ボストンのローラーブレードの思い出 | 色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

自分自身の中に豊かにある深いものに触れて、元気や安らぎを得るのに「色と遊ぶこと」や「自分で歌う」ことが欠かせないない気がしています。
色・音の作品や「発声法」などについての気づきもシェアしていきます。

5/21 (土) 15時より、葉祥明 (絵) の「ゴンダールのやさしい光」のご紹介、Misha「Everything」、日曜洋画劇場のエンディング「So in love」、竹内まりや「色・ホワイトブレンド」などを歌います!https://twitcasting.tv/c:tohman

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エチオピアのゴンダールでボランティアをした方の手記に葉祥明さんが絵を描いた「ゴンダールのやさしい光」。

配給の食料をもらいに来た小さい二人の女の子は「食べ物をください。山を三つ超えたウォロという町から三日歩いてきました。ゴンダールで食べ物がもらえると聞きました。お父さんも弟も、食べ物がなくなって死にました。お母さんは、目が見えなくなりました。助けてください。」という。ところが兵隊は「あっちへ行け、これはゴンダールの人の食べ物だ」と銃をかざして彼女たちを追い返してしまう。兵隊がいなくなってから「ぼく」は粉ミルクととうもろこしの袋をもって「ウォロの女の子」を探して追いかけるのだが。。。

 

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葉祥明さんの絵と言葉には中高生の頃出会い、独自の静謐の抽象性に心打たれてきたが、この「ぼく」のテキストに対しても別の次元の高い光の世界を添えている。

昔、葉祥明さんのお店が自由が丘にあったころ、ご本人の朗読会にいき、生まれたばかりの長男アイトも抱っこしていただき、やさしく話かけていただいたときのことも忘れられない。

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ボストンにいた頃、日本から送られてくる貴重な録画テープでみたことから夢中になったドラマの一つが「やまとなでしこ」で、Mishaさんの歌う名曲「Everything」は圧倒的にステキだった。堤真一さんの演ずる魚屋をしている天才数学者、欧介は昔、ボストンで勉強していた、なんて設定にもなっていた。

 

 

子どもの頃聞いた日曜洋画劇場のエンディングに流れる忘れられないオーケストラ曲が、コール・ポーターの So In love という歌だということはボストンに来るまで知らなかった。

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そんなボストンでの学生の頃の写真の一コマ。休日に通行止めで解放されたボストンのストロードライブでローラーブレードしたりもしました。自転車の代わりにローラーブレードで随分遠出もしてました?!