今回の山行記録は阿武隈川水系「白水沢 左俣左沢」での沢登りです。※ソロ
白水沢(しらみずさわ)は阿武隈川の源流。甲子温泉(かしおんせん・かっしおんせん)大黒屋さんの建物の少し上流のところで阿武隈川(本沢)と白水沢に分かれています。
今回は甲子温泉大黒屋さんの手前100mぐらいのところにある駐車スペースからのスタートで計画しました。
※駐車場ではありませんが車が10台以上駐車可能なスペースです。この他にも数台駐車可能なスペースが3箇所ぐらいあります。
甲子温泉大黒屋さんの敷地を通過させて頂きます。
失礼します〜。
阿武隈川(本沢)と白水沢の二俣のところの橋を渡ります。
※橋の左側が阿武隈川(本沢)
橋を渡ってそのまま直進し堰堤のところから入渓すると「白水滝」とその先の堰堤が見えます。
「白水滝」の滝に向かって左側から登攀可能ですが・・・
今回はソロなので「白水滝」とその先の堰堤は高巻きします。
堰堤を越えて最初の滝です。
左側のリッジ状の部分を登って通過しました。
2つ目の滝は釜が綺麗でした〜!
いい色〜!
白水沢は沢床が真っ白で綺麗ですね〜。
※花崗岩の沢床です。
「衣紋滝」に到着して記念撮影
※滝の左側をフリーで巻くような感じで登攀。
滝を登ると綺麗なナメが続きます。
このあたりは雰囲気が良かったです。
閉塞感もなかなかいいんですよね〜。
この滝は左側から登攀
いい感じの美渓ですね〜!
フリーで楽しみながら登れる感じの滝が続きます。
ちなみに今回はフェルト靴です。
沢との相性もよくほとんど滑る感じは無かったです。
「二俣」のところに到着。
今回は左俣の方に進みます。
「奥の二俣」に到着。
※「左沢」と「右沢」の二俣です。
ここは「左沢」に進みます。
ここまではいい感じに進んで来ましたが核心は「左沢」に入ってからです。
沢に復帰
あとは楽になるかな〜?って思ったのですが・・・
「奥の奥の二俣」に到着。
※私が山行した日は左沢しか水が流れていませんが平水時には右沢からも流れているので二俣になっています。
この滝が今回の核心です。
結果論ですが水が少なかったのでフリーで登攀した方が楽だったかも?しれないです・・・。
※ソロでなければ登攀対象の滝です。
ゴルジュハンマーを使いましたが、ダブルアックスで登攀したいぐらいの急登。
落ち葉と泥でとにかく激ヤバです。・・・。
木も少なめなので枝も掴めない・・・。
踏み跡はありますが、ここに来た方はきっと苦労したと思います・・・。
高巻きから復帰しても意外と登りづらいところが要所要所にありました・・・。
そしてツメ。
沢もかなり細くなって登りづらくなったので最後までツメずに「甲子峠」を目指してショートカットします。
最後のツメが息苦しくて大変だったので抜け出した時は1人で雄叫び上げてしまいました〜!(笑)
そして、今回はもうひとつのメインがあります。
森の妖精「レンゲショウマ」です!
今年も観れて良かった〜。
※レンゲショウマは群生はしていませんが自生している個体を少しだけですが観ることが出来ました。
今回のコースです。
山行記録No.304
2020年8月15日
白水沢 沢登り
コースタイム
7:59 駐車スペース
↓
11:02 甲子峠
↓
12:21 駐車スペース
歩行時間・・・4時間22分
歩行距離・・・5.6km
標高差・・・620m
天気・・・晴れ
風・・・ほぼ無風
気温・・・24℃〜28℃
携帯電波・・・甲子温泉大黒屋付近docomoアンテナ4本
水・・・0L ※沢水のみ