山行記録一覧 山行記録(沢登り) 

 

 

 

今回の山行記録(遡行記録)は岐阜県関市「奥美濃 川浦谷本流・海ノ溝谷(海ノ溝洞」での沢登りです。

※長良川水系板取川(川浦谷川)

※川浦の読み方は「かおれ」

※川浦谷川の読み方は「かおれだにがわ」

海ノ溝谷の読み方は「うのみぞだに」

 

 

 

【アクセス】

ぎふ大和ICから川浦渓谷第1駐車場(無料)まで約33km(約49分)

関広美ICから川浦渓谷第1駐車場(無料)まで約43km(約57分)

美濃ICから川浦渓谷第1駐車場(無料)まで約48km(約1時間)

※川浦渓谷第1駐車場は無料 駐車場の少し上に公衆トイレあり。

 

 

 

 

【計画したコース】

川浦渓谷第1駐車場→板取キャンプ場対岸から入渓→川浦谷本流→ 海ノ溝谷(海ノ溝洞)偵察ピストン→川浦谷本流→脱渓→川浦渓谷第1駐車場

 

 

 

【参考書籍】

今回の「川浦谷川 海ノ溝谷」の遡行情報は「渓谷登攀」を参考にさせて頂きました。※大西良浩著/山と渓谷社

「川浦谷川 海ノ溝谷」の遡行図も分かりやすく記載されているので遡行前にご覧になることをおすすめいたします。

 

 

 

 

【ウエットスーツ・ライフジャケット・フィン・水かきグローブ】

今回は泳ぎ沢なのでウエットスーツとライフジャケット・フィン・水かきグローブを着用しました。

 

 

 

 

【モネの池(名もなき池)

山行前(遡行前)に岐阜県関市の美しすぎる池「モネの池(名もなき池)に寄り道しました〜!

池の中を優雅に錦鯉が泳いでる姿はまさにモネの「睡蓮」のようでした。

※入場料・・・無料

 

 

 

 

 

 

川浦渓谷第1駐車場からのスタートです。

 

 

 

板取キャンプ場方面に向かいます。

 

 

今回のリュック総重量は約16kgです。※75Lリュック

※泳ぎ沢の遠征が控えているので練習としてテントやシュラフなども入ってます。

 

 

ここを下ったところが入渓点です。

 

 

下ります。

 

 

山ビルが・・・

 

 

対岸に見えるのが板取キャンプ場

 

 

 

入渓

 

 

 

 

カオレブルー(川浦ブルー)

 

 

 

じ〜っとしてるけど何を考えてるのかな・・・?

カオレブルーに見惚れちゃってるのかな・・・?って思ってたら・・・

 

 

やっぱり・・・

 

ジャーンプ!

 

 

 

泳いで対岸に渡ります。

 

 

岩壁をへつろうと思っても超ぬるぬるなので泳いで移動

フェルトでもラバーでも関係なくかなり滑ります・・・

 

 

 

 

激流もあり

 

 

 

浅いところにくるとホッとするね〜!

 

 

水の透明度がすごいっ・・・

 

 

 

 

 

 

 

快適〜!

 

 

 

 

ジャーンプ!

 

 

 

 

川浦谷本流と海ノ溝谷(海ノ溝洞)の二俣

左・・・川浦谷本流

右・・・海ノ溝谷(海ノ溝洞

 

 

 

海ノ溝谷(海ノ溝洞)を偵察がてら遡行するので左岸に向かって泳いで取り付きます。

 

 

へつり

 

 

 

海ノ溝谷(海ノ溝洞)出合

 

 

左岸

海ノ溝谷は川浦谷本流と違ってぬるぬるじゃないので岩壁も高巻きも安心して歩けます。

※ラバーでも快適に歩けました。

 

 

水も沢床も綺麗〜!

 

 

 

 

 

ジャーンプ!

 

 

 

ゴルジュ

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は偵察なのでここで引き返しました。

 

 

下降は泳ぎながらだったので二俣のところまで早く到着しました〜!

 

 

 

 

川浦谷本流との二俣に戻って来ました。

右岸に向かって泳いで渡ります。

 

 

 

幅広3m滝は右岸を高巻きします。

 

 

 

 

 

懸垂下降用の残置支点あり

 

 

 

斜め懸垂下降

※8.1mm 30mロープ1本を使用

※懸垂下降支点から着地点までは約12mぐらいです。

 

 

 

 

穴に向かってフリーで登攀

 

 

 

ジャーンプ!

 

 

 

穴のところが50mゴルジュ(50m廊下)の入口です。

ここでフィンと水かきグローブを装着

 

 

一気に50mを泳ぐのはしんどいので3回ぐらいに分けて泳ぎました・・・。

※真ん中あたりまで行ったところで下流方面を撮影

 

 

 

 

70mゴルジュ(70m廊下)の入口

 

 

こちらは上の方から見た70mゴルジュ(70m廊下)です。

 

 

流れは緩くてもキツいので15mぐらいに分けて泳ぎました・・・

しかも途中で休むところも超ぬるぬるで水の中から上がることも困難・・・

フィンがあるとさらに上がりづらい・・・

 

 

 

 

フローティングロープでパートナーとリュックを引っ張ります。

 

 

ここからが超難所・・・

 

 

 

疲れたー

こうなるよね・・・

 

 

 

川浦二号橋の上から見た70mゴルジュ(70m廊下)

突破方法はこれが一般的なのかな〜?

右岸の流れが緩いところを泳いで最後は左岸から脱渓

合ってるのかな・・・?

 

 

 

 

今回のコースです。

軌跡が飛びまくってる・・・

 

 

山行記録No.552

川浦谷本流・海ノ溝谷

2023年9月24日(日)

 

8:11 駐車場

 ↓

8:49 準備・入渓 ※板取キャンプ場対岸付近

 ↓

10:15 二俣 ※海ノ溝谷

 ↓

11:32 引き返し

 ↓

12:12  二俣 ※海ノ溝谷

 ↓

14:52 脱渓 ※一般道

 ↓

14:59 駐車場

 

 

【基本装備】

ヘルメット・ハーネス・セルフビレイコード(ペツル コネクトアジャスト)・ビレイデバイス(ペツル ルベルソ)・スリング(60cm・120cm・240cm)・カラビナ各種・アルパインヌンチャク・カム・ハーケン・アルパインピトン(イボイノシシ)・ハンマー・ホーリングシステム装備

 

【ウエットスーツ】

①登山用アンダーウェア(ファイントラック ドライレイヤーベーシック)

②モンベル「クリマプレン パドリングジョン」

③モンベル「クリマプレン パドリングフルジップロングスリーブ」

 

【ライフジャケット】

ライフジャケット・・・手動膨張式(空気) ※SUMUN製

 

【ロープ】

6.5mm 25m 1本 ※ファイントラック「フローティングロープ」

8.1mm 30m 1本 ※べアール「アイスライン」30mにカット

 

【アルパインヌンチャク】

実際に使用したアルパインヌンチャク・・・なし

 

【カム】

実際に使用したカム・・・なし

 

【ハーケン】

実際に使用したハーケン・・・なし

 

【アルパインピトン(通称イボイノシシ)

実際に使用したアルパインピトン・・・なし

 

【シューズ】

ラバー

※ほとんどが泳ぎなのでラバーでもフェルトでもあまり関係ないです。

※川浦谷本流の水の中は超ぬるぬるです。フェルトでもかなり滑るそうです。

 

【無線機】

デジタル簡易無線機「アイコムIC-DPR7S」

 

【その他】

山岳保険

ココヘリ

オンライン登山届Compass

 

【グレードの目安】

トップ・・・室内ジムのリードで5.11bか5.11c以上

セカンド・・・室内ジムのリードで5.10cか5.10d以上

※川浦谷本流の岩壁は超ぬるぬるです。特に50mゴルジュと70mゴルジュ内は数少ない小さいカチと濡れた岩のスローパーを保持出来る登攀力が必要。

※グレードの目安はフリークライミングの登攀力がある方でも沢登りの経験・遡行時の沢の状況・登攀するライン等によりかなり異なりますのであくまでも参考にご覧ください。

※A0する場合は上記よりも下のグレードでも登攀可能です。

※あくまでも私個人の体感グレードですので参考程度にご覧頂ければと思います。体感なのでその時によって変わる可能性大です。

 

 

 

板取温泉バーデェハウスで日帰り温泉入浴

※入浴料・・・¥700

 

 

 

下山後も「モネの池(名もなき池)に寄り道しました〜!

※根道神社と案内所にも寄りました。

 

 

 

 

 

小倉山ナイトハイク

帰り道だったので行ってみました〜!

 

 

 

夕食はとんかつ美濃屋さんでみそかつ定食を頂きました〜!※岐阜県美濃市 美濃IC近く

美味しかった〜!家の近くだったらリピした〜い!