冬の陽射しの中の厳かな存在 | 色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

自分自身の中に豊かにある深いものに触れて、元気や安らぎを得るのに「色と遊ぶこと」や「自分で歌う」ことが欠かせないない気がしています。
色・音の作品や「発声法」などについての気づきもシェアしていきます。

1/14 (土) 15時より、「最初の質問」(長田弘/いせひでこ) についてのお話、宇多田ヒカル「Automatic」、「ゲゲゲの鬼太郎」 などを歌います!

https://twitcasting.tv/c:tohman

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偶然絵がいいなと思って手に取った絵本が、いせひでこさんという方の絵であることが重なった。長田弘さんの詩による「最初の質問」には、年の初めの静かに澄んでいく時間に、ちょっと立ち止まってみたい言葉がまたたいている。

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「うつくしい」と、

あなたがためらわずに言えるものは何ですが。

好きな花を七つ、あげられますか。

あなたにとって

「わたしたち」というのは、誰ですか。

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私に浮かんできた答えもご紹介したいと思います!

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夏に高く育ったひまわりは高く空にしみ入るように厳然と枯れ込んでいる

弱い冬の陽射しの中の厳かな存在の数々にドッキとさせられることが多い

 

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宇多田ヒカルの「Automatic」を歌うMVをボストンにいるときに初めてきいて、すごい語感と歌いまわしに驚嘆した。その後のよりスマートにまとまった歌よりもなぜか「Automatic」の言葉ののっけ方は、英語脳が強い日本語使える人の独自に魅力があふれている。

 

 

「くちびるから自然とこぼれ落ちるメロディー 

でもことばを失った瞬間がいちばんしわせ」

 

 

「アクセスしてみるとうつる computer screen のなかチカチカしてる文字手をあててみると I feel so warm, it's automatic」

 

 

でもこの歌、歌うとなるとけっこう難しい?!?!

 

(小田和正さんがクリスマスの約束でカバーしてたときも、この歌は難しいって言わてました(笑))