2024年4月の情報です。
※最大辺13cm程
※M10キャップボルト(六角)取付タイプ(18mm以上の構造用合板にM10キャップボルトと太さ3.5mm以上のコーススレッドでビス留め)
18mmの構造用合板の場合・・・長さ45mm以上のコーススレッド
24mmの構造用合板の場合・・・長さ51mm以上のコーススレッド
※色・仕様については製造時期等によって異なりますので実際に注文する際にはメーカーさんに確認することをおすすめいたします。また、取付方法についてはa-holdさんのHPに記載されていますのでご覧頂くことをおすすめします。
ホールドの取付例
【今回取り付けたウォールの情報】
構造用合板12mm 二重張り 合計板厚・・・24mm
※構造用合板の厚み等によって取付方法は異なりますので参考程度にご覧ください。
【今回使用した工具等】
インパクトドライバー
金づち
8mmT字レンチ(六角キャップボルト用)
M10キャップボルト(六角)60mm
木工用キリ12mm
コーススレッド51mm
木工用キリ12mmで下穴をあけます。
※写真はインパクトドライバー対応の木工用キリです。
TナットM10(爪付き)を金づちで打ち込みます。
M10キャップボルト(六角)60mm
※今回は板厚24mmのウォールにホールドを取り付けるため60mmを使用していますが板厚18mmの場合は50mmでも可だと思います。
【補足】
8mmT字レンチではなく六角レンチカラービット8mmでももちろん可能です。
※本締めはトルク調整・慣れが必要です。締めすぎるとTナットも回ってしまうので要注意です。
コーススレッド
裏側
ボルトが13mmぐらい出てます。
※ホールドの穴の位置によっては8mmぐらいのところもあります。
コーススレッドで留めます。
全ネジ 径3.8mm×長さ51mm
※今回は板厚24mmのルーフに留めます。
※板厚18mmのルーフに留める場合は長さ45mm以上のコーススレッドが必要。
※ホームセンターでの実売価格は1箱あたり¥890〜¥980前後です。(2024年4月)
長さ65mm以上のコーススレッドは半ネジタイプが多いので要注意です。
今回はユニクロメッキ製のコーススレッドを使用していますがステンレス製もあります。
ステンレスはユニクロメッキに比べて素材の特性上、締めすぎると軸が折れたりネジ山がつぶれてしまう(まるくなってしまう)ことがあるので要注意です。
コーススレッド51mmを使用した場合約30mm程度出ます。
※ホールドの穴の箇所によって数ミリ前後の誤差はあります。
インパクトドライバーで留めます。
取付後の写真です。
Tナット(爪付き)の空回り
Tナット(爪付き)は同じ箇所で何回も付け替え出来そうに見えますが・・・
使えるとは限りません。
合板に爪を引っ掛けて固定しているため外す時に強い力や逆向きの力が加わることによって空回りして外れる可能性があります。
1回空回りしてしまうと同じ箇所に取り付けるのも困難です。安全のためにも別の箇所に取り付けるか他の方法で取り付ける必要があります。
外れて浮いてしまった状態
写真は浮いてますが脱落する場合がほとんどです。
合板自体が爪で傷んでしまっているので同じ箇所に取り付けするのは困難
そのまま打ち付けると爪自体も曲がってしまいますので新しいものを別の箇所に取り付ける必要があります。